どんな時代も笑って輝く しなやかキャリア術
講師:渋井真帆さん (株)エムエス研修企画
場所:ザクレストホテル立川
日時:2月26日(土曜日)12:00~14:00
日経新聞社主催で女性向け日経新聞の読み方や、「経済」というと
少し敬遠しがちなところがあるけれど、身近なことということの講演。
ポイントは・・・・
日経新聞とは「世界経済欲望ドラマ新聞」
経済というフィルターを通して記事ができている。
<<経済新聞を読むコツ>>
1.記事の内容を100%理解しようとしない(わからない単語があってもこだわらない)。
2.全部の記事を読もうとしない。
3.これだけは読む。ポイントを絞る(例えば、米国の経済、自動車関係など)
経済新聞が分かりにくいのは、経済に関する事実情報しか載っていない。
前提条件が抜けているから・・・
自分で、前提条件集める。
前提条件となる資料など
人物相関図をつくるといい。
GDP 世界10位までは抑えておく。
重要人物を抑える(国、企業、個人)
音読にチャレンジ(ビジネス日本語を知る事をできる)
言い回しをおぼえる
(録音すると尚、良い)
私の感想は・・・・
日経新聞の読むポイントを改めて、認識できた。
最低限GDPとROAという言葉がでてきたら、状況判断できるように
前提条件を抑えられるようにしたい。
「音読」以前も言われて実行したのに、いつの間にかできなくなったこと。
また、音読挑戦しようかしら。
もっと・・・・講演内容を詳細にすると・・・
◆自分にとっての輝くとは?
真帆さんの輝くとは、「必要とれてること」
そのためにビジネスという環境を理解しなければならない。
そして自分の役割を果たせば、輝ける。
「選択」と「集中」・・・・いろんなものに手を出して見失わないようにする。
◆「稼ぎ力の種」は、だれしも持っている。
いろんな資格を持つことが種だとか、TOEIC○○○点でないから、自分は持っていないというのは、
間違えた考え方
種というのは、
例えば、専業主婦だったら、「家族の健康管理や冷蔵庫の残りもので料理ができる」
会社員でクレームを受け付けている担当だったら、「クレームの中でお客様のリクエストや
ニーズがみえている→相手が何を要求しているかを蓄積してる」などなど。
生活改善したことを、経済の勉強をしてあてはめることができるようになれば、
相手が求めているフレームが分かれば、自分の強み(種)を生かして相手に必要になる存在になれる。
これは、相手を会社にすると、会社は私たちに「利益、コストダウンを求めている」という目的がぶれなければ
会社内規定でTOEIC○○○点以上の人材という能力が欠けていても、必要は逸材になれる。
(TOEICは、徐々に目標にむけてがんばる必要はあるが・・・今現在能力がなくても焦らない)
差別化は重要--女性ということを強みにする。
ビジネスシーンで女性が経済のことを知っていると、この女性はできるな!と感心されるかも・・・
男性は知っていて当然と思うところがあるから・・・女性ということで、充分強みになる。
これらのように、日常やっていること、興味持っていることが種になる。
人は、いろんな資格を持つというINPUTを増やしたがるけれど、重要なのはOUTPUT
種を多く持つことがよいのではなく、少なくてもいいから持っている種を花開かせること。
◆難しいことを、自分の言葉することが求められる。
(理解している)
◆企業の投資効率を示す代表的な指標:ROA(Return On Assets:総資産利益率)
ROA = 利益 / 総資産
この数値で、企業価値がわかる。
日本はROAが低いことが、問題。
◆人は、みな経営者である
・自分自身の人生の経営者である。
リーマンショック以降は特に「経営者視点を身に着けている人」が有利。
◆日経新聞を利用
・世界でおこっていることは、まわりまわって、自分の会社、生活への影響を考える。
・企業分析をする。相手が何を求めているかをみる。
・経済環境をみる。
・種をまく場所をみる。
◆景気の判断材料
・景気の判断材料:GDP(実質国内総生産)の成長率(%) プラス(景気がいい)orマイナスで判断する。
GDP:世界Total$60兆(5000兆円)
世界第一位は、米国 24.5% $14兆(そのうち米国の個人消費は15% 7割を占める)
◆GDPに影響するもの
1.個人消費(引っ越したり、家具を買ったり)
2.民間投資(工場立てたり、個人が住宅を建てたり)
3.純輸出(「輸出」-「輸入」)
4.その他
◆景気に興味をもつ
米国の個人消費、雇用、失業率(時系列でみる) 1ヶ月毎
住宅ローン減税(エコポイント)のメリット・・・家を買いやすい。引っ越し、家具を買ったり。
子供手当は、現物支給--->経済効果にもたらすものは何かを考えると・・・
などなど