フロレンスとジェニファー | ADELANTEの英語とスペイン語が好き

フロレンスとジェニファー

ジェニファー・ハドソンがアカデミー助演女優賞をとりました。ちらりとテレビでみたジェニファーは「ドリームガールズ」でのダサさはなく、まさにスター誕生という雰囲気がありました。

ジェニファーは「ドリームガールズ」で、失意のうちに死んだフロレンス・バラードをモデルに造型されたエフィーというキャラクターを演じ、主演のビヨンセ・ノウルズをしのぐ歌唱力でみるものをうならせ、今回の受賞となった訳です。

映画のモデルになった歌手、フロレンス・バラードは失意のうちに死んだのにたいし、ジェニファー・ハドソンはエフィー(フロレンス)を演じ一気にスターダムにのしあがる。皮肉といえば皮肉ですが、フロレンス・バラードが再評価されているのだと思えば納得もします。

やはり、この作品は友人を死なせてしまったダイアナ・ロスの償罪という側面もあったのだと私は考えています。(映画では、フロレンスのほうがダイアナよりはるかに歌が上手いと描かれているのですから)