宝物は近くにあったよ | わたくしの日常

わたくしの日常

心の中のことは全て目の前の現実に現れています。だから心の中をみていくことが好きです。カナダの大自然に囲まれた生活や家族と過ごす日常、自己認識のブログです。レイキティーチャー、クラニオセイクラルセラピスト、アカシックリーダー、前世療法ヒプノセラピスト




カルガリーに引っ越してきて
一番困っていることは

なかなか近くに
わたしの好みの味のお菓子、特に 大好きなチョコレートの味のお菓子が売っていないことです


たまに行くアジアンスーパーには売っているけど
そんなにしょっちゅうは行きません




チョコレートは明治の板チョコが世界一!!

明治の板チョコを求めるわたくしのお口ですから

こちらによくある
中にヌチャヌチャ系のが入ったやつとか

喉にカーーーーーッペっっっ!!!!!!!!!!!!!!
とへばりつくような 窒息味のやつとか

牛味のやつとか

チョコレートより塩味勝っているやつとか

最初の方こそ 色々試していましたが

もう今や
パッケージ見ただけで
明治の板チョコに対する憧れの気持ちで
ヤサグレたため息が出ます


"んだよ...どうせ 牛味なんだろうよ..ちっ!"
(スケバンか)


この間は
姿形は源氏パイなのに

一口食べて
膝から崩れ落ちるほど不味いお菓子に出会ってしまった時のショック(大袈裟)
人生で経験したことのない裏切りにあった
そんな気分でした(さらに大袈裟)




そんな風なので
もちろん お誕生日ケーキなんかは
全部毒に見えます

夫の子供たちはアイスクリームケーキが大好きで
誰かのお誕生日はいつもアイスケーキ



アイスクリームなのに
なぜ溶けないのか?


毒...なの?



とか 色んなこと考えちゃう

お誕生日に真っ青なアイスケーキを頬張る夫の子供達の青に染まった口もとを見て 
ゾクリと背筋が凍って

お砂糖も食べなよ!
美味しいよ!

とオススメされるけど

毒は食べれないからさ...(心の声)

って。

お腹いっぱいだからさ(実際の音声になった声)

って言って 静かにしている日々を過ごしていました





そして迎えた先日の夫の誕生日


街に繰り出したわたし達はフラフラとウィンドーショッピングを楽しんだり
夫のプレゼントを買ったりしました

途中 夫が 大きな毒ケーキを眺めている姿がチラチラと目につきました

ケーキ食べたい?

聞くと夫は

お誕生日のケーキは誰かに準備してもらうのがいいんだ

と 憎らしくて可愛いことを言っていました

そうだよね〜
誰かに準備してもらうのが嬉しいよね〜

と返事しましたが
わたしは最初からケーキを買うつもりはありませんでした

フフフフフ...


デートを終えて家に帰って
それぞれ自分の好きなことをして過ごしました




わたしは自分用に買った握り寿司を野獣みたいに爆食いして
お昼寝して
牛みたいに過ごしました 大満足




日が暮れてきた頃 目が覚めてリビングに行くと
子ども達とゲームをして楽しそうに過ごしている夫を見て
素敵な誕生日だね 良かったねって和む




その時です




わたしの息子がジョギングに行く
と言って突然雪が積もってる中ジョギングに行きました



しかもなんでか 中学の時の学ラン着てった

え! なんで学ラン?

聞けば学ラン着てコスプレして遊んでいたという...

どんなプレイ...





そして
しばらくして帰ってきたと思ったら

手にはドーナツとケーキを持っていて
ハッピーバースデー!
と夫に渡していて
家族一同 息子のサプライズにビックリ!!!!

夫はその場でドーナツを食べて
美味しい美味しい!!!!
と舌鼓を打っていました


普段から 毒ケーキを怖がって食べないわたしの息子が選んだケーキは

見た目は普通のチョコレートのロールケーキ


それを見たときのわたしは

どうせこのチョコレートも
世にも奇妙な味なんだろうよ ちっ!!!

と卑屈になって期待していませんでしたが

さっき ひと足先に食べていた息子が
一口食べた瞬間

うっ!!!!!!!!!!
と言ったまま うずくまって動かなくなっていて
そのあと
小さな声で

お・い・し・い♡

と呟いたのを聞いてわたしもすぐに口に放り込みました







ふわふわでしっとりで
求めている通りの味の
チョコやないかい♡♡♡♡♡♡


近所に宝物を見つけました



本当に本当に幸せです









こんなに美味しいと思ってなかったから
お皿にボンって盛ってある あはは



ここのお店、今にも潰れそうな雰囲気を醸し出していて
いつも近寄れなかったけど

見た目で判断しちゃダメってことです
コラ 分かったか お砂糖!








おわり