プラハードレスデン 国境超え
もう見るものは全部見た。
そもそも私はインドから1日でも早く日本に帰りたかった。
今だって帰りたいって思っている。
ただ、帰る前にどうしても見ておきたかったものが、
ギリシャの複合遺産、メテオラ
ポーランドの負の遺産、アウシュビッツ
ウィーンにあるクリムトの絵
これが全部見終わったからもう今すぐにでも帰りたいのだけれども、
ノリでウィーンからプラハに来てしまって、
プラハからだと日本への直行便が無い。
なので仕方なくドイツまで北上することにした。
ドイツなら何か帰れそうな気がする。
日本に。
名前よく聞くし。ドイツ。
チェコ人とか誰も知らんけどドイツ人なんて首相が女の人、ってことまで知ってる。
それに何より、ドイツって言ったら、
ジャンプ史上最高傑作であるマインドアサシンの故郷じゃないか。
だからドイツからならきっと帰れる。
日本に。
プラハから比較的近い知っている名前のドイツは、ベルリンだった。
ベルリン、完全に知ってる。
壁があるところ。
ローラの疾走したところ。
直行便がありそうではないか。
日本への。
これは帰れる。
完全に日本が近い。
そのままベルリンに向かえばいいものをアホな私はまた寄り道。
途中のドレスデンに寄ってみる。
完全に無駄。
そもそもこのインドから日本へ帰るのに東と中央ヨーロッパ寄り道してる時点で、
無駄なことばっかりしているからもうここに来て無駄とかよくわからない。
だって近かったんだもん。
バスで2時間だったんだもん。
今まで2回乗ったEurolineではなくて、
そもそも初めにこの会社のバスだったからその先も自然とそこを選んでしまう。
知ってるところがいい。
変化なんか怖い。
もう知ってる土地で知ってる人としか会いたくない。
だからその会社のバスを探したのだけれど良い時間のがなくて、
Student Agencyと言う怪しい名前のバスに乗った。
素晴らしかった。
パーソナルモニターに何と添乗員のお姉さんがコーヒーまでサービスしてくれた。

変化を恐れてはならない。
知らないことを恥じてはならない。

ボヘミアの田舎町を通り過ぎる。
ボヘミアン・ラプソディが脳内再生される。
あの愛しいフレディはそういえばプラハの蝋人形館にいた。

フレディ、ここにいたのね。

Elbe川沿い、
Nova Ves辺りでかっこいいお城とか、
街並みとか、
景色も素晴らしかった。
ところでトイレの話。
プラハではだいたい10Kc、50円ぐらいでした。
スタバでも、例えばレシートに書いてあるコードを入力しないとトイレに入れない。
ウィーンやなんかでは1ユーロ取られた。
ムンバイでは2ルピー(4円)なのに。
観光地でだって5ルピーなのに。
奈良では無料なのに。
外国では排泄そのものが何と言うか、
ただじゃおかねーぞ
みたいなことか。
公共のトイレは有り難くきれいに使わねばならない。
無料で使わせてもらえること自体すごいことなんだから。
そして私はこの後ドレスデンに入ったことを心から悔いることになる。
愛がなくてははじまらない。/唯川恵
1番好きな作家の一人。
この人の本はだいたい2秒で読んでしまうぐらいおもしろい。
耳が痛い。
だめな女のだめなところを全力で活字がえぐる。
おもしろかったー!
そもそも私はインドから1日でも早く日本に帰りたかった。
今だって帰りたいって思っている。
ただ、帰る前にどうしても見ておきたかったものが、
ギリシャの複合遺産、メテオラ
ポーランドの負の遺産、アウシュビッツ
ウィーンにあるクリムトの絵
これが全部見終わったからもう今すぐにでも帰りたいのだけれども、
ノリでウィーンからプラハに来てしまって、
プラハからだと日本への直行便が無い。
なので仕方なくドイツまで北上することにした。
ドイツなら何か帰れそうな気がする。
日本に。
名前よく聞くし。ドイツ。
チェコ人とか誰も知らんけどドイツ人なんて首相が女の人、ってことまで知ってる。
それに何より、ドイツって言ったら、
ジャンプ史上最高傑作であるマインドアサシンの故郷じゃないか。
だからドイツからならきっと帰れる。
日本に。
プラハから比較的近い知っている名前のドイツは、ベルリンだった。
ベルリン、完全に知ってる。
壁があるところ。
ローラの疾走したところ。
直行便がありそうではないか。
日本への。
これは帰れる。
完全に日本が近い。
そのままベルリンに向かえばいいものをアホな私はまた寄り道。
途中のドレスデンに寄ってみる。
完全に無駄。
そもそもこのインドから日本へ帰るのに東と中央ヨーロッパ寄り道してる時点で、
無駄なことばっかりしているからもうここに来て無駄とかよくわからない。
だって近かったんだもん。
バスで2時間だったんだもん。
今まで2回乗ったEurolineではなくて、
そもそも初めにこの会社のバスだったからその先も自然とそこを選んでしまう。
知ってるところがいい。
変化なんか怖い。
もう知ってる土地で知ってる人としか会いたくない。
だからその会社のバスを探したのだけれど良い時間のがなくて、
Student Agencyと言う怪しい名前のバスに乗った。
素晴らしかった。
パーソナルモニターに何と添乗員のお姉さんがコーヒーまでサービスしてくれた。

変化を恐れてはならない。
知らないことを恥じてはならない。

ボヘミアの田舎町を通り過ぎる。
ボヘミアン・ラプソディが脳内再生される。
あの愛しいフレディはそういえばプラハの蝋人形館にいた。

フレディ、ここにいたのね。

Elbe川沿い、
Nova Ves辺りでかっこいいお城とか、
街並みとか、
景色も素晴らしかった。

プラハではだいたい10Kc、50円ぐらいでした。
スタバでも、例えばレシートに書いてあるコードを入力しないとトイレに入れない。
ウィーンやなんかでは1ユーロ取られた。
ムンバイでは2ルピー(4円)なのに。
観光地でだって5ルピーなのに。
奈良では無料なのに。
外国では排泄そのものが何と言うか、
ただじゃおかねーぞ
みたいなことか。
公共のトイレは有り難くきれいに使わねばならない。
無料で使わせてもらえること自体すごいことなんだから。
そして私はこの後ドレスデンに入ったことを心から悔いることになる。
愛がなくてははじまらない。/唯川恵

この人の本はだいたい2秒で読んでしまうぐらいおもしろい。
耳が痛い。
だめな女のだめなところを全力で活字がえぐる。
おもしろかったー!