「生きる」という意味
昨晩は、
私が毎月通っている勉強会への参加でした。
私は常日頃から、非常に多方面に数多くの方々とお付き合いさせて頂いているのですが、
そのきっかけを作ってくださった非常にクレバーでジェントルで、
私が最も尊敬している先生の勉強会でして、
忙しい最中でも、この勉強会にはなるだけ出続けているのであります。
この先生のご人徳により、
頻繁にスペシャルな方がお見えになってお話をされ、
とっても見識を広げる上でタメになるのであります。
昨晩は、青山学院大学名誉教授の雨宮 剛 先生がスピーカーでございました。
日本の難民行政の矛盾からクルド人難民二家族を支援し続けておられ、
日本の難民行政の「不都合な真実」を徹底的に訴え続けておられる方です。
クルド人とは世界最大の国無き民族と言われ、
およそ2000~3000万人の方がおられるそうでありますが、
迫害により世界各国に難民となる事が余儀なくされております。
日本国は国際難民条約に加盟しておきながら、
先進諸国が数万人単位で難民を受け入れているのにもかかわらず、
日本国は毎年数十人しか難民認定をしていないという現状があり、
雨宮先生は、その矛盾を強く社会に訴えかけております。
御年は70歳を越えていながら、
その小さな体からは想像も付かないくらいの迫力ある弁論に私は圧倒されてしまいました。
雨宮先生は今年の2月に脳梗塞で1度倒れました。
普通だったら手のつけようが無い部位への出血だったそうですが、
奇跡的に一命をとりとめているそうです。
またいつ再発するかも分からない状況でも、
奇跡的に生かされている事に強い使命を感じておられ、
いつ死んでも良いという強い覚悟で、
自分に与えられた「日本の知られざる難民問題」に全精力をつぎ込んでおられ、
もうお話しを聞いていて、心が震え、涙が零れ落ちそうになるほどでした。
ご自身の著書「私の人生、これなに?」が、
現在は大勢のNGOの方々の協力で英文翻訳が進められており、
来年の1月までには出来上がるそうですが、
この英文翻訳が出来、世界の多くの方々に呼んでもらうまでは死ねない!と、
目を輝かせながらも、然として述べる姿にはただただ敬服するばかりでした。
週明けの5月21日には、クルド人の方との付き添いで高等裁判所に出廷するそうでありますが、
その、ご自身の命の限りの溢れる情熱を注ぎ込む姿勢に私は強く感動したのです。
「人生は行き先の無い旅。私は奇跡的にも生かされているので、その生きている意味を自分の使命感に置き換えて人生を全うしたい、、、、。」
「病気になったからと言って手を引くわけにはいかない。私にとっては、この一刻、一刻が何よりも大事なんだ。」
普段、何気なく生活している自分が、とっても小さく感じた瞬間でした、、、、。
お話しの後は懇親をさせて頂きました。
懇親会では長くはご一緒できませんでしたが、
一番の若輩者である私が最後は駅の改札まで見送り、
両手で握手を重ねて最敬礼をさせて頂きました。
「君の心にも、私が伝えたい事が伝わった様で誠に良かった、、、」
そうおっしゃって、
躍動感あるお姿で駅のホームへと去っていかれました、、、、。
「生きる」意味とは何なのか、、、、、、、。
私も高校時代に、
ボードレールの詩集などを生意気にも読んだ際にそんな事を感じた事もありましたが、
生かされている事に感謝をして、全精力でひとつの事に打ち込む雨宮先生に、
何か心が震えた一夜でありました、、、、。
By ZARA
↓本日はおしぼりズム的史上最もシリアスな記事でございました、、、。


