「お母さん」を狙え!
祝!ヴィッセル神戸J1昇格!
というわけで
今週の日経ビジネスネタは、任天堂Wiiの戦略
「お母さんを狙え!」
からです。
任天堂の岩田社長、宮元専務、竹田専務のインタビューがとても興味深いです。
ゲーム人口の減少に気付いた社長らは
新しいゲーム機を開発するにあたりターゲットを「お母さん」にしたのだそうです。
新しく商品を開発する際
その商品が使用される状況を想像することはとても重要だと思います。
ゲームの場合、どのような状況が想像できるでしょうか?
若者が部屋で閉じこもり一日中ゲームをしているような状況でしょうか?
これでは、ゲーム人口を維持することはできても増加させることはできませんね。
任天堂は
リビングで子供がゲームをしたり、お母さんがゲームをテレビ脇に片付けるような状況をまずイメージし
そこから、新たなユーザーとしてお母さんも取り込もうと考えたようです。
なるほど。
リビングにゲーム機があるという状況は
お母さんだけでなく、家族みんなで楽しめるメディアとしてイメージしやすいです。
ターゲット層が拡がればソフトの開発も
今までのゲームの枠に囚われない斬新なもの開発しやすくなると思います。
今後のWiiの未来予想図でおもしろそうだと感じたのは、Web2.0的なアイデアを組み込んでいるところです。
家族が団欒しているリビングから
Wiiリモコンを使って簡単にインターネットにアクセスして情報を発信し
その結果を家族で共有して楽しめるなど。
さらに、広告媒体としての可能性もあります。
Wiiチャンネル枠として新たな媒体になる日も近いかもしれないですね。