インド旅行記シーズン2012 その15 アグラ
2012年11月15日
デリーでの朝。
早朝出発。
ホテルが死ぬほど郊外にあるので、
(その代わりヒルトンやのに安くて静か)
ニューデリー駅往復の車を頼んである。
ちなみに同じ現地の会社で、
鉄道の予約、それから明日の車チャーターもしました。
インド鉄道のチケット予約は、
日本からネットでやるのはほぼ不可能。
現地でどーにかなるわーなどと甘く見てたら、
ほんまにチケット取れなくて移動できなくなるのでご注意を。
まだ真っ暗な中、ホテルから駅へ向かう途中、
数キロ走った所で何かがおかしい。
なに、この違和感。
ちょうどそう、水野豊の横にいるのが、
寺脇康文じゃなくなった時の様な…
だいたい及川光博だって不自然やったっつぅのに、
成宮くんてどうゆうことやねん成宮くんて。
私はなー!
私は…!!
あの寺脇康文のちょっとおっちょこちょいな感じが好きやったんや!
ミッチーも成宮くんもスマート過ぎるんや!
…
あ、わざわざ日本で予約した鉄道のチケット、ホテルに忘れましたー。
ドライバー、ドライバーさん、ちょっと戻っとくれ。
あのチケットが無いと電車に乗れませんです。
はぁぁぁぁぁぁ耐えた。
気付いたの数キロ先で良かったほんまに。
死ぬかおもた。
私ほどの注意深い人間ともなれば、
毎日外出時はエアコンやら電気やら鍵を全部チェックして出て、
それでもまた心配なって家戻って鍵閉まってるか確かめるほどの人間ともなれば、
え?公務員?堅いねーいいねーでもなーB型かー、とか、
顔面はなー、ええねんけどなー、お稼ぎの方がちょっとねー、とか、
ベンチャーwwwこわすぎwwwwwとか、
外資系!最高!あーでもギャンブルやるんだよねー、とか、
そんなこと言ってたら婚期をがっつり逃した私ともなればなー、
その注意深さで人生を完全におかしな方向に猛進中の私ともなれば、
まぁ滅多に忘れ物なんかしませんが、
ほんまに二年に一回ぐらいこうゆうミスをする。
そのレアなやつがこれだ。
向こう2年は私はミス的なことを犯さないのだ。
ニューデリー駅周辺は早朝から賑わう。

また恐らく6時間とか遅れている電車を待つ毛布包まり人間たち、
旅行者をカモるつもりの詐欺人間たち、
牛、
犬、
ネズミ、
赤い服のポーター、
みんな早起き。
しかし私たちは今日、アグラへ日帰りのために、
最高級の特急列車、シャタブディエクスプレスの、
あろうことか一等席を予約してあるのだ。
まあ一人なら二等とかで十分なんやが、
タイタニックに乗っていたらローズの母親と気が合うことで有名なうちのセレブ母親がおりますゆえ。
インド電車は、
日本のグリーン車普通車の差とかのレベルでは無い。
ご飯が出て座席が広くてきれいで欧米人ばっかの一等車、
あとはエアコンがある二等車とか、
以下、指定席じゃないけど椅子はある車両、
椅子はあるけどエアコン無し車両、
エアコンも椅子も人権もない車両、つまり家畜級の扱い受けるやつ、
と、料金も十倍ぐらい変わる。

↑FirstACChairCar
つまり一等でエアコンで椅子がある。
しかしこのシャタブディは、
そもそもデリーとタージマハルのあるアグラを結ぶ、
完全に観光客向けの高級特急なので、
人権無し車両はもともと無く、
し、か、も
時間通りに運行するのだ。
なんたる奇跡ですか。
それ、ほんまにインドですか。
ご飯は大した事ないけど、
一人一人サーブされて、
最後にチップを強要される。
強要でしかない。
二時間でアグラ着。
インドで一番つまり世界で一番詐欺師の多いこの街、
降りたと同時に大量のリキシャワラーにロックオンされる。
俺のに乗れ、
俺のに乗れ、
俺のに乗れ祭り。
乗らないよ。
ちなみに私は初めてのインドで、このアグラを訪れた際、
タクシー運転手と大げんかをした。
いつもの技、
うるさい営業リキシャワラーで相場を確認、
この人たちは絶対にホテルやお土産屋に連れて行こうとするので、
駅から少し、たった50mほどで良いので離れる、
地元の人らがリキシャをつかまえる場所へ、
そして何も言って来ない運転手に交渉。
ここで違ってくるのは値段うんぬんだけではない。
もちろん駅前のリキシャよりは安いし、
何よりお土産屋とかにほぼ寄らないのだ。
同じアグラ駅のリキシャでも、
全く違う。
キンタロー。と前田敦子ぐらい違う。
まずはアグラフォートへ。

ここは前回アホタクシーのせいで行けなかったのだ。
世界遺産!
でかい!
大理石の豪奢な作り!
囚われの塔と言う、
タージマハルを作った王様が息子に幽閉されたという切ない場所、
人が少なくて良い。

リスがちょろちょろして可愛い。
手からビスケットを食べるのだ。

白亜の美しい彫刻と、広大で緑が整った謁見の間。
そう、まさにこの場所で、かつての王様が民衆を前に演説をしたのだ。
その場所に立つ。
もうたまらん。
幸せ。

そしてまたリキシャをつかまえて、タージマハルへ。

どーーーーーん
タージすぐ近くの、地球の喘ぎ方に乗っている安いホテル。
ここにマザーの拠点を確保。
タージに飽きたら、このホテルの屋上から見えるタージと夕焼けを観れる様に。
宿泊はしないが部屋を取る。
ラブホ感覚♡
もしもしピエロ感覚♡
そのもしもしピエロシャージャハーンホテル、
屋上のタージビューのお部屋、
地球の小慣れ方には100ルピーから、とあるが、
800ルピー取られた。
高い。
しかしお部屋からタージはぜひマザーに楽しんで頂きたいのです。
タージを巡って、疲れたらお部屋でチャイ飲みながらタージを眺める。
最高やないか。
プライスレスだお。
そしてその金はマザーが出すのです。
問題無し。

↑屋上からこんな感じで見れる!!!
ホテルのじじいが、世界の紙幣を集めているからくれ、とせがむ。
うぜー!
うるせー!!
紙幣ってお前んとこの部屋一泊分やないか!
誰がやるか!
で、おかんをそこに置き去り。
歩いてタージは行けるからね。
門はここだよ。
はいじゃあさよならー。
私はタージは初インドですでに攻略しているので、
今から別の世界遺産へまた単独行動だ。
デリーでの朝。
早朝出発。
ホテルが死ぬほど郊外にあるので、
(その代わりヒルトンやのに安くて静か)
ニューデリー駅往復の車を頼んである。
ちなみに同じ現地の会社で、
鉄道の予約、それから明日の車チャーターもしました。
インド鉄道のチケット予約は、
日本からネットでやるのはほぼ不可能。
現地でどーにかなるわーなどと甘く見てたら、
ほんまにチケット取れなくて移動できなくなるのでご注意を。
まだ真っ暗な中、ホテルから駅へ向かう途中、
数キロ走った所で何かがおかしい。
なに、この違和感。
ちょうどそう、水野豊の横にいるのが、
寺脇康文じゃなくなった時の様な…
だいたい及川光博だって不自然やったっつぅのに、
成宮くんてどうゆうことやねん成宮くんて。
私はなー!
私は…!!
あの寺脇康文のちょっとおっちょこちょいな感じが好きやったんや!
ミッチーも成宮くんもスマート過ぎるんや!
…
あ、わざわざ日本で予約した鉄道のチケット、ホテルに忘れましたー。
ドライバー、ドライバーさん、ちょっと戻っとくれ。
あのチケットが無いと電車に乗れませんです。
はぁぁぁぁぁぁ耐えた。
気付いたの数キロ先で良かったほんまに。
死ぬかおもた。
私ほどの注意深い人間ともなれば、
毎日外出時はエアコンやら電気やら鍵を全部チェックして出て、
それでもまた心配なって家戻って鍵閉まってるか確かめるほどの人間ともなれば、
え?公務員?堅いねーいいねーでもなーB型かー、とか、
顔面はなー、ええねんけどなー、お稼ぎの方がちょっとねー、とか、
ベンチャーwwwこわすぎwwwwwとか、
外資系!最高!あーでもギャンブルやるんだよねー、とか、
そんなこと言ってたら婚期をがっつり逃した私ともなればなー、
その注意深さで人生を完全におかしな方向に猛進中の私ともなれば、
まぁ滅多に忘れ物なんかしませんが、
ほんまに二年に一回ぐらいこうゆうミスをする。
そのレアなやつがこれだ。
向こう2年は私はミス的なことを犯さないのだ。
ニューデリー駅周辺は早朝から賑わう。

また恐らく6時間とか遅れている電車を待つ毛布包まり人間たち、
旅行者をカモるつもりの詐欺人間たち、
牛、
犬、
ネズミ、
赤い服のポーター、
みんな早起き。
しかし私たちは今日、アグラへ日帰りのために、
最高級の特急列車、シャタブディエクスプレスの、
あろうことか一等席を予約してあるのだ。
まあ一人なら二等とかで十分なんやが、
タイタニックに乗っていたらローズの母親と気が合うことで有名なうちのセレブ母親がおりますゆえ。
インド電車は、
日本のグリーン車普通車の差とかのレベルでは無い。
ご飯が出て座席が広くてきれいで欧米人ばっかの一等車、
あとはエアコンがある二等車とか、
以下、指定席じゃないけど椅子はある車両、
椅子はあるけどエアコン無し車両、
エアコンも椅子も人権もない車両、つまり家畜級の扱い受けるやつ、
と、料金も十倍ぐらい変わる。

↑FirstACChairCar
つまり一等でエアコンで椅子がある。
しかしこのシャタブディは、
そもそもデリーとタージマハルのあるアグラを結ぶ、
完全に観光客向けの高級特急なので、
人権無し車両はもともと無く、
し、か、も
時間通りに運行するのだ。
なんたる奇跡ですか。
それ、ほんまにインドですか。
ご飯は大した事ないけど、
一人一人サーブされて、
最後にチップを強要される。
強要でしかない。
二時間でアグラ着。
インドで一番つまり世界で一番詐欺師の多いこの街、
降りたと同時に大量のリキシャワラーにロックオンされる。
俺のに乗れ、
俺のに乗れ、
俺のに乗れ祭り。
乗らないよ。
ちなみに私は初めてのインドで、このアグラを訪れた際、
タクシー運転手と大げんかをした。
いつもの技、
うるさい営業リキシャワラーで相場を確認、
この人たちは絶対にホテルやお土産屋に連れて行こうとするので、
駅から少し、たった50mほどで良いので離れる、
地元の人らがリキシャをつかまえる場所へ、
そして何も言って来ない運転手に交渉。
ここで違ってくるのは値段うんぬんだけではない。
もちろん駅前のリキシャよりは安いし、
何よりお土産屋とかにほぼ寄らないのだ。
同じアグラ駅のリキシャでも、
全く違う。
キンタロー。と前田敦子ぐらい違う。
まずはアグラフォートへ。

ここは前回アホタクシーのせいで行けなかったのだ。
世界遺産!
でかい!
大理石の豪奢な作り!
囚われの塔と言う、
タージマハルを作った王様が息子に幽閉されたという切ない場所、
人が少なくて良い。

リスがちょろちょろして可愛い。
手からビスケットを食べるのだ。

白亜の美しい彫刻と、広大で緑が整った謁見の間。
そう、まさにこの場所で、かつての王様が民衆を前に演説をしたのだ。
その場所に立つ。
もうたまらん。
幸せ。

そしてまたリキシャをつかまえて、タージマハルへ。

どーーーーーん
タージすぐ近くの、地球の喘ぎ方に乗っている安いホテル。
ここにマザーの拠点を確保。
タージに飽きたら、このホテルの屋上から見えるタージと夕焼けを観れる様に。
宿泊はしないが部屋を取る。
ラブホ感覚♡
もしもしピエロ感覚♡
その
屋上のタージビューのお部屋、
地球の小慣れ方には100ルピーから、とあるが、
800ルピー取られた。
高い。
しかしお部屋からタージはぜひマザーに楽しんで頂きたいのです。
タージを巡って、疲れたらお部屋でチャイ飲みながらタージを眺める。
最高やないか。
プライスレスだお。
そしてその金はマザーが出すのです。
問題無し。

↑屋上からこんな感じで見れる!!!
ホテルのじじいが、世界の紙幣を集めているからくれ、とせがむ。
うぜー!
うるせー!!
紙幣ってお前んとこの部屋一泊分やないか!
誰がやるか!
で、おかんをそこに置き去り。
歩いてタージは行けるからね。
門はここだよ。
はいじゃあさよならー。
私はタージは初インドですでに攻略しているので、
今から別の世界遺産へまた単独行動だ。