朝起きて一番に考えることが


今日の晩御飯なんにしよう………白目チーン



わたすです真顔



我が家の闇金ウシ○マくんこと



スダキョロキョロ18歳。バレンタインには同じ学校の田中に休日呼び出されて手作りチョコを貰いました。ちなみに田中は男子。

………青春…………キラキラ



そんなウシジマことスダなんだけど

伏せ字の意味よ



今年に入ってから

車自動車学校車

に通っておりますダッシュ誕生日1月



今って学科はオンラインなんだよ~

なので車校に行くのは実車のみなんだけど



ある日スダが憤慨しながら帰ってきたムキームカムカ



真顔あたし『なんだどした?』



ムキースダ『今日の担当の教官マジで腹立つ!!



ほほう


なんでも今日初めて担当してくれた教官

宇宙人くん←M氏推定50代

が合わなかったらしい



ムキー『もうさ!最初っから俺が車に乗ろうと思って左右確認してドアあけたら』


宇宙人くんM氏『どぅりゃぁぁぁ!どこみとんじゃぁぁぁ!』


ムキー『から始まり』



宇宙人くん『え?左右ってわかってますか?』

宇宙人くん『だめだね。ダメダメ。基本が全部なってない』

宇宙人くん『今までよくそれでOKもらってたね?』

宇宙人くん『はぁ~~~(深いタメ息)



ムキー『2時間ずーーーーっとグチグチ言われた挙げ句……』



宇宙人くん『え?こんなんで修了検定受けれると思ってんの?はぁ?明日補習ね』



ムキー『だとーーーーー!!!うぉぉぉぉ!!』



真顔『あちゃー。そりゃ苦痛だったなぁ………


って補習かよ!!』



ムキー『俺の全てを初めてあったおっさんに全否定された……うぬぬ……許せん……



真顔『まぁそういう人もおるわな。あんたの自動車学校担当教官指名出来ないもんね~』


『今までが良い先生に当たり過ぎてただけじゃない?でも先生によって言うことに差がありすぎると困るよな……



ムキー『そうなんだよ!先生皆基本的な指導内容は統一してくれよ!左に寄りすぎ言うたり右に寄せすぎ言うたりよぉ~!』



真顔『それは単純にお前の運転技術が…………』



ムキー『明日もM先生だったらマジでキレる!!』




~~翌日~~



ショボーン『もうマジでむりぽ…………』



滝汗『えーーーなによ~またM先生だったん?』


ショボーン『おう………今日はM先生ってわかった瞬間から、昨日言われた事大袈裟な位ちゃんとやってやろうと思って挑んだのに………惨敗だった……』



ムキー『つーーーかさぁ!まじで人のあら探しずーーーっとしやがって!2時間ひたすら嫌味とネチネチネチネチ俺がいかにどんくさいかとか今まで何勉強してきたんなとか……』


『最後には』



宇宙人くんM先生『え?修了検定受けたいですか?フッ( ´,_ゝ`)』



ムキー『って鼻で笑われたーーーーーーーーーー!!』



滝汗『えーーーー!なんじゃそら!』



ムキー受けたいなら受ければ?って言われたから受けるけどさぁ!マジで俺の今までの人生でワースト3に入る位嫌い!!ひたすら嫌い!マジで無理!』



ほっこり貴族『スダちゃんがそんなに言う位かぁ。



真顔『そんなに嫌なら学校に言って担当外して貰うように言えば?』



ムキー『マジで俺が呪術使えるなら○○をこうして○○して○○してや………』



滝汗『お、落ち着け…………』



ほっこり『まぁ、外して貰えるかどうかわかんないけどそんなにストレスなら言うだけ言ってみ?』



ムキー『うぉぉぉお!』



~スダ一旦退出~



真顔『スダがあんなにイライラするなんてよっぽどなんかね』


ほっこり『だね。珍しいよね。あんなにキレるの。』


『スダちゃんって結構先生とかから言われるタイプなんだよなぁ』



真顔『………貴族と悟空ウシシってチャラチャラしてるのにあんまり他人からキツく言われたりとかってないよね』



ほっこり『うーーーん……確かにないなぁ………そもそもあんまりそういう嫌な人ってのに会うことがない』



でた


ミスタースーパーポジティブ君キラキラキラキラ



まぁ対人関係なんて鏡だから

貴族や悟空みたく基本的に『嫌い』とか『生理的に無理』みたいな感覚がほぼ皆無な人って

いいよね



それに対してスダはなぁ~

好き嫌いめちゃくちゃハッキリしてるから

そりゃ合わない人も出来やすいわな滝汗



ほっこり『でも、社会人になったら年上で合わない人なんていくらでもいるしね。その時に今回みたくキレて合わないから辞める!が通用するわけじゃないのはわかってんのかなぁ………』



真顔『それあたしも思った。イマドキの子………って言ってしまえばアレだけど……いや、こういうの時代関係ないかな』


『中、高校とそれなりに人間関係でトラブルありながらも頑張ったから忍耐力がないわけじゃないと思うけど……なにせキラキラ若さキラキラって無敵な時あるからなぁ~。自分が中心、自分はなんでも出来ると思っていた時期が私にもありました……



♪うっせぇわ♪

の歌詞に共感出来てた時から

今度は『うっせぇわ!』って言われる年代になっていってんだもんね……



誰でも歳とるはずだわ魂が抜けるあはは





~翌日~




スダと二人でごみ捨てからのランチ



キョロキョロ『あ、自動車学校から電話だ』



真顔『なんの?』



キョロキョロ『乗車確認だと思う』



キョロキョロ『あ、もしもしお世話になります。スダです。』


『あぁ、はい。はい。そうですね。大丈夫です。』



真顔おお………


最近色んな手続きとか本人が出来る事はさせてるんだけどさ

ちゃんと『お世話になります』とか言えるんだぁ~



………………で、M先生の事言うんか?言ってまうんか?




キョロキョロ『あ………あとですね、ちょっとお話があるんですけど……』




キターーーー(゚∀゚ 三 ゚∀゚)



犬事務のSさん←超優しい

『うんうん。どうしたぁ?何かあったかな?』



キョロキョロ『あの……本当に自分みたいな未熟者が言うのは凄く申し訳ないんですけど………あの、2日間担当して貰ったM先生なんですけど……』


『自分が実力不足なのは重々分かってるんですけど、その……言い方とかですね……指導内容が自分とはちょっと合わ…………犬『あ~~~!Mさんねぇ!!ごめんねぇぇ~~!』



犬『Mさんね、ちょいちょいそれ言われるんだよねぇ。うんうん。スダ君なら大丈夫かなーと思ったんたけど、ごめんねぇ』


『次からはMさん担当にならないよう調整するからね~いや、本当ごめんよ~




キョロキョロ『あ、いえ。こっちこそすいません。偉そうに意見してしまって……』



犬『いやいや、運転に集中出来ないと自動車学校来てる意味ないからそういうのは言ってくれていいんだよ~』


『じゃぁ、明日は修了検定頑張ってね!』


キョロキョロ『はい!宜しくお願いします!失礼します!』



ガチャ




プーップーッ………




真顔『……………ねーーーーSさん優しすぎん?



お願い『Sさんいつもこんな感じキラキラマジで優しいキラキラ俺のオアシスキラキラ



あ、Sさんは恵比寿顔のナイスミドルです



真顔『でも言ってよかったね………ってかMさん………やっぱ相当クレームあるんじゃね?だってSさんかなり被せ気味に謝ってきたじゃん 



キョロキョロ『だな。………………あーーーーー言って良かったぁぁぁぁ』





実はさ

この電話の時スダの声が震えててさ


え?緊張してんだ?


って意外だったわけ


家では強がって尖ってるから

遠慮なくシャキシャキクレーム言うのかなって思ってたんだよねぇ



しかもさ



真顔『それにしてもえらく低姿勢に話切り出したね………』



キョロキョロ『まぁ、そりゃ相手は一応先生だしな。』


『ムカつくし未だに思い出したらイライラするけど、だからって関係ないSさんに当たるのも違うし。』


『それに担当外して貰えなくて、またM先生に当たった時俺がキレてたって伝わったら更に嫌なおもいすんだろ』



『あ~でも良かった✨よし!飯食おうぜ!』



…………



確かにね



こっちが喧嘩腰だと相手もそうなるし

こっちが友好的だと相手だって特別嫌な気持ちにはならないもんね



人間関係は鏡



大人になれば好き嫌いだけで割りきれないことも多々ある

むしろありすぎる



いつまでも子供だと思ってたけど

ちゃんと考えてるんだな



真顔ほっこり←考えてないと思ってた父と母



クレームって言うほうも勇気がいるとき

あるよね


って震える声のスダを思い出して

意外な一面を見たな

と母は思いました…………









~おまけ~







宇宙人くんM先生の言う通り左に寄せて走ってたら

ダメ出しされたとう話笑い泣き










ムキー『受かったから良かったけどさぁ~!』