文字通り悪夢のような一戦だった。


頼みの綱の高橋宏が福永のミスも絡み、4失点(自責2)。打線は申し訳程度の3安打の1得点。


あまりにも痛い敗戦となった。


苦しい先発状況の中、この時期までなんとか食らいつけているのは高橋宏のおかげだ。高橋宏は責められない。


しかし、打線はいつになったら2点以上を取れるのだろうか。立浪監督は選手が足りないなりに、必死にやりくりをしている。今日のスタメンも調子がいい細川とカリステの前で、なんとか塁に出てもらいたいという考えから、最近よく出塁している福永と田中を1,2番に起用したのだろう。


ただ、なかなか選手が期待に応えてくれない。もちろん、敗戦の責任は首脳陣が取るべきだ。しかし、試合をしているのはあくまで選手であり、首脳陣の期待に応えることが出来るのも選手だけだ。


立浪監督は、この3年間で、大きな変革をした。その中で、野手だけでも龍空や岡林、田中や福永、村松、細川、石川昂といった沢山の若手を、去年一昨年と起用してきた。

それはひとえに点が取れず、長年低迷しているチームを次世代に切り替え、強いドラゴンズの基盤を作りたいというミスタードラゴンズの思いだろう。


このままでは、3年連続の最下位もありうる。立浪監督は、歴代最悪の監督として語り継がれてしまう。


我慢して起用してくれている立浪監督ら首脳陣のためにも、何よりプロ野球選手という夢を叶えた自分自身のためにも、どうにか選手それぞれが奮起してほしい。


明日は、久しぶりの大野の登板。前回は甲子園で打ち込まれてしまった。相手は強敵東である。


大野にはエースと呼ばれた男の意地を、そして野手陣は、今日の悔しさを晴らすような打線の繋がりを期待したい。


頑張れ!中日ドラゴンズ!

負けるな!中日ドラゴンズ!