この映画は何度みてもいい映画ですね。
患者のことを一番に考え、最大限の力で手術をする医師と
その手術の手助けした看護師との関係。
医療に対して真面目に取り組む夢を持って看護師になったと思う女性が
医療現場に携わってから理想と現実のGAP、看護師の仕事の方向性を見失っているようだ。
そこに今までともに仕事をしている医師とは違う考え、技術をもった医師を
見たとき目覚めた感じ。
その医師の手術する姿をみて、美しいと感じ、
自分もその仕事の手助けをしたい、近づきたい、
尊敬、愛情の形?といろいろな意味を感じてしまう看護師の努力の数々。
映画の中では一言も発っしていないけれど、看護師はこの医師に対して
男性として意識をしているような場面もあり。
そして医師は本当は恋愛とか感じていないのか、感じていてもそれを表面にださない
だけなのか?(私は男ごごろがわかっていない?のか)
恋とか、男女の仲とかを表面に出していないけれど、なんとなく感じるところがいい。
ストレートにこういうことをいうことだけが愛でなないなと思う。
医師が病院を去るとき、いつもは感情を表に決して出さない看護師が感謝の言葉を
伝えたのが告白も含んでいるような。
人の命に関わる重いテーマだけど、だからこそ生身の人間臭さを感じる
素敵な映画です。
何度みても涙してしまいます。
★★★★★