東北ボランティア
先日、
東北の仙台ー石巻市ー雌鹿半島へと、
微力ながらの1日のボランティアへ行ってまいりました。
私の使命は、
おしぼりの全てを変えることを想い日々活動をしております。
その中でも3月11日の東日本大震災以降、
いろいろと心にひっかかっているものがあり、
僅かながらのおしぼりを東北に救援物資で送ったはいいけども、
1度も汗を流して被災地の為の活動をしていない事に蟠りを感じ、
知り合いをたどってここに漸く1日ボランティアが出来たのであります。
午前中は仙台市内の事務所兼倉庫にて、
他地方からやってきたボランティアの方々と混じって、
救援物資の仕分け整理やトラックの積み下ろしであります。
日ごろの怠けた体がなぜか焼き付く様に熱く動くのであります。
そしてお昼からは実際に私自らが救援物資を乗せたトラックを運転して、
高速道路を走り、
石巻市を通り雌鹿半島へと向かいます。
途中の石巻市では少しずつ復興が進んでいるとは言え、
今も津波の恐ろしい爪痕が数多く見受けられ、
ただただ唖然でありました。
今回の私の使命は、
雌鹿半島にある仮設住宅3か所と民家1か所に救援物資を届けることです。
こんな感じでありますね。
少しでも想いをこめて仮設住宅の方々に持っていくのであります。
いろいろと道中社内でもベテランの方とお話をしましたが、
大分時間が経ってきたのでボランティアの数は減る一方、
仮設住宅の方々はいくぶん普段の生活への落ち着きを戻しつつあり、
私も不謹慎ながらも和やかに皆さんと色々と話す事が出来たのでありました。
行政における不条理さとして、
未だに満足に物資が届けられていない仮設住宅や、
家の損壊がのがれた為に仮設住宅に入らない一方で孤立している民家が、
まだ数多く存在をしており、
その為にお世話になったボランティアの方々は頑張っているのでありました。
これは良い野菜が収穫できたので仮設住宅の方々に分けて提供している所です。
私が話をしたとある笑顔にこにこのおじさんは、
カキの養殖業をしている方なのですが、
未だに仕事の目途がたたず、
やっとここ2か月前に仮設住宅に移り住むことが出来たのでありました。
しかしこのおじさんは本当に明るく、
何度も何度も、
全国の皆さんからの温かい声援や物資に本当に感謝しているとおっしゃってました。
また仮設住宅にいらっしゃったおばあちゃんは、
ただただ食べ物が食べれる事に感謝していると言い、
本当に未曾有の大災害を経験し、
普段の通り食べて、寝て、仕事ができる事が本当の幸せなんだなと感じました。
私どものおしぼりズム的集団は、
健常者と障害者が「ともに」おしぼり業を取り組むという主旨で、
「ともにー」という自立支援のNPO法人を今年設立いたしました。
これは東京都では初めての民間企業がNPOを立ち上げた事例ともなり、
東京都庁からも色々とご支援を頂いております。
今回のボランティア団体とのつながりが、
後日いろいろと話がひろがっておりまして、
私達の「ともにー」とも連携をして、
今後は東北の障害者の雇用支援等もゆくゆくは出来ていければ、、、。
そう願って、またいつもの通りにおしぼりズム的活動にまい進するのです。。
By ZARA



