1.出会い | 凶暴彼氏の説明書。

1.出会い

私は、まあごく普通の人間です。

でもって、ごく普通に遊びます。

遊ぶ頻度もごく普通です。ただちょっと無茶をたまにする程度で。

私の両親は厳しい人なので「あなたは遊びすぎです」とよく叱られてました。

私が友達の家に泊まりに行きたくてもなかなか許してくれないんですよね。


そういうのもあったし、まあ他にも色々あったんですけど(あ!別に親に出て行けとか言われてないですよ!!)

家を出ることにしました。


もうそれはそれは唐突に。


多分本気で捜索願出されるだろうなとは思ったんですが、

私今までこれといって反抗期というものもなかったわけだし、

ここら辺でそろそろ反抗してみてもいいじゃないかと思って思い切ったわけです。

(今思うと思い切り過ぎたかなとも思いますが)


私が家を出ることは2番目のお姉ちゃんにしか話さず、本当に突然に私は実家から消えたわけです。



住むとこは?とか普通なりますよね?


まあ、家出?から2週間位前の話。


家を出よう!って唐突に決めたはいいけど住むとこどうしよう?ってなった(まあ当然ですね)


それで私は考えた。


「シェアしてくれる人を見つければいいんだ!」


(すみません。もうお解りかと思いますが筆者は取り返しのつかない馬鹿です。)


実は実家は出たいけど地元は好きだった私。


地元は離れたくない(地元なら地理詳しいし)。


近場でシェア募ってる人いないかなー・・・っと探すこと数分。


(夜中の3時位にベッド入りながら携帯で探してました;)


「あ、いた。」←うれしかったはずなのに何故かリアクション普通だった私


そして早速メール送信。


朝・・・だったか?昼?だったか?返信が来ました。


「いつ部屋見に来ますか?」みたいな返信が来て、その後やり取りして部屋を見に行くことに。


目的地までは自転車で6、7分(近ッッ)のところだったので自転車でいざ向かおうとした時・・・電話が!!


表示を見るとシェア相手からでした。


電話に出る。


相手「今何してますか?」


私「今家を出るところですよ」


相手「あ、そうですか」


私「あと6、7分でそっち着きますから」


相手「わかりました。コンビニの前で待ってます」


私「わかりました」



普通に会話してたけど、相手は一体なぜ電話してきたんだ???


さっき今から向かいますってメールしたはずなのに・・・今何してますかって・・・おいおい・・・



と思いつつ自転車を走らせること数分。目的地到着。


コンビニの前に目ぼしい人物を発見。


黒ぶち眼鏡をかけた細身の男性でした。


第一印象は確か・・・「この人なんでこんなに照れてるんだろう?????!!」でした。


そうなの。


ホントに照れててなんかやけにモジモジしてたんですよね。


ちょっと大丈夫かこの人?って思いつつ家まで案内してもらう。




あ。4行前の文読んで「え?!」って思いました?思いましたよね???


そうです。私がシェアしようとしてる部屋の主は男の人です。


まあ、家を早く見つけなきゃいけなかったし、条件に合うのがここしかなかったからしょうがないかなー


という感じで普通にメール送ったんですけどね。




で、コンビにから歩くこと数分、部屋に到着。


部屋、綺麗!


んー、これなら住んでもいいかも!とか思いつつシェア相手に説明を受ける私。


何やら彼はつい先日京都から引っ越してきたばかりらしい。


んで家電が大好きらしい。


タバコを吸うらしい。


ゲームをするらしい。


へえ。


タバコは嫌だけど、外で吸うって言ってるし、いっか!


と思って即入室決定。


「男と住んでホントに大丈夫?」って聞かれたんだけど、まあ大丈夫だろう←


彼も「一応家主だし、誰か変な奴来ても絶対俺が守るから!」って言ってくれてるし。


(そういうこと言ってるお前が一番の不安要素だよなんて死んでもいえませんし←)


そんな訳で私の新しい生活がはじまりました。


(正式に住みだしたのは2008年9月3日からです)



そうそう。


もうお解りだと思いますが、そのシェア相手がSさんだったのでした。




ていうか今これ書き終わって思った。


この危機感のまったく無いのほほんとした私の性格、直したほうがいいんですかね・・・;