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感想文

似てるもんで好きなもんリスト。

シルヴィギエムとCOCCO
(両方好き)

ジャングルポケット斉藤と5GAPのホワイト赤マン
(両方好き)

道端カレンとネプイモトの世界番付のインドのレナ
(好きなのはインドだけ)

斎藤工と時任三郎
(好きなのはさで始まってみで終わる方だけ)

ちょっと色んな意味で鹿のお世話とかがあってから、
慌しくしています。

ところでcoccoて一番?か三番ぐらいには好きなミュージシャンだけど、
あの、切る、って言う感覚はよくわからん。

むしろ引きちぎる方が好き。

雑草とか。

そもそもママ譲りの赤毛どころかパパ譲りの栗色天パだ。

日本語は多様性があって本当に美しい。

tearだけで裂く、ちぎる、破る、引き裂く…
どんなけ表現したいかね。

だからこそうざい。
正しく使おうと思えば思うほど疲れてしまうのだ。



そんなこんなで今日は読んだ本のお話。

切るツナガリ。

ヘヴン/川上未映子

因果応報が成り立たないことが当然であるからいつだって芥川賞の人の作品は腹が立つ。
そしてそれが人の世の常であるから余計に腹立つ。
そもそもエンターテイメントじゃない。
内側にしか向かわないから、すっきりする瞬間なんて期待するだけ無駄やし。

私は、呪いみたいなもんをどこかで信じて、
どこかでそんなもんは無いよと思っているから、
その曖昧な部分とか気味の悪い期待を一気に裏切られてしまうと、ただ狼狽する。
某大切なお方に、さりの世界観と重なる、と言われて、
しぶしぶ読んだのだ。
以下ネタバレ














頭おかしくなって、全裸で雨の中大笑いする少女。
それと重なると言われても、
私は間違いなく現代社会に於いてマトモな方だし、
むしろ世田谷区常識人協会の理事やから、
全裸で雨の中大笑いしない。

ただ先日、行きつけのジムでお気に入りの水玉ボクサーブリーフ(OUTDOOR・男物)があまりにも心地良くて、
むしろ家の中それとTシャツだけやし、
そのまま更衣室出そうになった自分にはさすがに引いたよね。

30女がボクサーブリーフで下北沢はやばいよね。
うん。知ってる。


話逸れたけど、
とにかくガチのイジメに遭ったことも加担したことも無いわけ。
だからこのヘヴンって作品と自分なんて、
何が重なるかよくわからない。

まだわからんかったもんは、四年ぐらいしたらわかることが多いので、
またいつか読みます。






あとは、

人間の絆/サマセットモーム
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目に見えない神への信仰心を捨てること、
それによる自由と新しい束縛。
自分自身に対する軽蔑。
主人公のあまりにも弱いこと。
人間のあまりにも卑屈であること。
ダメ主人公のお人好し過ぎることに苛立つし、
人間の普遍的な部分をあまりにもモロ出しなのがムカつく。

大学の時に初めて読んでわけがわからんくて、記憶にもほとんど無かった。
ある演劇鑑賞と宗教学への傾倒がきっかけで、
久しぶりに読み返した。
読んでいて発狂したのは久しぶりだわ。

お勧め。ただし、30歳以上。
二十代で読んでもあまりぴんと来ないと思う。
10代なんてもってのほか。


こんな感じでかしこっぽい評論を並べているが、
私が一番名作やと思うのは、
あくまでも「すごいよ!マサルさん セクシーコマンドー外伝」ですから。
勝手にスカしてるとか誤解しないでちょうだい!
うすた京介より天才なのなんて、
フレディマーキュリーぐらいなんだらねっ!




もう今日は閉店。

iPhoneとMacの同期にまつわる様々なことがわからなすぎて
オエーッてなったので閉店!