いつもと同じように顔を洗う朝。もちろん、眼鏡を外しているから視界はぼんやりしていた。濡れた顔をタオルで拭き、前を向くと、向かいの家の石垣にターコイズブルーの猫ちゃんがいた。
「こんな朝から猫に会えるなんて!」
と高ぶった私は手を振った。猫は、カーテンをバッと開けた私にどうやら驚いたようで、体勢を変えようとしない。何回か手を振っても同じまま。よほど驚いたのか?いや、もしかして猫じゃない?いーや、どう見ても猫って感じだけどなー。そして、眼鏡をかける。猫じゃない。(爆笑)いーや、まじで猫なのに全然猫じゃなく、多分あれば小さなゴミ袋。
朝からプッと笑える出来事があって嬉しかった。目がよく見えないって二つの世界を持っているようでちょっと良いかも、と思えた朝だった。