武装強盗の技術 | O.S.D.さり オフィシャルブログ powered by Ameba

武装強盗の技術

お気に入りの朝のスパモニで、こんなニュースがあった。


イギリスの貧しい町で生まれ、強盗を何度も繰り返しては捕まっていた凶悪犯のテリー・スミス氏。


脱獄の果てに奥さんとの間に子どもまで生まれ、それでもやはり逃げ切れず投獄されるが、

「オレは変わる!!!!」と誓い数年後に出所。


上申書の文章の巧みさに弁護士が気付いて、

「武装強盗の技術」という著書を発表、ベストセラーに。


さらに凶悪犯罪に関してのコメンテーターや教育者としての地位を築く。


しかし実は、裏でずっと強盗を筆頭とした犯罪を首謀していたとして、とうとう逮捕されたという話。


要は、なかなか人間なんか変われないってゆう話。


人間の行動パターンなんか、そんな簡単に変わらない。


ネガティブだが核心に触れたこのニュースで朝からテンションがあがりきらず、

よくよく上を見上げるとどう考えても満月。


そうか。それでもうエネルギー全部吸い取られてもうとんねや。


しかもラフマニノフなんか聞きながら桜なんて見てしまった自分は、

どうやらもう完全に今日は死んでいる。


桜を見るとなぜ写メールがしたくなるのか。


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まあこれはきもい写真ですね。夜なので。

ランゲルハンス島みたい・・・


話を桜に戻して。

毎年見ているし、もう今まで何十回と桜を見てきたし、来年も生きていればきっと見れるし。


そんなん言うてもうたら、サツマイモやって秋にしかならんし、

雪も冬にしか降らない。


じゃあ何で、自分はこと、桜を写メしたくなるのか。


おそらく、こんなに短い美しいものってゆうのが他になかなか無いからか。


でも、結局桜みたいに究極にきれいで、

究極に花の命が短いもんやったらわかりやすいけど、

人間関係とか、自分の状況とか、

そうゆうのだっていつか変わるものなら大事にせなあかんのじゃないのか。


隣におる人が明日もおるとは限らんのじゃないのか。


じゃあ桜を写メするみたいに、

愛しいものを大事に扱わないと、

結局壊れてしまった時に後悔するんじゃないのか。


そんな夜の入り口でございました。