2012.1.7と14の2夜連続のドラマ
昭和30年代にアキラが生まれる時から始まった。
父親のヤス(堤真一)、瀬戸内海に面したことろにある運送会社で
働いている。幼少時代に父親に捨てられたと経験がある。
母親の美佐子(西田尚美)は幼いころに原爆で家族をなくしてしまった。
その二人は高度経済成長の世の中で一生懸命にいきてきた。
流行歌、荷台いっぱいに詰め込まれた三輪自動車から整然とつまれたトラック、
人々がしていた仕事からフォークリフトへと時代の移り変わりがかい間みれるのが面白い。
そんな中母親の美佐子が不慮の事故で亡くなりそれから父子だけの生活。
子供のために再婚をしたほうがいいかと思う父親。
だか、それは自分が寂しからではないかといわれる。
両親がそろっている子供はお腹と背中どちらも温めてもらえるけれど、
片親はお腹を温めてもらえるけれど背中は寒い。
その背中は抱きしめてもらえないからずーと寒いままだ。
けれどその背中を他人の手によって其々温めてもらうことも
できる。
親は子供を育てているのではなく、子供よって親にしてもらっている。
真実を知りたがるこどもに子供のために嘘をつく。
なんといってもこの父子のまわりの人々がとてもいい。
うれしいことがあればみんなで喜び、試練が必要とあれば突き放すこともする。
この話の中には本当に「悪」がなく、すてきな話でした。
途中からみたダンナもに最後は食いついてみていました。