沈まぬ太陽(2009) | めざせ!!シンプル生活

めざせ!!シンプル生活

日々のできごとと、「シンプルな生活をおくる」ために、実践したことを書きたいなぁ

山崎豊子さんの作品は今までいくつか見たけれど、

見ごたえのある作品だった。

この作品はフィクションだからあまり言えないけれど、

御巣鷹山の飛行機事故は、幼いころのニュースで流れていたので、

重なる部分がある。

その飛行機事故の背景にヒューマンエラーがみえかくれする。


事故が起こる前の2約20年前の飛行機会社の組合活動。


華やかな会社のイメージだけど、組合活動も会社の息の根が

かかっている人がいたり、複数組合があり、組合同士の対立。

政治、官僚の思惑も見えかくれする。


特に、「行天四郎(三浦友和)」 という人物の手段は凄さを感じた。


昭和30年~昭和60年という時代の社会の活力を感じる作品だった。

海外勤務は大変だろうと思うけれど、サバンナの自然を感じられるのは

素敵だなと思った。


★★★★☆