どうも、はちごろうです。


アメブロにはメッセージ機能というものがある。
同じアメブロユーザーや、運営などが
特定のユーザーに直接連絡を取るためのものらしい。
たまに運営の方から

 アメーバピグをやんなさい。
 キャンペーン中だからアイテムとかサービスしてやる


と言われることがあるが、そんな暇はないのでもちろんやらない。


ところが先日、全く見ず知らずのユーザーからメッセージを頂いた。
何でも、その方はとあるネットビジネスの会社の重役さんで、
要約すると

 新規事業でレビューサイトを作っています。
 そうしたレビューサイトやアプリを使う動機、
 SNSの利用状況などについて、
 ビデオ通話アプリを使って
 1時間ほどアンケートをさせていただけないか?
 依頼を引き受けてくれたら謝礼を差し上げます。

  
とのことだった。



私は今回、この申し出を丁重にお断りさせていただいた。

理由はいくつかあったのです。
「ビデオ通話アプリの使い方がわからないこと」や
「平日は仕事が立て込んでいるし、休日は映画のハシゴで平日以上に忙しいため、
 家族など誰にも邪魔されずに会話が出来るまとまった時間が作れないこと」、
「お金をもらうということは言動にそれなりの責任が生じるわけで、
 軽々に引き受けて片手間に質問を受けるのは大変失礼」、
「頼まれもしないのに毎日何千字と駄文を書き続けている人間に、
 わざわざ金を払ってまで話を訊こうという意味がわからない」
そして「そもそもが人見知りなので、単純に怖い」など。


でも一番大きいのは

「アドリブが利かない」

ってことでした。

長々お付き合いしていただいている方にはまさかとお思いでしょうが、
このブログ、毎回アップするときにはそれなりに内容を事前にチェックしている。
誤字がないか?意味が通っているか?引用しているデータに間違いは無いか?等。
それでも年に何度も何らかのやらかしをして、
その都度謝ってるわけだから説得力がありませんが。

つまりですね、
例えばツイッターなどのSNS上で会話をするときは、
相手の文章を何度も読み込んでその真意を考え、
「どう返答したら的確か?」と内容を推敲する時間が持てるわけですよ。
だからいわゆる「売り言葉に買い言葉」で
つい口を突いて出てしまった言葉で相手を傷つけることを
ある程度回避することが出来る。ここが大きい。
しかし、実際に顔を付き合わせてリアルタイムでやりとりすると、
当然その時間はないわけだから勢い思慮に欠いた発言をしたり、
また気の利いた意見が思い浮かばずに言葉に窮してしまうわけです。
だからいまの私にとっては、こうした文字だけでのやりとりの方が性に合っている。
(ま、インタビュアーの方にしてみたら私が言葉に窮して、
 しどろもどろになってる方が面白いのかも知れませんが)

それと、オフ会などで会ったことのある人ならわかると思うんですが、
私は映画やラジオなど、自分の得意な分野の話題なら
かろうじてすらすらと話が出てきますけど、
それ以外の話題になると途端に口が重くなる。
「何をここで言えば正解なのか?」って考え出すともうアウト。
それなら黙って話を訊いていよう、ってなってしまう。
つまり、その場で話すテーマが決まっている場所、
早い話が「オフ会」や「駄話会」では生き生きしてるんですが、
「冠婚葬祭」や「親戚の寄り合い」「見ず知らずの人との食事会」など、
相手との会話の糸口がはっきりしていない席になると
途端に地蔵のように黙り込んでしまうわけです。


ま、早い話が今回のアンケート、
文書で回答できれば気楽に引き受けたかも知れない。
もちろん私の場合は、ですが。



とはいえ、軽く先方の質問に答えさせていただくと、
現在やっているSNSはこのアメブロの他にはツイッター、この2本柱が基本。
あとは細々とではあるけれど、インスタをちょっとだけやってる程度。
mixiとLINEは、まだアカウントはありますがいまはやってません。

それで各SNSを始めたきっかけですが、
mixiとLINE、そしてアメブロに関しては完全に「他人の勧め」です。
学生時代の友人Kから「一緒にやらない?」と言われて
mixiに加入したのがだいたい15年前。
そのときから細々と映画やラジオの感想などを書いてました。
ところがmixiの運営方針変更にユーザーが冷め始めた10年ほど前から、
リスクヘッジも兼ねて別のSNSへの移籍を模索していたんですよ。
そしてその数年後、今度は別の友人Sから
「アメブロやってるんだけど一緒にやらない?」って言われて、
渡りに船とばかりにアメブロに参加したのがいまから8年ほど前。
ちなみに、誘った二人はどちらもアカウントは残しているが
現在は当該SNSから姿を消している。

ここで時を前後しますが、ツイッターを始めたのは大体10年前。
当時TBSラジオで放送していた「小島慶子 キラ★キラ」や
「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」などで、
リスナーがツイッターを使って実況ツイートをするのが流行りまして。
その影響で私も始めました。それがいまの交友関係の礎になっているのですが。

で、以前も書いたことがあるんですが、
実はネットを始めた頃、私はいまの「はちごろう」とは
別のハンドルネームで活動していたんですね。
mixiまではそのハンドルネームでネットをうろちょろしてた。
そもそも「はちごろう」はラジオ投稿用のいわゆるラジオネームなんですよ。
ところが有り難いことにいくつか番組で投稿が採用されるようになり、
この「はちごろう」というラジオネームの知名度が上がってきた。
そのため、当時mixiのバックアップとしてアメブロを使っていた私に、

 「はちごろうがmixiの◯◯というアカウントの感想を盗用してるのでは?」

と、自分で自分の感想をパクるというあらぬ疑いを掛けられる可能性が出来た。
それがきっかけえ、SNSの主軸をいまのアメブロに変えて今に至ると。

ちなみにLINEをやらなくなったのも
mixiと距離を取ったのと似たような理由。
規約が変わったことで会話内容のプライバシー保護に不信感が生じたため、
買ったスタンプのこともあるのでアカウントは残しているけど
アプリ自体はもう数年立ち上げてない。

あ、それとインスタを始めたきっかけですが、
これは友人のかわもっちさんが居酒屋「か和もっち」を始めたとき、
お店で飲んだお酒の写真などをアップしたくてアカウントを取りました。
ただ、楽しいときは写真なんて撮ってる暇が無いので、
せいぜい週1くらいしか投稿していませんが。



前述したように、私をSNSに誘った友人は
どちらも現在はブログの更新をしていない。
こういうパターン、私はしょっちゅう経験している。
いわゆる他人の勧めで始めたものを、
言い出しっぺが辞めた後も続けているというやつ。

じゃあ、なんでSNSを続けているのかというと、
結局は「社会との繋がり」ですね。
ブログでも何度か書いていますが、私は自営業。
だから平日はほとんど家から出ずに過ごせるんですね。
休みの日も家にいようと思えばいくらでもいられるし。
だから実質的には「引きこもり」とあまり変わらないんですよ。
でもこの10年くらい、ラジオ番組への投稿をきっかけに
リスナーさんとの交友関係も多くなって、
とりあえず社会性はある程度回復できたというか。
そのこともあって、いまオフ会などでお目にかかったり、
ツイッターなどでお話しさせていただいている方には感謝しているし、
こんなブログでもお役に立てれば幸いということで、
定期的にオフ会などの告知をさせていただいているわけです。

だから今後も、加齢などによってその熱量は変わっていくかも知れませんが
ブログやSNS自体は続けていくつもりです。



ま、こんなところでしょうか?