インド旅行記シーズン2012 その7 チェンナイ3日目の朝
2012年11月11日
早朝。
熟睡から目覚めて、異変に気付く。
明らかに普段の朝と違う。
俺の、からだ、どうなってるんだよ!
女の子に、なっちゃってる?!
ってヲイ。
元から女です。
セクシーダイナマイトな女です。
ボインちゃんまであと一歩の女です。
そんなことやなくて、
くしゃみが出ない。
私が白雪姫を守るために七人の小人に入隊を希望したならば、
確実に「すまんのぅ、くしゃみと言う奴はもうおるのじゃ。」と断られ、
ハイホーハイホー歌えない。
そのぐらい、毎朝くしゃみで目覚めて、
それが自宅なら数回。
他人が泊まりに来ると持ち込まれる何かで30分。
他人の家だとだいたい一時間。
実家なら猫がいるので一日中。
くしゃみが続く。
普段はずっとマスクで防御しているのだが、
呼吸の際、口腔の助けを借りない鼻呼吸専門の私は、
寝ている間にどうやら苦しくなってマスクを外してしまうのだ。
だから毎朝起きるとくしゃみが止まらない。
初めてのお泊まり♡
2人で迎える最初の朝♡
みたいなそんなもんがあったとするならば、
私の場合は、ただくしゃみをし続けるのだ。
それはもちろん鼻水を伴うし、
いちいち鼻をかむのが面倒なのでたいがい鼻にティシュー、
ティッシュでもいいがここは敢えてのティシューが、
両方の鼻の穴に詰められることになる。
そして百年の恋など12回ほどのくしゃみで冷めるのだ。
インドのホテルなんてハウスダストとダニで、
いわゆる布団の中のアレルゲンやなくて、
アレルゲンの中の布団やろうに、
くしゃみが出ない。
一回も出ない。
ここここここここれは…!!
アーユルヴェーダすごい。
これはすごいぞ?
すごすぎる。
前日にドクターにアレルギーに効くオイルを処方してもらって、
マッサージを受けたからだ。
そうに決まってる。
それしかない。
めっちゃ気分爽快。
そうか、世の中のアレルギー無い人はこんな快適なのか。
目覚め最高やし今日はすいません、ママと別行動をします。
もともとのプランでは、
昨日バスでチェンナイ近くの世界遺産、マハーバリプラムへ行って、
今日はカンチープラムという聖地へ行く予定でしたが、
ノンA/Cバス初号機のシンクロ率が全然足りなかったので、
私は今日、一人でバスでそのマハーバリプラムへ向かう。
母はホテル周辺のバザールやなんかを自分のペースでどうぞ。
お外が嫌ならホテルのプールでぴちゃぴちゃ遊んでなさい!
ということにした。
どうせホテルは連泊なので、夜にまた部屋に集合すれば問題無い。
南インドは、北より人が良いことでも知られている。
確かに、嘘つき率やボッタク率が低い。
チェンナイ自体、観光地では無いので、自ずとそうなるのだ。
まあマミーも大人だし大丈夫やろー!
なんなら私がまだ排尿すら一人でできなかった頃から、
マミーは大人やったんやから大丈夫やろー!
ホテルカード持ってればお金さえあればどこからでも戻って来れるわよ!
ってことで母をホテルに置き去って朝6時から一人で出発。
昨日、60万人ぐらいに確認してやっと目的地へ行くバスを見つけた
チェンナイ最大のCMBTバスターミナルへ向かう。
宿泊費二重取り未遂事件が気分悪すぎてホテルを変えたので、
CMBTまでは15キロほど離れている。
さすがに歩けない。
大きな道路沿いを北上して行く。
朝の通勤時間帯でバスも多い。
どこかでCMBT行のバスに乗れればラッキー。
リキシャは最終手段だ。
てくてく。
ちなみに地図はもちろんあるのだが、今回初めて持参して、
非常に役立ったアイテムが、方位磁石。
海外でもパケ放題の人は地図アプリで何とかなるだろうが、
そんなアホのヒルトン姉妹みたいなセレブでは無い私みたいなもんは、
海外は無料の公共Wi-Fiしか使わない。
どころか今回は一応高級品であるiPhone5は自宅待機、
ただのiPodと化した元高級品のiPhone4でインドに来ている。
も・と・さ・や
そこのあなた、今の彼氏で満足ですか?
昔の彼を思い出して、ついつい比べてしまったり、しませんか?
私はそんなことは本当にどうでも良くて今磁石について話してます。
横槍を刺さないで。
とにかく、この異国の地で地図はあれど、
自分がどこか、どっちに向かうか、
それを判断するのに方位磁石がとてもとても役に立った。
なぜ今まで持って来なかったのかわからない。
ぐらい便利。

「地球の迷い方」という本には基本的に細かい地図は載っていないので、
今回はGoogle地図の画像をPDFにして、
iPodと化したiPhone4に大量に入れて来た。
この技、かなり旅が捗った。
今回のインドはほぼ迷子にならなかったのだ。
しかし次回行く時にポケットWi-Fiを持ち歩いていればもう磁石なんて不要だし
はっきり言って日本での使い道ねーわー!なさ過ぎなにそれ。
・・・
ツンデレなんだよね私。
とにかく方位磁石を考えた人と、
スティーブジョブズには、
感謝してもしきれない。
ほんまにココイチぐらいなら余裕でおごっても良い。
川を渡る。
なかなか大規模な住宅街。

橋の下をのぞくともうそこに生活する人たちの息づかい。

写真左上のパラボラアンテナが不自然でめちゃくちゃ良い味出してる。
ほんでバス停に着く度にその辺の人に聞きまくった結果、
目的地であるCMBTまでの路線バスはどうやら
「23M」という番号なんだが、
他のバスはがんがん来るがそれは来ない。
仕方ないので次のバス停までまた歩いてみる。北上。
途中で変なかき揚げとか食べる。


インドにコンビニは無いが、早朝からこんなおいしいものが
道端でちゃーんと食べられる。
野菜かき揚げすごい美味しかったんだけど、
全然お腹空いてないので残してしまった。
ってゆうかCMBTまで行きたいんだよ、早くバス来いよ。
何で来ないんだよ。
23Mのバス来いやー。
次のバス停でまた聞いてみる。

ちなみにバス停ってこうゆう感じ。
CMBTまで行くバスまだ?
「すぐ来るすぐ来る」
出た、インド名物。
全然すぐちゃうのにすぐっていうやつ!
あんたたちのすぐはほんまに信用できねーんだよ!
あんたら絶対距離と時間の感覚おかしいんだよ!
バラナシへの電車が6時間遅れた時だって
「もう着くもう着く」言うてから4時間掛かったやろがい!
飲み屋で平気で話しかけてくる男の彼女いない歴と
インド人のすぐ、は、
世界2大信じたらケガしますよ。だ。
私ほどの恋愛マスターかつインドマスターともなれば、
そのどちらも2秒で嘘と見破ることができるのだ。
でも南インド、確かに、人は良い。
あんまり嘘はつかないのよねーここの人達。
あと何かくれとかも言うてこないし、
例えば「ええい、23Mは来ないけど23番バスだから
これでええやろだいたい方向一緒やし!」
と思って適当に乗ろうとすると、
「これはCMBT行かないから!」って教えてくれたり、
バス停にはリキシャもたむろしていて、
「どこ行くんや?」とは言ってくるものの全くしつこくない。
某デリーのリキシャワラーとかみたいに追いかけてはこない。
にしてもバスはいっぱい来るのに23M来ない・・・。
よし、リキシャに乗ろう。
今から1日世界遺産やのにこんなとこで体力も時間も使いたくないのよ!
すんなり到着。
交渉も楽ちん。
昨日もここにいた。

ほんまに大きいバスターミナルで、
行き先表示と実際の行き先はむちゃくちゃやけど、
売店も充実してるし、
言ってしまえば、
まさにチェンナイのバスのターミナル、って感じ。
うん。
まさに。
チェンナイのバスのターミナル以外の何でも無いと思う。
うん。
言い換えれば、
チェンナイのバスのターミナル的存在なんやな。ここは。
もっと言えば、
チェンナイのバスのターミナルでしかないんだな。
昨日マハーバリプラム行きに乗ったバス乗り場。
マハーバリプラム行き今日はどれじゃい?!
とそこの売店で聞くと、
「一時間後ぐらいにここから出る」と言われた。
けどすぐおっさんが近くで「マハーバリプラムマハーバリプラム」
と叫んでいる。
インドの制服あるあるの茶色いやつも着ている。
つまり車掌さん。
どれ?って聞いたら全然違う場所に停まってるバスだった。
確認もしたけど間違いなさ気。
すぐ出発キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
改めてですが、
道やバスや電車は、聞くのは一人じゃあかんてこと!
北インドでは嘘を言われるし、
南インドでは嘘はつかれなくてももっと良い別の手段が必ずあるから。

こちらの風通し最高な感じの豪華バスで向かいます。
座席も確保!
話がそれすぎてぜんぜん進まないよどないしてくれんのん。
続く。
早朝。
熟睡から目覚めて、異変に気付く。
明らかに普段の朝と違う。
俺の、からだ、どうなってるんだよ!
女の子に、なっちゃってる?!
ってヲイ。
元から女です。
セクシーダイナマイトな女です。
ボインちゃんまであと一歩の女です。
そんなことやなくて、
くしゃみが出ない。
私が白雪姫を守るために七人の小人に入隊を希望したならば、
確実に「すまんのぅ、くしゃみと言う奴はもうおるのじゃ。」と断られ、
ハイホーハイホー歌えない。
そのぐらい、毎朝くしゃみで目覚めて、
それが自宅なら数回。
他人が泊まりに来ると持ち込まれる何かで30分。
他人の家だとだいたい一時間。
実家なら猫がいるので一日中。
くしゃみが続く。
普段はずっとマスクで防御しているのだが、
呼吸の際、口腔の助けを借りない鼻呼吸専門の私は、
寝ている間にどうやら苦しくなってマスクを外してしまうのだ。
だから毎朝起きるとくしゃみが止まらない。
初めてのお泊まり♡
2人で迎える最初の朝♡
みたいなそんなもんがあったとするならば、
私の場合は、ただくしゃみをし続けるのだ。
それはもちろん鼻水を伴うし、
いちいち鼻をかむのが面倒なのでたいがい鼻にティシュー、
ティッシュでもいいがここは敢えてのティシューが、
両方の鼻の穴に詰められることになる。
そして百年の恋など12回ほどのくしゃみで冷めるのだ。
インドのホテルなんてハウスダストとダニで、
いわゆる布団の中のアレルゲンやなくて、
アレルゲンの中の布団やろうに、
くしゃみが出ない。
一回も出ない。
ここここここここれは…!!
アーユルヴェーダすごい。
これはすごいぞ?
すごすぎる。
前日にドクターにアレルギーに効くオイルを処方してもらって、
マッサージを受けたからだ。
そうに決まってる。
それしかない。
めっちゃ気分爽快。
そうか、世の中のアレルギー無い人はこんな快適なのか。
目覚め最高やし今日はすいません、ママと別行動をします。
もともとのプランでは、
昨日バスでチェンナイ近くの世界遺産、マハーバリプラムへ行って、
今日はカンチープラムという聖地へ行く予定でしたが、
ノンA/Cバス初号機のシンクロ率が全然足りなかったので、
私は今日、一人でバスでそのマハーバリプラムへ向かう。
母はホテル周辺のバザールやなんかを自分のペースでどうぞ。
お外が嫌ならホテルのプールでぴちゃぴちゃ遊んでなさい!
ということにした。
どうせホテルは連泊なので、夜にまた部屋に集合すれば問題無い。
南インドは、北より人が良いことでも知られている。
確かに、嘘つき率やボッタク率が低い。
チェンナイ自体、観光地では無いので、自ずとそうなるのだ。
まあマミーも大人だし大丈夫やろー!
なんなら私がまだ排尿すら一人でできなかった頃から、
マミーは大人やったんやから大丈夫やろー!
ホテルカード持ってればお金さえあればどこからでも戻って来れるわよ!
ってことで母をホテルに置き去って朝6時から一人で出発。
昨日、60万人ぐらいに確認してやっと目的地へ行くバスを見つけた
チェンナイ最大のCMBTバスターミナルへ向かう。
宿泊費二重取り未遂事件が気分悪すぎてホテルを変えたので、
CMBTまでは15キロほど離れている。
さすがに歩けない。
大きな道路沿いを北上して行く。
朝の通勤時間帯でバスも多い。
どこかでCMBT行のバスに乗れればラッキー。
リキシャは最終手段だ。
てくてく。
ちなみに地図はもちろんあるのだが、今回初めて持参して、
非常に役立ったアイテムが、方位磁石。
海外でもパケ放題の人は地図アプリで何とかなるだろうが、
そんなアホのヒルトン姉妹みたいなセレブでは無い私みたいなもんは、
海外は無料の公共Wi-Fiしか使わない。
どころか今回は一応高級品であるiPhone5は自宅待機、
ただのiPodと化した元高級品のiPhone4でインドに来ている。
も・と・さ・や
そこのあなた、今の彼氏で満足ですか?
昔の彼を思い出して、ついつい比べてしまったり、しませんか?
私はそんなことは本当にどうでも良くて今磁石について話してます。
横槍を刺さないで。
とにかく、この異国の地で地図はあれど、
自分がどこか、どっちに向かうか、
それを判断するのに方位磁石がとてもとても役に立った。
なぜ今まで持って来なかったのかわからない。
ぐらい便利。

「地球の迷い方」という本には基本的に細かい地図は載っていないので、
今回はGoogle地図の画像をPDFにして、
iPodと化したiPhone4に大量に入れて来た。
この技、かなり旅が捗った。
今回のインドはほぼ迷子にならなかったのだ。
しかし次回行く時にポケットWi-Fiを持ち歩いていればもう磁石なんて不要だし
はっきり言って日本での使い道ねーわー!なさ過ぎなにそれ。
・・・
ツンデレなんだよね私。
とにかく方位磁石を考えた人と、
スティーブジョブズには、
感謝してもしきれない。
ほんまにココイチぐらいなら余裕でおごっても良い。
川を渡る。
なかなか大規模な住宅街。

橋の下をのぞくともうそこに生活する人たちの息づかい。

写真左上のパラボラアンテナが不自然でめちゃくちゃ良い味出してる。
ほんでバス停に着く度にその辺の人に聞きまくった結果、
目的地であるCMBTまでの路線バスはどうやら
「23M」という番号なんだが、
他のバスはがんがん来るがそれは来ない。
仕方ないので次のバス停までまた歩いてみる。北上。
途中で変なかき揚げとか食べる。


インドにコンビニは無いが、早朝からこんなおいしいものが
道端でちゃーんと食べられる。
野菜かき揚げすごい美味しかったんだけど、
全然お腹空いてないので残してしまった。
ってゆうかCMBTまで行きたいんだよ、早くバス来いよ。
何で来ないんだよ。
23Mのバス来いやー。
次のバス停でまた聞いてみる。

ちなみにバス停ってこうゆう感じ。
CMBTまで行くバスまだ?
「すぐ来るすぐ来る」
出た、インド名物。
全然すぐちゃうのにすぐっていうやつ!
あんたたちのすぐはほんまに信用できねーんだよ!
あんたら絶対距離と時間の感覚おかしいんだよ!
バラナシへの電車が6時間遅れた時だって
「もう着くもう着く」言うてから4時間掛かったやろがい!
飲み屋で平気で話しかけてくる男の彼女いない歴と
インド人のすぐ、は、
世界2大信じたらケガしますよ。だ。
私ほどの恋愛マスターかつインドマスターともなれば、
そのどちらも2秒で嘘と見破ることができるのだ。
でも南インド、確かに、人は良い。
あんまり嘘はつかないのよねーここの人達。
あと何かくれとかも言うてこないし、
例えば「ええい、23Mは来ないけど23番バスだから
これでええやろだいたい方向一緒やし!」
と思って適当に乗ろうとすると、
「これはCMBT行かないから!」って教えてくれたり、
バス停にはリキシャもたむろしていて、
「どこ行くんや?」とは言ってくるものの全くしつこくない。
某デリーのリキシャワラーとかみたいに追いかけてはこない。
にしてもバスはいっぱい来るのに23M来ない・・・。
よし、リキシャに乗ろう。
今から1日世界遺産やのにこんなとこで体力も時間も使いたくないのよ!
すんなり到着。
交渉も楽ちん。
昨日もここにいた。

ほんまに大きいバスターミナルで、
行き先表示と実際の行き先はむちゃくちゃやけど、
売店も充実してるし、
言ってしまえば、
まさにチェンナイのバスのターミナル、って感じ。
うん。
まさに。
チェンナイのバスのターミナル以外の何でも無いと思う。
うん。
言い換えれば、
チェンナイのバスのターミナル的存在なんやな。ここは。
もっと言えば、
チェンナイのバスのターミナルでしかないんだな。
昨日マハーバリプラム行きに乗ったバス乗り場。
マハーバリプラム行き今日はどれじゃい?!
とそこの売店で聞くと、
「一時間後ぐらいにここから出る」と言われた。
けどすぐおっさんが近くで「マハーバリプラムマハーバリプラム」
と叫んでいる。
インドの制服あるあるの茶色いやつも着ている。
つまり車掌さん。
どれ?って聞いたら全然違う場所に停まってるバスだった。
確認もしたけど間違いなさ気。
すぐ出発キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
改めてですが、
道やバスや電車は、聞くのは一人じゃあかんてこと!
北インドでは嘘を言われるし、
南インドでは嘘はつかれなくてももっと良い別の手段が必ずあるから。

こちらの風通し最高な感じの豪華バスで向かいます。
座席も確保!
話がそれすぎてぜんぜん進まないよどないしてくれんのん。
続く。