昨日は、とっても寒かったけれど、今日は暖かくて。
あちこちのおうちで、お雛様もホッとしていたかな?



もうずいぶん遠いことだけど、
私が子どもだった頃。

毎年この時期には、狭い我が家も、ケースに入った小さなお雛様を飾っていたっけ。
そして、3月3日には、ちらし寿司などの色とりどりのごちそうが食卓に並んだ。

今は亡き母が、毎日の商売と家事のその間に、
寝る時間を削って、私たちのためにしつらえてくれていたんだなぁ・・・。

ずいぶんと時間が過ぎたね。
そのお雛様も、今はもうなくなってしまった。

あの頃、当たりまえ過ぎて、感謝もなにもしていなかったけど。
いつもの毎日が、ちょっと特別な輝きを帯び、それを演出してくれる人がいた。

あの頃の、今日と同じ日のこと、
なんでだろう、思い出した。





春になれば。

まっすぐに伸びてくる透明な光が、
その周囲に熱をまとい始める。

もしも今、お母さんが生きていたら。
暖かな午後には、車いすを押して、公園に連れて行ってあげよう。

春になれば。





$o:sha:berry-20100303

 
 
 
 
 

o:sha:berry-イリの大往生









o:sha:berry-やぎ










o:sha:berry-ザーリャ










o:sha:berry-やくしかの赤ちゃん








ー ー ー ー ー ー ー

●はな子グラフ~動物園の仲間たち●


井の頭自然文化園は、動物園としては小さいながらも、個性豊かな動物たちが暮らしています。

ある日、はな子さんの象舎に向かう途中、「おばあちゃんイノシシ大往生」というプレートを見ました。



ー ー ー ー ー

おばあちゃんイノシシ大往生

平成22年2月6日(土)の朝、リュウキュウイノシシの「イリ」が残念ながら亡くなりました。
「イリ」の年齢は推定18歳、イノシシの寿命は10歳ほどなので、大往生といえるでしょう。

ー ー ー ー ー




ついその直前も、イリを見ながら歩いたと思ったけれど・・・。

はな子さんのお祝い会が開かれるその日の朝、イリは旅立ったのですね。
風の強い日だったから、超特急で空のもっとずっと上まで、ぐんぐん昇ってゆけたのでは?


お隣のスペースの黒やぎさん。

斜め向かいのスペース、わしみみずくのザーリャ。

やぎさんの向かい、やくしかたちのスペースで・・・。



ー ー ー ー ー

赤ちゃんがうまれました

ー ー ー ー ー




目線の先に・・・。

昨年生まれた赤ちゃんかしら?
まだまだ小さい、けれど、しっかり成長している様子がうかがえました。


ふるさとから遠く離れた場所で、生まれ暮らす動物たち。
この場所に来てくれたことを、感謝せずにはいられません・・・。


立春の頃に旅立ったイリに、感謝と祝福を捧げます。どうもありがとう。

3月中旬の4日間、以下の写真展に参加することになりました!
はな子さんの写真を展示することにして、ただいま準備中です。


★ ー ★ ー ★ ー ★ ー ★


未来創造スペース「御苗場」in CP+ にて
出展ブースNo.【126】 出展者名【こゆびまゆみ】
●日時 3.11(木)~3.14(日) 10:00~17:00
●場所 パシフィコ横浜 展示ホール

※「御苗場」は、カメラと写真の総合展示会「CP+」内で開催されます。
※「CP+」は入場料(1,000円)が必要ですが、事前登録で無料になります。 


「御苗場(=おなえば)」は、「自分の未来に苗を植えよう!」という主旨で命名されました。
縦2400mm x 横1500mmのブース(学生ブースは、横1000mm)が約200設置され、参加者各自が、趣向を凝らして写真を展示します。
「御苗場」とは、自分の未来を創造するために起こすアクションの場。より多くの人に写真を見てもらい、自分を知ってもらい、人生を変える出合いを得、仕事へと繋げていく…。
そんな特別な”参加型写真展“です。


★ ー ★ ー ★ ー ★ ー ★


はな子さんの写真を撮り始めて、はや2ヶ月。年間パスも作って、週に2回ほど通っています。
はな子さんは、語り尽くせぬほどの魅力のあるゾウさん。会えば会うほど、はな子さんに惹かれていく自分がいます。
はな子さんと長く長く関わり続け、写真を撮り続けたい。そして、私ならではのやり方で、はな子さんの写真と、様々な人や場所をつないでゆきたいと夢見ています。その夢の苗を、「御苗場」に植えたいと思うのです。
ご縁があってこのブログを読んで下さった方々にも、応援してもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします。






$o:sha:berry-20100226はな子
小さな小さな
無数の白いかけら

ちらちらと舞う粉雪
乱反射しながら降りてゆくよ

淡い光の振動が
空っぽの箱を満たす

太陽は遠くとも
陰の中から生まれ舞う光

世界が

浄化されながら
ゆっくりと暮れてゆくよ





昨日は、旧暦の大晦日でしたね。

仕事中、集合住宅の廊下から、ふと外を見たら、
あまりの美しさにハッとなり、しばらく見とれていました。

視界全体が、切り抜かれた立方体になり、
その中が、粉雪で、淡く淡く発光しているようでした。

その立方体は、一眼レフカメラに50mmレンズをつけて見る世界のサイズ。
われながら、可笑しいやら感心したりやら、でした。


一夜あけて、今日。

午前中に家の用事をして、お昼には吉祥寺へ。
はな子さんに会いに行ってきました。
昨日の雪の中、どうしていたのかな? 寒くなかったかな?
ちょっと心配だったけど、今日も、はな子さんは元気でしたよ。


ゆっくり、ゆったりと・・・
とてもよい旧暦の年末年始を過ごせました。



改めて・・・


旧暦新年、おめでとう。
もうひとつの暦の1年が、よい1年となりますように。





2月6日(先週の土曜)に、はな子さんの63歳のお祝い会が開かれました。冷たい北風の中、たくさんの人が集まり、はな子さんをお祝いしたのですって。
私は、あいにく仕事で間に合わなかったけど、翌日の日曜日、やはり冷たい風の中、お祝いに行ってきました。

強風のためか、いつもより早い時間に、はな子さんは寝部屋に入りました。
それにも関わらず、午後の寝部屋には、かわるがわる人が訪れます。みんな、それぞれに、はな子さんに声をかけています。



「はな子、おめでとう!」

「ママ、はなちゃんは何歳になったの?」

「はな子さん、昨日は来られなくてごめんね、だから今日来たよ」

「はな子さ~ん、長生きしてね!」



みんな、はな子さんが大好きなんだね。声に、言葉に、それが溢れています。そして、その気持ちと温もりが、寝部屋全体を満たしているみたい・・・。



そして・・・



その声に応えるように、はな子さんが、長くながぁ~く鼻を伸ばしました。





$o:sha:berry-20100211