おしぼりズムの世界紀行 ~ニース~①
おしぼりは芸術だっ!!
と、
日々、街頭演説を夢見ております。
本来ならカンヌも終え、
ここで一旦インターバルに入りたい所なのですが、
僅か1週間の事を1ヶ月以上にもわたって書き続けているので、
このまま行くと、冬を向かえ、そして春になってしまう!と気づき、
少しだけ大人の階段を上った清きおしぼりズマーな私であります。
そんな中、ミラノ~カンヌの旅程をご一緒させて頂いた日本団と別れ、
飛行機が出発するまでの時間、ニース市内で時間を潰すのでした。
やってきたのは、マルク・シャガール美術館。
大して絵心も無い私ですが、
欧米諸国の、美術館と教会の”雰囲気”が大好きなので、
ついつい、その魅力的なオーラに誘われ立ち寄ってしまうのであります。
ノー・フラッシュで許可済で撮影
マルク・シャガールは1887年生まれのロシア出身の20世紀を代表するフランスの画家であります。
彼自身はユダヤ人であり、ユダヤ文化に基づいた詩的感覚の作品を再現しております。
またその作品は淡い色彩と、幻想的なモチーフで多くの人々を魅了してまいりました。
私個人は、パブロ・ピカソの人生や作品、キュビズム精神等好きなのですが、シャガールの、その迫害の人生を見事に絵画に表しきった所も尊敬に値すべきなのでありますね。
この美術館のメインとなるのは、「創世記」や「ノアの箱舟」などの聖書の物語をテーマにした17枚の大作なのであります。
さすがに、遠くからとは言え、アーティスト魂の宿るこの大作には、シャガールの迸る才能を感じるのであります。
大胆にも、
おしぼりは芸術だっ!!
と訴えてまいりましたが、
さすがにこの美術館の中ではシャガールの迫力に気圧され、
静かに、その魂の痕跡をそっと見入るのでありました、、。
BY ZARA
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