さりが読む。
またキリシタン制圧の話を読んでいた。
推薦者はその理不尽さに泣けると言っていたが、
自分はむしろ登場人物の虚栄心や傲岸さに、
己の姿を重ねて結局変な感じになった。
人間の感性、こうもちがうことを身を以て知るのは、おもしろい。
例えば世界の中心で愛を叫ぶ、で自分は全く泣けなかったし、
逆にただのミステリーでひたすら泣けたりする。
同じものを時には愛でて、時には情感が重ならないとは。
人ってほんまに違うから、自分の考えなんか、押し付けられないんだな。
普遍性なんか本来は無いんじゃなかろうか、とすら思う。
今冷蔵庫にある賞味期限切れの納豆、
私が食べるてもきっと何一つ問題はないだろうし、
でもそれ食べてお腹壊す人がいるのと同じだな。
ちょっと違うのか?
どうなんだい!
どっちなんだい!