今日も適当にレベル上げするかなと荒野にでる僕。
程なくtellで「レベル上げ付き合いますよ」と入った。
初日にとてもよくしてくれたエルバァーンのAさんだ。
とても申し訳ない気がしたが好意は受け止めようと思った。
「よろしくおねがいします」
そう打った。
しばらくしてAさんが来る。
Aさんは今日は忍者だった。
Aさんに連れられ、いつも行く場所を遥かに越え、遠くの地まで行った。
そこでAさんが指差す敵で丁度いい相手や同じぐらいの強さのモンスターと闘っていく。
モンスターとの戦闘中、Aさんがケアル(HPが回復する魔法)や守備力が上がる魔法をかけてくれる。
そのおかげで、何の苦労も無く、すいすい敵を倒していく僕。
ややもあって僕のレベルが上がった。
9レベルだ
Aさんに何度もお礼を言った。
するとAさんが「LSいります?」
LSがなんだかわからない。
レゴ・スターウォーズ。
絶対違う。
素直にLSを知らないと伝えると。簡単にLSの紹介をしてくれた。
僕なりに解釈したのが以下の通りです。間違ってるかも。
LSとはリンクシェルの略。
リンクシェルとは水晶のようなアイテムで、このアイテムは同じものが複数あるらしい。
この同じリンクシェルを持ってる人たち同士でいつでも会話可能となるらしい。
要はグループに入るという事のようだった。
中学校のとき、1クラス内にいくつかグループがあったように。
ヴァナ・ディールにもグループがあるらしい。
僕をグループに入れてくれると言うのだ。
リンクシェルについてはこんな感じ。
もらえるものならもらいたいと言う気持ちなので、僕はリンクシェルをもらうことにした。
Aさんの持ってるリンクシェルを取りにバストゥークに帰る。
途中後ろからカメに殴られたが、無視した。
けど後ろからずっと殴ってくるので闘った。
カメとの戦闘のあとAさんかが言う。
「LS内では挨拶を絶対に忘れないでください。」
話を聞くと、ゲームにログイン(ゲームを始める)した時にまずリンクシェルで挨拶をするという事。
そしてログアウト(ゲームをやめる)ときも挨拶をするという事。
それがマナーなのだと言う。
マナーは守るべきだと思う。
だけど「絶対に」という言葉が怖かった。
そんなに厳しいグループなのか?
僕の中で怖いストーリーが出来る。
こんな感じ。
ある日僕はリンクシェルの挨拶を忘れた。
するとリンクシェルのメンバーから完全無視をされる。
さらに嫌がらせのメッセージが届く。
辞めたくなる。
人間辞めたくなる。
みたいな。
まあ、郷に入っては郷に従え。
サイは投げられた。
走り出したらとまらない。
そんなこんなで街に着き、Aさんからリンクシェルをもらう。
それを装備した。
Aさんが言う「みんなに挨拶して」
緊張する。
これは不良だらけの高校に転校してきたときの気分に似ている。
全くそのような経験はないのだけれども。
僕は出来るだけ、好感の持てる文と、初心者をアピールできる文を打った。
「はじめまして!ゆすけです!初心者ですがよろしくおながいします!」
ビックリマークを多用して元気のよさをアピールしてみた。
「よろーw」
みたいな文がいっぱい出る。
「w」は多分(笑)みたいな意味だと思う。
僕はこの手のネット用語にあまりなれていない。
というかあまり好きじゃない。
けども、みんなに好かれるためそんなそぶりは見せなかった。
あえて「w」を使ってみる。
「はずかしながら超初心者ですえ」
「w」を「e」と打ってしまった。
意図せず京都の人みたいになってしまった。
キーボードの配置を恨む。
なれないことはするもんじゃない。
まあいいや。
そうしてボスが登場する。
Aさん「リーダーのPさんです。」
リーダー。。。
正直なんか怖い。。。
もはや僕の中ではリーダーというより番長にしか見えない。
とにかく挨拶をした。ここで嫌われたらリンチにされる。
FF11の中世的な街も、体育館裏に思えてくる。
「はじめまして!よろしくおねがいします!」
「何でもきいてね~w」とP番長。
以外に気さく。
どうやら僕はこの高校での第一歩を踏み外さなかったみたいだ。
番長と少し会話して番長がいい人だとわかった。
しかしAさんが1回P番長を呼び捨てにしてしまった。
P番長「気をつけてください。」
それまでの軽い感じが急にかしこまった文で妙に怖かった。
ドスが効いてた。
Aさんが何度も謝る。
P番長やっぱ怖いかも・・・
そんなわけで僕はリンクシェルに所属することになった。
ログアウトする時に「ではまたよろしくです。」
とリンクシェルに打つ。
京都弁になるのが嫌なのでwは使わない。
挨拶は絶対である。
この高校でやっていくためにはその1「挨拶は絶対」である。
Aさんにお礼を言ってログアウトした。
今日の教訓
・新たな組織に入る時、不安が伴うのは現実世界もネット世界でも同じという事。
・挨拶は絶対。
・wは京都弁になるから使いたくない。
・番長には逆らえない。
さーて僕の旅は今後どうなるのかな?