樹状細胞療法は1クール6回。
結局オスカルさんは2回投与しましたが急変し中止となりましたが、回復することなくそのまま終了という形になりました。

オスカルさんの命を奪った、すい臓辺りに出来た転移と思われる癌ですが、私はおそらく転移ではないと思っています。

お医者さんではないので、はっきり断言は出来ませんが、急変してから撮ったレントゲンでは肺の転移と脇の原発巣は今までと変わらずミリ単位でしか大きくなっていなかったんです。

ずっと私はこの癌と向き合ってきた。
こいつはゆっくりゆっくり蝕んでいく。
でも今回のは急にドンッと大きな状態で現れて、どんどんどんどんオスカルさんのお腹の中を圧迫するまで、凄まじい早さで成長してる。
今までと違う。こいつは新たに出来た違う癌。

何という癌かはしっかり検査しないとわからないと言われたので、オスカルさんの体力的に不可能でした。
だから正体はわかりません。

ずっとずっと戦ってきた憎き軟部組織肉腫という癌がオスカルさんの命を奪ったわけではない。

オスカルさんの軟部組織肉腫はとてもゆっくりなやつでした。

きっと新たに出来たのは悪性度の高いやつだったのではないかと思います。

最後のオスカルさんの治療は完全に緩和ケアでしたので、痛みどめとか吐き気止めとかそんなのなので省略させていただきます。

人間含め、まだまだ癌というのは難しい病気です。
ましてや犬はもともとどんなに長生きしても人間よりも短命です。
その子達にどこまでやるのかという問題もあるので、本当に悩ましく難しい問題です。

ですが、今後どんどん医学が発展していってワンちゃん達が飼い主さんと元気に長く一緒にいられるようになっていってほしいと願っております。

これでオスカルさんのブログは以上とさせていただきます。
どうか悩まれている誰かの助けになるかもしれませんので、オスカルさんの戦い抜いた証を消すことなく置いておきたいと思います。

今までありがとうございました。
またどこかで