2009年4月末

すぅとおとやんとおかやんは無事親子3人で東京の自宅に帰ってきましたドキドキ

おかやんは実に4か月ぶりの我が家。

落ち着く、落ち着くわ~。

おかやんは結婚を機に上京し8年程になるんですが、いつからか実家にたま~に帰っても「自分ん家」じゃない感覚がし始めたんですね。東京の家の方が全てがやりやすい、という感じですね。
とくにお風呂とか洗面とか。
なんでもうほんまに嬉しかったですよ~。

そんな喜びをかみしめる日々が2・3日続きいよいよすぅの主治医を決定すべく最初の病院へ向かいます。

おとやんとおかやんは2つの病院を決めあぐねてました。
一つは車で小1時間の都内のこども病院。
二つ目は車で2時間以上かかる都外のこども病院です。

まずは東京都内の病院へと向かいます。

まず最初に病院についておかやんびっくりしましたね~叫び

病院ってこんなにきれいなん?
こんなに明るいん?

おかやんは今まで病院と言えば、古~いイメージしかありませんでした。
最近までいた産院ががっつり昭和生まれの病院だったので余計にそうでした。

こども病院なのでなおさらかもしれませんが、ほんまに楽しい雰囲気でいっぱいなのです。

ボランティアの方もたくさんいます。

そしてまずは遺伝診療科の初診です。

初めて会ったその先生は女医さんでとってもやさしく微笑んでくれました。
私たちはほぼ紹介状に書いてある状況をおとやんとともに説明しました。

先生は私たちの話をきちんと聞いてくれ、その上で私たちの同意があれば染色体検査をしましょう、とおっしゃいました。
おとやんとおかやんになんの異論もありません。
染色体検査をしてもらう事にしました。

この時点でおとやんもおかやんもすぅに染色体異常があろうが、なかろうがそんな事はどうでも良かったのでした。
ただ、間違った接し方や育て方だけはしたくない。
すぅのこれからをどう過ごしやすくするかは、おとやんとおかやんにかかっています。
そのために現状をきちんと知る必要があるはずなので、ぜひ染色体検査はしたかったのです。

そして先生はこうもおっしゃいました。
「染色体のなかにたくさんの遺伝子があります。遺伝子疾患についてはすぐに断定可能なものばかりではありません。これからのすぅちゃんの経過をきちんと見て行きましょう。」

すぅの事をきちんと見てくれています。
ちゃんと触ってくれます。

そして
「口唇口蓋裂については早いと3か月で形成外科での手術になるので、今から形成外科に連絡をとるので診てもらってください。染色体検査の結果は1カ月後になるのでまた予約を取っておきますね。」

おかやん、この先生を好きになりました。
すぅに対しては優しい態度や声。
私たち両親には簡潔に、そしてわかりやすい説明。
しかもさらっと説明してくれる。

そしてこの日おとやんとおかやんとすぅは朝9時から15時くらいまでかけて、遺伝診療・耳鼻科・形成外科・歯科を初体験したのでした。

この一日でおとやんとおかやんの気持ちは決まりました。

この病院にしようチョキ
この病院がいいっ!!

パンやさんもおいしいし~ラブラブ!

次回からすぅの主治医軍団をお送りしたします。