Simple is best! | ADELANTEの英語とスペイン語が好き

Simple is best!

#英文を作成するときは、いわゆる「英作文」をしては<絶対>いけません。
(ここでいう「英作文」とは、まず日本語で文章を作成し、つまり、いったん頭の中で日本語で文章を思い描き、そののちその日本文を英訳する、という作業です)

理由は明らかです。自分が母国語で書いた文章を、母国語より数段能力で劣る非母国語に、翻訳などできるわけがないからです。

そこで、表題の「Simple is best!」です。

非母国語である英語で文章を作成する場合、ボキャブラリーと物事を叙述するフレーズ作成能力が限られてきます。特にこのフレーズ作成能力の薄さは深刻です。ですから、文章を<簡潔に>書くしかないのです。「Simple is best!」ではなく、実際は、「I can only write simple phrases without any choices」だったのです。(述語とちがい、名詞、形容詞、副詞などのボキャブラリーのなさは和英辞典である程度カバーできますが・・・)

でも、この簡潔で短い文章をこまかくつなぎあわせることによって、言いたいことのほとんどの部分が表現できます。これを知ることは重要です。

また、英語は「Get」と「Give」に「on」と「off」や「up」と「down」に「with」などの前置詞や副詞を組み合わせたイディオムでいろいろな英語らしい表現が可能であることや、日本語にはない「it」を主語にできることなどを知れば、英語の表現の幅がかなり広がります。そして、あとはいい英語の文章を書いているひとの文章からつかえるフレーズを盗むことです。そうすれば、着実に英文作成能力はアップしてゆきます。

極論すればヒアリングとスピーキングは、あとでもいいのです。まず、読むことと書くことを身につけてください。それがすべての基礎です。

「My idea is ...(私の考えは・・・です)」と「My understanding is ...(私が理解したことは・・・です)」はよくつかう表現です。覚えておいて損はありません。また、読み手に分かり易いようにロジカルに書くためには、「My idea is ...」と「My understanding is ...」のあとに、箇条書きで簡潔に言いたいことをいうとよいでしょう。

何故ヒアリングとスピーキングはあとでもいいのかは、次回記述します。