スズキ VS ダイハツ | オシャクレブログ。

スズキ VS ダイハツ

まずは


アメブロさん


web of the year 2006 ブログ部門第1位


おめでとうございますクラッカー


次は年間総合大賞狙いましょうアップ





というわけで




今週の日経ビジネスは軽自動車についてです。






軽自動車のシェアトップ争いを演じるスズキとダイハツ。



昨年から今年にかけて



軽自動車の需要が伸び、2社の売り上げが増加しています。



そのような中で2社が中国でも激突しそうです。





もともと、軽自動車というのは



読んで字のごとく小型車であり、価格が安い、運転しやすいといった特徴があります。



昨今の日本での軽自動車人気には



これに加えて、小型車特有の”かわいさ”、”オシャレさ”などを押し出した車種が多数発売され



これが結果的に奥様や若い女性のニーズにマッチしたという経緯があります。

(販売台数増加には他にも理由はあると思いますが。)




スズキとダイハツの2社は、中国でも火花を散らしそうな予感ですが



状況はやや日本とは違うようです。





中国では最近のモーターショーでも話題になりましたが


地場メーカーは日本と同じような車を

(ホンマにそっくりで笑えます。)



いかに安く作るかで生き残りをかけています。




実際、販売価格は日本と比べてはるかに安いです。



ただ品質はどうかと思いますが。




しかし、中国の経済状況を考慮すると



圧倒的に支持されるのは低価格車であり



スズキとダイハツはそこで勝負しないと勝てないのです。




日本ではすでに現状で低価格車としての成功していても



中国ではその価格が相対的に高値になるわけです。




それでも



スズキとダイハツが中国に乗り込むのはその市場の成長性だと思います。




地場メーカーを巻き込んだり



ニーズが多そうな7,8人乗りの小型車を投入したりと



日本と異なる戦略で戦いを挑む2社の対決は今後注目です。







ニーズが違うのだから、戦略も違うのは当たり前ですが



勝ち組になるためには



ニーズを読み取るだけでなく



市場の成長スピードが速い分、消費者もすぐには気づかないような新たなニーズを



メーカー側が作り出すような工夫も必要かもしれないと感じました。