長女のてんかん~病院後の様子~ | てんかんと戦う姉妹と日常と戦う母の奮闘日記

長女のてんかん~病院後の様子~

 

爆笑長女編 最初のお話はコチラ下矢印

 

 

 

後日の脳波検査を残しその日は終了。

お昼を少し過ぎていたのでどこかで食べようと言うことになりました。

とは言え相手はちょっとマトモじゃない長女。

何を食べたいか、どこで食べたいか、聞いても曖昧な返答しか返ってこない。

こんな状態の娘を連れ回す訳にもいかないし、でも食料品の買い出しもしなきゃだし。

じゃぁ通り道にあるパスタ屋さんで良いよねって事でパスタに決定。

 

お店に着き、車を降りて入り口に向かうと

『どこに行くのー?キョロキョロ

と長女。

『え?パスタ屋さんでしょ。もう着いたんだよ』

『え〜、そうなの〜?びっくり

『パスタ食べるって言ってたよね?』

『そうだっけ〜?照れ

『・・・真顔

 

席に着き、メニューを見ながら注文を決める。

娘はたらこパスタが好きなのですぐに決まった。

『たらこパスタにするーニコニコ

 

私もパスタを決め、飲み物を勧める。

『飲み物はどうする?』

『たらこパスタ〜照れ

『うん、たらこパスタと、他に飲み物は何がいい?』

『たらこパスタ〜照れ

『たらこパスタがいいのー照れ

『・・・はーい真顔

全く話が通じないので適当にジンジャーエールを注文。

 

 

 

その後スーパーへ。

一緒に店内を回り、終始大人しくしていたけれども、

鮮魚コーナーやお肉コーナーに来ると

パック詰めされたお魚やお肉をイチイチ指でつついては

『わ〜、ぷにぷにしてる〜爆  笑

と、まるでどこかのアイドルの不思議キャラみたいなことをしていました。

 

母は静観(笑)

 

 

自宅に帰ってくると、長女はおもむろに二階へ。

 

私は台所で買ってきたものを冷蔵庫にしまったりと言う作業をしていました。

一息ついて、二階の長女の様子を見に行きました。

長女はソファーで眠っていました。

 

次女の場合もそうですが、大体一眠りすると元に戻るので、眠れるなら安心だなと思い一階へ戻りました。

 

リビングで夕飯の献立を考えながらテレビを観ていましたが、突然不安な気持ちに襲われました。

 

『二階から飛び降りたらどうしようガーン

 

タミフルの副作用で意味不明な行動を取ったり窓から飛び降りるという話を聞いたことがありました。

 

薬は飲んでませんが、マトモな状態ではないので何をするか分からない。

ましてや次女と違い中学生なので、行動範囲も広く身体能力も高い、窓に足をかけて飛び越えるくらい簡単。

また、家を飛び出して行ってしまったら私は追いかけられないだろう。

 

色々考え出したら恐ろしくなってきました。

次女には感じたことがない気持ちでした。

 

もう一度二階へ行き、しばらく遠くから観察。

起きる気配がない。

窓の鍵を確認し、そっと部屋を出ました。

 

ひやひやしながらリビングで過ごしていると長女が降りてきました。

まっすぐトイレに行きましたが、外に出て行きやしないかと思いリビングからじっと廊下を覗いていました。

トイレの後、長女はリビングに来たのでホッとしました。

 

その時には多少ぼんやりしていましたが、いつもの長女に戻っていました。