2010年 9月15日 | 森のようちえん お山歩隊 のブログ

森のようちえん お山歩隊 のブログ

香川県高松市に園舎をもたない “森のようちえん” が誕生し 今年で15年目を迎えました。 
自然の中で 子どもの自然な育ちを 応援したい
そんなお母さんたちが運営する 小さな手作りようちえんです

くもり雨2010年9月15日

今日は朝から曇っていてとても涼しい


途中から雨が降ってきてぬれると寒いくらいだった


今日の参加者は4組の親子


お山歩隊は1周年を迎え子どもにとって


本当のおもしろさ・楽しさ・成長というのは何か・・・


ということをもっと改めて考えてみようと思う


子どもにとって親にとっていい形・やり方をみんなで模索してみようと思う


ということで今日は子どもの数よりも少ない大人の数でお散歩に行ってみることにした


今日は散歩の途中でM・Iちゃん母とAちゃん母がセンターへ戻った


Tちゃん母・私が子どもたちと山歩きをした


母がいなくなったMちゃんIくんが伏せて泣き


大人が抱っこして歩く


進みながらMちゃんに


親がいないことで甘えがなくなりその間


仲間と共に頑張り 自分で考えて行動することで


本当の楽しさを・たくましさを身に付けてほしい


また昼すぎた時にはみそ汁を居残りママが作るという仕事もある


等々の私たちの考えを一生懸命伝えながら歩いた


するともう泣きやんでいた


Iちゃんもしばらくすると泣きやんでいた


Aちゃんは母が居ないのに気付き 立ち止まり泣きはじめる


抱っこで進んだ


ドングリがたくさん落ちたところで子どもたちが拾い始めた


Aちゃんも泣きやんだ 気が移ったようだ


途中で視界が開けたところでみんなで「オーイ」


下の方から山びこで母2人の声「オーイ」


3人はテンションがあがる


山を下りアスファルトに着くと走り出し最後は笑顔で元気に戻った


私が思うお山歩隊の魅力は遊び場が自然の中なのと


危なっかしい行為でも止めない おおらかなムード 待つ子育て


自分が子どもだったら ここがいい


今日が逆の立場で我が子が泣いて立ち止まった時には


放っておいてほしい 遠くから見える範囲で


そのうち泣きやんで歩き出すと思うから


将来試練に遭ったとき 自分で気持ちを立て直して


乗り越えられる人になってほしいからです


愛しい我が子を崖から突き落とすライオン的な今日の試み


泣いた子どもの涙が無駄にならないように


みんなが慣れるまで続いたらいいなと思う


森の育児サークル 『お山歩隊』のブログ
taka