オークラ前~コロナ禍でも五輪開催に邁進するバッハ一味を糾弾する抗議街宣 | 徹通塾・芝田晴彦のブログ

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民族自決 戦後体制打破
基地問題を考える愛国者連絡会 / 自由アジア連帯東京会議

コロナ感染拡大の収まらないわが国、特に東京においてオリンピックを開催するか否かを決めるのは主権者である開催都市の住民の筈だ。ところがIOCのバッハという男の脳内には大会の中止など念頭に無く、それどころか「犠牲もやむを得ない」と発言、わが国民の感情を逆なでしたに留まらず、「緊急事態宣言ってなんだ?」と開催地の状況には全くの無関心ぶり。先頃の東京都議会選挙で「中止」「延期」「強行するならせめて無観客」と否定的な民意が示されたにもかかわらず、オリンピック開催に邁進する無礼千万の輩・IOCのバッハ会長に対する抗議を先日7月11日、The Okura Tokyo(ホテルオークラ)前にて挙行した。呼びかけは私も共同代表を務める『基地問題を考える愛国者連絡会』並びに『憂国我道会(山口祐二郎代表)』。



もともとこの日は首相官邸前にて『第37回・在沖米軍新基地建設反対抗議街宣』を行う予定であった。因みに前から山口祐二郎君などから、東京オリンピック開催に反対する運動に誘われていたが、興味は無かった。ただ報じられた一連のバッハ会長を始めIOC関係者の、特にわが国の主権を無視するが如き言動に接し「IOCは現代のGHQか?」「バッハは現代のマッカーサーか?」と怒りを覚え、急遽予定を変更、来日直後オークラのスイートに隔離されている三日間を狙い抗議を行った。



もとより、私達は「対米自立・民族自決」の見地から日米安保条約や日米地位協定の改定を訴え、特に沖縄で顕著である在日米軍基地に関する諸問題の解決を訴え行動している。その動機はもちろん「平和ばんざい!」「軍隊いやだ!」などでは無く、敗戦以降侵害され続けるわが国の主権の真の回復と、戦後体制からの脱却が目的だ。一方で東京オリンピック問題。混乱の責任は政府や都にもあると思うが、これは選挙という民主的な手段で意思を突き付けることが出来る。間も無く衆議院選挙も行われる。菅政権を倒すのはその時でいい。しかし一方のIOCバッハ一味。連中の行状はまさにわが国の主権侵害である。オリンピック開催に伴い来日した今のタイミングを逃して声を上げる機会は無い。



当連絡会が呼び掛けた有志や、左派も交えた山口祐二郎グループの若手たちが、バッハの泊まるスイートルームを見上げるオークラ前の敷地に集い、約一時間の間抗議を続けた。



私自身、オリンピックは毎回楽しみにしていた。ロンドンの開会式は素晴らしかった。リオでは日本選手団がいっぱいメダルを取った。リアルタイムでは無いがグルノーブルの記録映画はあの主題曲もあって印象に残った。今回の東京ほど開会式が迫るにつれて憂鬱になった大会は記憶に無い。そりゃあ私も日本国を愛しているし、日本人アスリートが活躍するのを見るのは嬉しい。でも、そういうの。最近は大谷翔平だけでお腹いっぱいだよ。

ともかくバッハは出ていけ!