自傷癖が止まらない。アーメダバード旅行② | O.S.D.さり オフィシャルブログ powered by Ameba

自傷癖が止まらない。アーメダバード旅行②

アダラジ・ヴァヴはルダバイというお姫様が作ったもなので、
もちろん貞子嬢はおいでにならなかった。

まだまだここにいられるけど、そろそろ次の場所へ移動します。
サーバルマティ・アシュラム。


インド旅行のお約束、
そう、あの方のおられる場所です。

いつも私の行く先々にストーカーかよお前!ってぐらい必ず現れる、
あのお方。



どこ行ってもあなたいますよね、ガンジーさん。
縁のある地が多すぎやしませんか。
地方妻でもいたんですか。

私だって東京生まれ、大阪育ち、実家は奈良、ぐらいですよ。
あなたこの前のプネにもいましたよね。
一体何なんですかほんと。

とにかくグジャラート州はガンジーが生まれたらしいので、
こうやってアシュラムで歴史を紹介している。
そして何より他の場所で会うガンジー氏と違うのは、
入場料が無料。
なにそれこわい。
インドで無料ってなにそれ。
逆に怖いわ。
世界一金にがめつい国でしょここ!
しっかりしてよ!
さっきの階段井戸だって無料だったし!
おかしいよ!そんなの!
いつものインドらしくないよ!
自分を取り戻してよ!
後で請求書来るの?
ワンクリック詐欺みたいなこと?

とてもきれいな川べりの気持ち良い場所。


そして初めて糸紡ぎを体験させてもらう。
これが実は結構おもしろい。
脱脂綿みたいなやつから紡ぐ。

私は紡ぐ、という日本語がとても好きなので、
いや、それはどうかな、
今ちょっと思っただけで本当はそうでも無いかも知れないけど、
とにかく、
初めて本当に紡いだのです。


これもどっかで聞いたとこのある様な、
スワミナラヤン系のごてごてしたお寺へ。

ヒンドゥーにも色々宗派みたいなのが実はある。
私は仏教の中でも実は厳密に言うと真言宗なんですが、
他にも浄土宗とか日蓮宗とかそうゆう事だと思うんだが、
このスワミナラヤン系はとにかく豪華。
でもどうでもいいから写真撮ってないや。

そんなヒンドゥーのお寺より私は今回井戸の次に来たかったこの場所。


ハーティースィン・ジャイナ教寺院。

きたきたきたきたきたきた
きたー!
やっと!
やっと憧れのジェインのお寺へ!

ムンバイにもたくさんあるジェインテンプル、しかしどれも信者以外入れない。
なぜかここはオープンなのです。

ジャイナ教は既に言及した通りで、
一切の殺生を行わないために、
動物、魚類はもちろん、根菜類も食べない、
菌を殺さないために歯磨きもしない、
虫を踏まない様にホウキで歩く道を掃く、
吸い込まない様にマスクをする、
ある日いきなり家族が解散してホウキとヒョウタンを持って白装束で巡礼に出る、
とにかくぶっとんだ人たち。

こんなぶっ飛んだ人たちいない。
ジャスティン・ビーバーなんか常識人でしかない。
悪いけど。
ジェインに比べたら超ふつう。
ふ・つ・う。


中はもちろん撮影禁止。

おじさんが本当にマスクしてる!


個人での所有を悪とする考えのもと、
寄付額が半端ないそうで、こんな銅像の目は全部宝石。
これが何十体も連なる。


彫刻だって信じられないぐらい豪華で綺麗。

境内で押し寄せる恍惚の中ひたすら観察。
殺生を許さない神様の前で、その信者の中で、
牛肉と豚肉と鶏肉と生魚が何より好きな日本人が、
ひたすら観察。

だから来ずにおられない。
写真は禁止なんだったら来るしか無い。
続く。