本は実際に書店に行って選ぶものと一般的に考えられているが、インターネット上には本のデータが存在しており、それらをまとめてインターネット上における図書館としているサイトがある。こらからその中でも有名な、青空文庫と日本ペンクラブ文藝館の長所、短所を比較して述べていく。

 

 

まず初めに述べたいのは各々の図書館に掲載されている本の量である。青空文庫と日本ペンクラブ文藝館とでは絶対的に差がある。比較をしていくと述べたが、これはどうしようもないことである。青空文庫には著作権の有り無しを合計して13741つの作品が収録されている。

 

対して日本ペンクラブ文藝館には964作品と圧倒的に差がある。964作品収録されているのはとても多いように感じるが、本の業界全体でみればほんの一部でしかなく、そのため作品名が多くの人に知られているメジャーなものばかりしか収録されていないのである。こうなるともし自分があまり知られていない作品をどちらかのサイトで探そうものなら絶対数の多い青空文庫の中から探すであろう。

 

 

 

 

 次に比較するのはサイトの見やすさである。青空文庫の方は従来のまとめサイトのような形で白い背景にずらずらと項目が並べてある。シンプルすぎるのを通り越してごちゃごちゃとしていて大変見にくい。

 

それに関しては日本ペンクラブ文藝館は引けを取っていない。こちらはページがとても見やすい。背景は茶色で地味なように感じるかもしれないが、色合いのバランスがとれており、行の感覚もちょうどいいくらいに空いていて作品名が一つ一つしっかり目に入る。デザインの観点で言うならば断然こちらをおすすめしたい。

 

 

 

 図書館といえば、本棚に本がぎっしり50音順に詰められていて自分の探したい作品を見つけるのに一苦労することがよくある。では、この二つのサイトではどうなのか。

今度は逆に日本ペンクラブ電子文藝館の方から考えていくことにする。

日本ペンクラブ電子文藝館のトップページには作家名、作品名、ジャンル、初出年、会員別、出身地、言語という見出しが出されている。作家名、作品名は50音順に並べられており、

さらに何業の何、例えばア行のアから始まる作品という風に絞り込みを行うことが出来る。先ほども述べたように索引が非常に見やすくてよい。

唯一の難点としては作品名でソートできない点だろうか。いずれ読者からの要望でできるようにはなると考えているのでそうなればさらに使いやすくなるであろう。

 

一方で青空文庫の方は流石と言っていいほど出来が良く、非常に細かい。こちらも作品名、作家名が50音順で並べられていて作者名をクリックするとその作者の作品が50音順で表示される。だがいかんせん文字が読みづらい。昔からあるサイトだからしょうがないといってしまえばそれまでなのだが、私にはどうしてもこの旧型のようなページが好きになることが出来ない。完全に好みの問題であろう。

 

 

 

 二つのサイトを比べるとデザインの面では個人的に日本ペンクラブ文藝館のほうが見やすくて使いたいと思うのだが、客観的に見た場合、機能面、そして収録作品の多さから、青空文庫のほうが使いやすいといえる。むしろ勝負になっていたのかもわからないくらいに圧倒的な差がある。だが、私の様なひねくれ者は王道が嫌いだ。周りが使っているから、流行っているからといって必ずしもそれが一番かはわからない。だから日本ペンクラブ文藝館のような、大きな存在に負けないよう努力しているサイトを応援したい。

 何が言いたいかというと、結論としては、私は図書館サイトを利用するならば青空文庫ではなく、日本ペンクラブ電子文藝館を使いたいと思う。

 

 

 

いままで青空文庫と日本ペンクラブ電子文藝館の二つのサイトを見比べてきたが、図書館サイトにはまだまだ様々なものが存在するであろう。今回は授業の課題として二つのサイトを比較してみたが、この機会にいろんなサイトをみにいくのもいいかもしれないと考えた。