【恐縮ですがリブログさせて頂きます!】
【先人達が築いた信頼関係・・・しかし暗雲が・・・】
【先の大戦において日本によって統治されていたインドネシア・・・
日本は、350年も続いたオランダの「愚民化政策」をやめ現地の人々に高等教育を施し、官吏養成学校、師範学校、農林学校、商業学校、工業学校、医科大学、商船学校などを次々開設して、短期間に10万人以上の現地人エリートを養成しました。
日本が敗戦し、オランダが再植民地化しようとしたが、独立精神に目覚めたインドネシアはオランダ軍との戦いを選びました。
この時、敗戦降伏した日本軍の有志将校がインドネシアの独立戦争に加わりました。
そして、軍籍を離脱した一部の日本人3,000人(軍人、軍属)も加わり最前線で戦い、
見事インドネシアの独立に貢献しました。
ちなみに、インドネシアに数百年住む華僑(中国人)はオランダ軍につき、インドネシア軍に銃を向けました。
※1958年に訪日したスカルノ大統領は、日本へ感謝の意を表し、
独立戦争で特に貢献した市来龍夫と吉住留五郎に対し
感謝の言葉を送りました・・・
松山先生の記事にある金子智一氏やインドネシアの独立の為に最前線で戦った日本人の
先人達が築いた信頼関係のうえに今の親日国インドネシアとの良好な関係がある事を知らない日本人が多い事が嘆かわしいと思います。
そして、それが昨今現実の事として表れ始めています。
インドネシアでは現在、中国企業との合弁会社が、首都ジャカルタと大都市バンドンとを結ぶ全長約140キロの「高速鉄道計画」が進んでいいます。
2019年開業予定でしたが、工事の遅れにより未だ開業に至っていません。
この計画の入札においては、鉄道技術、運用実績で日本に決まりかけていた矢先、インドネシア政府は突然入札を白紙化、財政負担を求めないという中共案を採択してしまいました。
当然、日本側には、大きな不信感が残りました。
これとは別に、日本の協力の下、ジャカルタとインドネシア第2の都市スラバヤを結ぶ在来鉄道(約720キロ)の「高速化計画」も進んでいます。
ところがこれにも、インドネシア政府は、中共の参入を求めている事がわかりました。
インドネシア政府は、安かろう悪かろうに惹かれる傾向にあるのでしょうか・・・?
日本の先人達が築いた信頼関係が薄らいできているのを感じざる得ません・・・
インドネシアは世界一、ムスリム(イスラム教徒)が多い国です。
ムスリムの特徴として、一度信頼した相手には信頼を突き通すといったものがあると思います。
信頼関係の乱れの一因は日本人が近代史を知らないという事もあるかもしれません・・・
インドネシアは、韓国の新型戦闘機開発でも揉めています。
つい最近の潜水艦事故も、耐用年数をとっくに過ぎた潜水艦のオーバーホールを韓国に頼んでいた事がわかっています。
日本や製造国のドイツに頼んでいれば、オーバーホールは止めて新しい潜水艦を勧める事も
出来ていたはずだと思います。
※KFX・・・果たして飛ぶのでしょうか・・・
※痛ましい事故となってしまいました・・・
日本人は、先の戦争を正しく見つめ直し近隣諸国との関係を構築する時にきていると思います。
「日本人は誇りを持ちなさい!」という李登輝さんの言葉がよぎります。
最後になってしまいましたが、潜水艦事故で亡くなられた方々にはご冥福をお祈りいたします。
そして、インドネシア政府には、ご遺族の気持ちを最優先での検証をお願いしたいです。
by osho】