振り返ること。 | O.S.D.さり オフィシャルブログ powered by Ameba

振り返ること。

何で私はロシア人のハーフとかやなかったんや、と、
ずっと泣いています。

古いプリクラ帳が出てきて死んだと前々回の日記で言及した。

高校からやり直したい。

ギャルでもないし、
オカエミみたいにオシャレな部類でもないし、
化粧っ気なしの純粋な感じでもないし、
中途半端な化粧が残念なものをより地の底へ突き落とすと言うか、
何と言うたらええんやこれは。

ただただきもい。
きんもー☆
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ほんまにきもすぎて、
全国統一顔面ゴミ屋敷模試があれば、
断トツで満点を取れる。

そんな話をしに、
高校の親友たちに会って来た。
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これが、

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13年後こうなる。

一人はもう二児の母だ。
もう一人は昔から落ち着いていた。
そして二人とも恐ろしくお顔がきれいなのだ。

あんたら、私を利用して自分らを引き立たせとったんやろがい!
と言い掛かりをつけてみたが、
どうやらそうゆうことでは無かったらしい。

私が散々どこでもここでも引きずり回し、
サボりまで強要し、
勝手に親分ぶっていた後輩は、
学校の先生になっている。
そして、私のゴミっぷりも、ここには書けないほどアホなことをしていたのも、
彼はただただ何も言わず笑っていて見守ってくれていたのだと、
今日気付いた。

もう一人、高校の頃は下駄やモコモコスリッパとかちゃんちゃんこで登校していた、
様子のおかしい彼は、
家を買って二児のパパになり、やはり教師をしている。

私は何をやっとるんですか。

外で偶然知り合いに会った折には必ず顔を隠して逃げとる場合か。
いつまで中二病をこじらせとるんだろうか。
趣味=にちゃんねるまとめの閲覧のままで良いんだろうか。

そもそもが変な高校だったの。

今日みんなで話してて思い出した話題は、

自分との戦いだと宣誓し、一年中学ランを着ていた先輩。
ある夏の日の服装検査で教師が「カッターシャツ着てない奴立て!」と叫んだ折、
その先輩は躊躇いがちに立ち上がり、
「いや、お前は立たなくて良い」と言われたこと。

池に飛び込み、鯉を掴んで、
手を洗わずにおにぎりを食べたものの、
池だか鯉だかの菌で急性腸炎になり、
集中治療室にまで入った人の話。

校長が壇上に立った瞬間、
全校生徒で「歌え!歌え!」コール、
歌い出した瞬間「やめろ!やめろ!」コール。
これは集会の日常だった。
暴力沙汰とかは全く無かったのだけれども。

こう書くと楽しい高校の思い出なんだが、
実際とても楽しかったんだが、
10年以上経た今、私には不安なことがある。

何を隠そう、
当時の私は、自分の顔面ゴミ屋敷に、気付いていなかったのだ。

そして、勝手に部室の合鍵を作ってお昼寝をしていたことや、
体育祭のクラスTシャツに「男一筋」と大きく書いていたことや、
あんなことやこんなこと、
とにかくイタいことに気付いていなかったのだ。

だから私は不安なのです。

10年後、三十路の自分を省みた時に、
また同じ痛かった自分を目の当たりにすることが。

で、現実逃避。

今、旅人モードに入った。
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大阪や奈良やをふらふら放浪して、
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愛しい愛しい、愛しい人たちのいる東京に戻ろうと思って、
途中下車してしまった。
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まだ東京は遠い。




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