みなさま、こんにちは。風邪などひいていませんか。


春は風がビュンビュン吹いて、上半身に症状が出やすく、また、症状がよく変わると言われています。

頭痛・くしゃみ・のぼせ・鼻などに症状がでる風邪。大事な場面で鼻水タラ~、なんて困っちゃいますよね。


実はこの鼻水にも種類があります。ひとつは、サラサラ流れる透明の鼻水。もうひとつは、粘り気のある黄緑色の鼻水です。ツーっと流れる透明の鼻水は、寒気によるもの。鼻の中でグジュグジュいっている黄緑色のは熱による鼻水です。


寒気の風邪と熱の風邪では対処法も違ってきます。


寒気がする場合は、身体を温めて冷えをとることが大切ですので、身体を温めるものの組み合わせ「しょうが紅茶」や、発汗を促し冷えをとり除く+粘膜の強化にもなるシソ。こちらは手作りの「青シソ茶」がおすすめです。黒砂糖も身体を温める働きがあるので、しょうが紅茶に足しても良いですし、温めるものてんこ盛りの「鼻水バイバイ茶」も簡単に作ることができます。


【寒気の風邪レシピ】

「しょうが紅茶」     温かい紅茶にしょうがのスライスか絞り汁を入れる

「青シソ茶」       青シソを煮出し(葉も絞る)、黒砂糖とレモン汁を加える

「鼻水バイバイ茶」   沸かしたお湯に、黒砂糖・れもん・しょうがの絞り汁を加える


青シソ茶もバイバイ茶も、もちろんホットでも香りから美味しいですし、少しさましてお水がわりに召し上がるのも習慣になってよいかと思います。


もうひとつの熱の風邪には、逆に炎症を抑えてあげることが先決です。

熱や皮膚の乾燥、喉の痛みなどがある場合には、昔からのおばあちゃんの知恵「だいこん飴」や「ミント緑茶」を飲むことで、炎症を和らげながら身体を潤してあげることができます。だいこんやハチミツには肺を潤して、咳や痰を鎮め、皮膚の乾燥を防いでくれる働きが、緑茶やミントには身体にこもった熱をとってくれる働きがあります。ミント緑茶には、頭をスッキリとさせ、気の廻りを良くしてくれるストレス解消ティーとも言えます。頭痛や目の充血などにも良いですよ!毎日予防的に飲んであげるとよいかと思います。


【熱の風邪レシピ】

「だいこん飴」    角切り大根をハチミツに漬ける (お湯割りで)

「ミント緑茶」     いつもの緑茶の急須にミントを加える


アロマテラピーでは、ミント・ユーカリ・ティートリーが鼻の通りを良くしてくれる代表格です。こちらも加湿器や、お湯を入れたマグカップに2~3滴垂らしてお部屋に充満させると気分もスッキリ爽快です。


実はうちでも、夫が熱の風邪、子どもが鼻水タラ~の寒気の風邪をひきまして、夫にはミント緑茶を飲ませながら、急いでだいこん飴を仕込み、1才の子供には鼻水バイバイ茶を飲ませつつ、青シソを煮出すということをしまして、だんだん良くなってきたところです。ほっ。

はりきって、二人の薬膳茶を作っていた私ですが、ちょっと喉が変?な気がしてきたので、私も予防的に青シソ茶を毎日いただいています。


みなさまも、タイプ別風邪レシピで、春の風邪を撃退してくださいね。

もちろん睡眠も大事ですよ~♪


春は木々や草花が芽吹く季節です。

クマが冬眠から目覚め、球根が伸びて地面から顔を出すように、人間も新陳代謝が盛んになり、細胞が活性化する、そんな季節です。


中医学では春は「肝」と関わりが深いと言われています。肝は感情をコントロールしたり、血を貯えたりするところです。春は色々と、変化の多い時期でもありますよね。人間も草花と同じく、上に向かってのびのびと過ごすのが、春の養生法ですが、精神的なストレスから、イライラしてしまいがちな季節でもあります。


な・の・で!

ストレスに負けず、気持ちよく春を迎えるために、「肝」のケアをしていきましょう。

肝のケアで大切なのは


 ○血や津液(水分)を補う、クコの実・黒ゴマ・牛乳・牡蠣・ハマグリ

 ○解毒を助ける、菜の花・空芯菜などの青い野菜

 ○肝の熱を冷ます、セロリ・トマト・菊花


などの食材をとること、そして、冬の間、寒さによって低下していた胃腸の働きを補うために野菜などから自然な甘味をとることも大切です。胃腸がきちんと働いてくれないと、栄養分を吸収できませんものね。必要な栄養素をとるためにも、胃腸の働きを整えて、余分なものを溜めこまないことが、今の時代には、まず必要な薬膳のキホンかもしれません。


ストレスに負けやすい季節ではありますが、肝のケアをしっかりすることで、イライラに負けない身体づくりと、血液を浄化するのに適しているときでもありますので、薬膳食材に加えて、血液浄化作用のあるハーブのネトル、解毒&代謝を助けるタンポポコーヒーなども、是非是非おすすめです。


アロマテラピーでは、直感で好きな香りを選ぶのも良い方法ですし、薬膳食材にもなっている柑橘類やミント、自信を失いかけている時にはジャスミンの香りがココロを癒してくれるかもしれません。私はカモミールローマンの香りが大好きですが、カモミールもキク科の植物ですので、肝を補う春にはよい香りですね。


好きな香りや新鮮な空気とともに、大きく深~く深呼吸して、のびのびと新しい春を過ごしたいものです。

春風吹きすさぶ今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。


風はビュンビュン吹いても、冬の寒さとは違い、日差しの暖かい日などは、なんだかウキウキしませんか。

中医学では、人間も自然の一部、季節に沿った暮らし方が良いとされています。春は草花が芽吹く季節。人間も上にすくすく伸びるように健やかに明るく過ごすのが春の養生です。


のびのびと過ごすのが良いのですが、ストレスに弱い季節でもあるんです。精神的なストレスや体力低下などは、身体の抵抗力を奪うことになるので、花粉症などのアレルギーも出やすくなってしまいます。


アレルギー症状に大敵なのは、脂っぽいもの・甘いもの・辛いもの・お酒などの食べ過ぎ&飲みすぎです。これらは身体の中に余分な「湿」を溜め込むので、胃腸の働きが悪くなったり、むくみやすくなったりと色々な不調の原因になります。これには要注意です!


薬膳食材では、免疫力アップの舞茸、胃腸の働きを回復して、花粉症を緩和するシソ、頭や顔のほてり、目の充血などにも良いミント、などがおすすめです。シソやミント、柑橘類など香りの良いものは気の巡りも良くしますので、ストレス解消に毎日少しずつ、お茶などに混ぜて摂ると続けやすいと思います。


メディカルハーブでは「ネトル」という薬草がありまして、血液を浄化する働きがあります。ドイツなどでは春先のアレルギー予防に「春季療法」として昔から現代まで、ネトルなどのハーブを積極的に摂取する療法が続けられているそうです。


アロマオイルでも、ユーカリ・ペパーミント・ティートリーの3種類は鼻づまりの解消や、風邪などの予防によく使われています。ティッシュに1滴たらしてマスクにはさんだり、加湿器に入れたり、我が家でもティートリーは秋口からずっと欠かせないアロマオイルです。


これらの花粉症対策に加えて、春の薬膳食材としては、たけのこなどの山菜類で解毒を促し、クコの実、黒ゴマなど血液を作るのに役立つ食材も加えて、活動的に動ける、巡りの良い身体をつくっていただきたいと思います。


新陳代謝の良くなる季節、かわいい福寿草や水仙と一緒に、明るくのびのび過ごしましょう。