拝啓、ジョンレノン。
今日12月8日は
ジョン・レノンの命日です。
26年前
ダコタハウスの前で凶弾に倒れた彼は
世界を救うのはロックンロールだと本気で考えていたでしょうか?
仮に本気だったとして
彼のような影響力のあるアーティストが
そのような意図の発言をしたら、どうなるでしょうか。
音楽は宗教化するでしょう。
彼は教祖となり、彼のファンは信者となるでしょう。
ジョンはきっと
そういう状況を避けたかっただろうと思います。
今なお続く争いには宗教が関わっているからです。
戦争のない世界にする道具がロックンロールだと言って
それが結果的に争いに繋がる可能性があることを彼は解っていたのではないでしょうか。
僕はアーティストではないので自由に発言できます。
個人的に
世界を救うのは
僕にとってのロックンロールのような
涙が出たり鳥肌が立つような感動体験だと思っています。
世界を救う、だとか言うと
やはり宗教じみて難しく聞こえるので嫌です。
僕らが好きなバンドのライブに行ったりするように
世界中の人が純粋に音楽を聞いて楽しめる世界がくればいいのに。
今日の一曲 HELP / THE BEATLES