インド旅行記2011シリーズ⑫ カジュラホ2 | O.S.D.さり オフィシャルブログ powered by Ameba

インド旅行記2011シリーズ⑫ カジュラホ2

2011年11月6日後編

で、カジュラホの贅沢な時間が続く。

西の寺院群。

もう二時間以上かけて触りたくって見て見て裸足で歩いて、
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官能的な彫刻と青空のギャップにヤラれちまって。

エロいとかじゃないよもう。
そう、性って、自分含めバカな日本の若者が歪めてしまってるけれど、
本当は尊いものなんだよ多分。

満足。

柵のすぐ外にあるマタンゲーシュワラ寺院もお参り。
こちらは寺院群の中で唯一今でも信仰されている。

もちろんおっさんに赤いヒモを巻かれて金払えと言われる。
靴見てたから金払えと言いながら子どもが追いかけてくる。
どんな言いがかりやねん。

勝手に見てただけやんけってスルーしても、
それはそれは、がめつい。
10ルピー払ってよパクられない様に見てたんやから!
って靴なんかパクられたことねーし靴泥棒よりお前の方がよっぽどだわ。
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久々の世界遺産やから他の地域の寺院より相当コスいと感じる。

みんなガメつくてコスくて、

自然だ。
必死だ。
子供が一生懸命だ。

プライドどうこうじゃないんだ。
だめもとだし、
でも断られることにいちいち傷付かないんだ。

実害のない、相手の言葉や態度にいちいち傷付かない。

そう、周りがどう言おうが、そんなのは関係無いんだよ。
あなた自身が評価したまんま、他人なんか気にしなくていいんだよ。

で、次は東の寺院群へ。
2kmぐらいは離れてるから歩くと若干だるそう…

そうだリキシャに乗ろう!

西の寺院群入り口の向かい、お店の前に停めてあるリキシャの集団へぶっ込む。

「東までいくら?」

おっさん「200」

「ばかじゃねーの?もういいよ走るよ」

おっさん「100だ、100!」

「いや、いい走る」

若いのが横から「50!」

「よし、じゃあそれで」

最初のおっさん焦って「50!」

いや、もう遅いよ。

格言
強欲者は結局損をする。
自分も肝に命じよう。
だってこの若い方は結果、二日分の相当割りの良い客をゲットできて
おっさんはその後のことは知らんけど個人旅行者なんかほとんどいないからでかい仕事を逃したことになる。

で、その若いのがなかなか使える。
まあまあマジメそうな運転手が来た。

東の寺院群までは無事着いたのだけれど、戻るのにまた別の運転手と交渉するのがダルいから、
往復ってことにしてそこで待たせることにした。
おそらく破格、べらぼーにぼったくってる。

東の寺院群!
まずは博物館とアーディナータ、パールシュヴァナータ、
シャーンティナータを。
西よりは全然規模は小さい。
ジャイナ教になるので、中の像が見慣れた日本の大仏をハダカにした様なだったりで、
ミトゥナももちろん棘を抜く女などなど、なかなか見ごたえあり。
どこまでもセクシー!
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日の入りまでだらーーーーっとして、
そこでタイムアップ。
日没はつまり閉園。

待たせてた運転手と西の寺院群へ戻る。

西の寺院群で日没後サウンドライトショーがあるのです。
エジプトのアブシンベルでもそういえば見たなぁ、サウンドライトショー。

開始まで時間がある。
田舎過ぎて行くとこがない。

帰りにホテルへ戻るのに、真っ暗な夜道を歩くのが嫌なので、
その運転手にまた待っててもらうことにした。

で、開始までなぜか一緒に横で待つそいつ。

なぜかサモサとかを一緒に食べる。

そいつはさらにチャイをおごるとか言い出して宝石屋に入ろうとしたから、
ばーか買わねーよ!って言った折に…日本人が中に。
ハリセンボンの太っちょにそっくりの23歳の日本人女性旅行者で、
どうやらここにもう4日いて、なにやら…
とにかく違法なことをそこの若者とやってるくさい。

本当に宝石を売りつける気はないみたいやけれども、
もっとたち悪い。

その中のインド人の若者に、今夜一緒にビールを飲もうぜ!と言われたからもちろん断った。
お酒なんか飲めないよ!と言っておいた。

違法なものやビールの力なんて借りなくても、
こっちはとっくにナチュラルノルアドレナリンで常にラリっとるわ。
合法かつ自分由来だから無害でいつもキマっとるわ。

海外で面白半分でクスリなんか手出したら、死刑なりますよ、すぐ。
日本でももちろんあかんけど、
面白半分のそうゆうのは私嫌いなの。

医療用モルヒネ以外認めない。

で、時間になってサウンドアンドライトショーへ。
350ルピーて!高ない?

チャンドラって王様が、カジュラホつまり
ここの寺院群ができた流れを英語で解説してくれた。

情報。
オススメ度、低。
同じ時間に民俗舞踊のショーもあってどっちにするか迷ったけど、
とりあえずサウンドライトショーはしょうもない。

で、終わってから同じ運転手がちゃんと出口で待っていた。

この時点でこの運転手、周りの友達はバカだけど、こいつ自身は気が弱くてそんな悪くない、ともう私は見抜いてます。

50ルピーまた払ってホテルまで

夜は女性は一人で歩かない方がいい、ぐらい真っ暗。

晩ご飯はルームサービス\(^o^)/
プールサイドで\(^o^)/

今から飲んじゃう\(^o^)/
ビールは若者とは飲まないけど一人でバーでは飲む\(^o^)/

安全が一番\(^o^)/

明日は10時から13時まで300ルピーで同じ運転手をチャーターしておいた。
完璧な作戦です。

空港のタクシーだと500ルピーするチャーターを150ですませて、
明日もさらに行きたいとこに行きたいだけで300ルピー。

交渉でしぶしぶそうなったけど…
ルームサービスのサンドイッチの方がよっぽど本当は高い。

ごめんね、あたしやっぱり…
汚いアングラなバーより、綺麗で高級なホテルのバーがいい。

ちなみにこのホテルはもちろんタージグループ。
インドの最高級ホテルグループです♡
去年はチェンナイでタージに泊まったから今年はここ!

夜は田舎過ぎて怖いのでホテルで遊ぶのが正解。

※※※
情報
カジュラホに関しては、
女子一人なら、安全なホテルで夜は過ごすのがやはり良いかと。
今回の最高級のホテルチャンドラでも10000円以内で一人で泊まれました。
夜の街は、田舎だから逆にかなり危険なニオイがする。
面白半分で入り込まないこと。
二人以上もしくは男性なら、西の寺院群から南に500mほどでバーの様な
お店が集まったとこがありました。
リキシャで通っただけやから詳しくはわかりません。
ただし、女の子は本当に気をつけましょう。
その土地を嫌いにならないために、
見る必要のないものには近寄らなくていいんだよ。

彼氏の携帯を見る必要がないのと、同じ。