1999年11月、縁あってピアノと朗読のコンサートを企画・主催した。
翌年、そのコンサートのライヴCDを自主制作した。

そのCDは、千枚プレスして、最初の半年くらいで、たぶん半分くらい売れた。
100枚くらいは、人にあげたりした。

あとの数百枚を、私は、それぞれの居場所にきちんと送り出したかった。
でも、できずに10年が経過しようとしている。

10年といえば、街の景観だって、すっかり様変わりしてしまうくらいの年月だ。
その間に経験するはめになった事柄を、いったいどこから説明したらいいだろう。

様々なシンクロ、摩訶不思議な出来事の断続的な連続。
目には見えない符号が、ついていたのだと思う。


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改めて、このCDを販売していくことにしました。
当面の販売方法はふたつ。

★インターネットから注文できます。
「月のめぐり 星のみち」
★実際に手にとって、視聴もできます。
世田谷233(せたがやにーさんさん)
お店に入ってすぐ左の棚、最上段に置いてあります。
・住所:東京都世田谷区若林1-11-10
・電話:03-5430-8539
・営業時間:12:00~20:00
・定休日:毎週火曜日、第1・3水曜日


企画した私が言うのもヘンだけど、っていうか、企画したからこそ言っちゃうけど、10年前の作品とは思えない、今の時代にこそ聴いてほしいエッセンスが光っていると思います。
CDの具体的な内容や、10年の間に起こった(実際は、もっと前から始まっていて、これからも続いていくであろう)ある意味オカルト的な、ある意味宇宙の深淵にせまるかもしれないエピソードも、書いていこうと思っています。
今年の2月に、銀座のギャラリー"リングキューブ"で、私の写真の先生、テラウチマサトさんの写真展『タヒチ 海と陸、夜と昼の間』が開催されました。


タヒチは、多くの写真家に撮影されてきた。写真家はもちろん、画家や作家など、多くの人たちを魅了し続ける場所。
この島とそこに存在するもの、有形無形の、なにが彼らを惹きつけるのかな・・・?

テラウチさんは、タヒチのガイドから
「長い年月をかけながら、この島は海に沈んでいる」
「ブルーラグーンは、沈み行く陸と飲み込もうとする海がコラボして作る最高のエンタテインメントだ」
「だから、今のうちにタヒチを楽しみ尽くすといい」
と聞かされ、それが、屋久島・宮古島・カウアイ島に続き、タヒチを撮り続けようと思うきっかけになったのだとか。

写真展には、何度も足を運んだ。見る度に、新しい発見や気付くことがありました。
最小限の感想はブログに書いたけれど、あまりにも多岐に微細に染み入ってきたから、それ以上は言葉にできなかったけど・・・。


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タヒチはバニラの産地でもあると、写真展に行って知りました。
その後、テラウチさんの写真展で感じたことを、香りで表わしてみたくなって、アロマテラピーの精油を使って、自然香水を作ってみました。イメージは、以下のような感じです。


どんなことがあっても。
なにが待っていようとも。

大丈夫。
心配することはない。

すべては風に任せて。
ただ吹かれていよう。

やがて・・・

私は立っていた。
香る風の中に。

ライム
涼やかなミント

風の中、
溶け合って、香り立つ。

レモン
ジンジャー

ただ吹かれている。
吹かれ続ける。

過去ではなく、
未来でもない。

後悔はなく、
不安もない。

いつの間にか、
そんな場所にいた。

そして、
私は気付いた。

ああ、
幸せって、
ここにあったんだった。
そうだった。



テラウチさんのタヒチを通して感じた宇宙、そのバトンを受け取って、今度は私がそれを香りで表現したような、楽しい遊び。
出来上がった香りには、「風の中のバニラ」という名前をつけました。

お友達でほしい人がいたら、お分けしようと思っています。メール下さいね。
5月9日、土曜日の夜、忌野清志郎さんの告別式に行ってきた。

RCの、ものすごいファンだったわけじゃない。
アルバムも持っていないし、単独のライヴに行ったこともない。
20年くらい前に、野外イベントで見たかも知れないけど、それくらいのお付き合い。
でも、口ずさめる曲が沢山あることに、自分でも驚く。

日本のロックの、間違いなく「黎明期」そのもののバンドのフロントマンで、いつも「あっ!」と驚かせてくれたキヨシロー。有形無形に影響を受けないわけがない。

癌のことを知ってからは、折りにふれ祈ってきた。そう、私はキヨシローが好きだった。


告別式には、一般のファンも参列できるとネットで知った。
参列者がいる限り、終電に間に合う限り、対応する予定、と書いてあった。
「行かなくちゃ」って思った。


18時半頃、乃木坂駅に着いた。
長い列に並び、やがて顔を出した満月を眺める。
3時間くらい並んで、青山葬儀所の敷地に入った。

「青山ロックンロールショーへようこそ!」と、アナウンスが繰り返し伝えてる。
キヨシローの歌声と歓声も聞こえる。



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ゆるい秩序を保って、まだまだ人が並んでる。
やがて、これがライヴではないことを、改めて知らされた。



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ようやく式場に入る。キヨシローの歌声と、歓声と、鳴咽。祭壇まで、列は続く。



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進みがたい気持ち。でも、後ろにも待ってる人がいる。
バラの花を一輪受け取り、献花。
祭壇には、キヨシロー愛用の品々が、色とりどりの花やキャンドルとともに置かれていた。



式場脇にテントがあり、中にはキヨシローのパネルたち。高く飛んでるキヨシローも。



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外へ出ると、ウサギさんの裏側にもポスターや千羽鶴が飾られていた。



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受付で貰ったポストカードの裏側。なんだか和む。



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私が式場内に入った時、「デイ・ドリーム・ビリーバー」が流れていた。

多くのファンを持ち、その影響力を認識していたであろう人。
最後の最後のメッセージを、予め歌ってくれていたかのようで、胸に染みた。


「ずっと夢を見て 安心してた」

「ずっと夢を見て 幸せだったな」

「ずっと夢を見て いまもみてる」

「ずっと夢見させてくれて ありがとう」


私たちがキヨシローに言うべきことを、まるで本人が代弁してるみたいに響いていた。

私こそ。ありがとう、キヨシロー。



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夕方、虹が出てましたね。
雨の終わりの贈り物。

明日はお日様が顔を見せてくれそうです。
よい週末を。



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お友達のHiromiさんの「rock star」原画展に行ってきました。
http://ameblo.jp/sweet-bluestar/


Hiromiさんが、数年かけて少しずつ描き続けてきた、水彩画のrock starたち。
毎回、ブログで公開されるのを楽しみにしていました。
そして今回、小さな画集とともに、原画が公開されることになりました。


ミック・ジャガーを始めとしたストーンズのメンバー、デヴィッド・ボウィ、ロッド・スチュワート、マーク・ボランなどなど。
ほとんどは淡い色で、一部はカラフルに、いずれも水彩で描かれています。

ゆるぎなくて、はかない。

水彩画のタッチは、すべては繋ぎ止め固定することなどできない、と教えてくれているようです。


細長いスペースに展示されたrock starたち。1枚ずつの前で、また、部屋に置かれた椅子に座って眺めるていると・・・。

描かれたその場面で、rock starが放出していたであろうエネルギーが、確かに伝わってきたのです。
けれど、そのエネルギーからは、ライヴの瞬間の激しさは感じられない。
爆発するような「衣」を脱ぎすて、純化された何かが、時空に溶け込み、絶え間なく流れ続けている・・・。

その流れの中に自分がいるような。そんな感覚を味わいました。

Hiromiさん、どうもありがとうございました。


原画展は、「世田谷233」にて。明日までです。
http://233.jp/
東京都世田谷区若林1-11-10
Tel: 03-5430-8539
E-mail:info@233.jp
営業時間:12:00~20:00
最終日:5月5日(火)~20時