今日は子どもたちのリクエストでこぶし坂へ。
坂の途中で休憩をしている時、3歳のAが持っていた棒が4歳のHくんの体に当たってしまった。Hくんは「そんな使い方するなら没収だ!」と言ってAから棒を取り上げようとする。
Aも棒を離さない。しばらく取り合いをしていたが、ついにHくんが棒を取り上げ、斜面の下へ投げてしまった。
Aは悔しくて悲しくて大泣き。
Hくんが他の棒を持ってきて渡すけれど、さっきの棒がいい!と気持ちは収まらない。
そこへスタッフのちえちゃんがやってきた。
そろそろビジターセンターへ戻って味噌汁を作る時間だったので、そのことをAに伝えるがAの頭は棒のことでいっぱい。
その様子を見たちえちゃんは斜面を滑って棒を取りに行くことをAに提案してくれた。Aはもちろん行く!と返事。
2人がズルズルと斜面を降りてさっきの棒を探している。でも、なかなか見つからない。
他の子どもたちも降りてきて一緒に探してくれるけど、なかなか見つからない。
なんとかAの納得のいく棒が見つかり、元の道に戻ってきた。Aの顔はスッキリ晴れ晴れしている。
ビジターセンターへの帰り道、ちえちゃんに「Aも一緒に取りに行ってくれたから納得できたんですね。」というと、「Aちゃんの姿が私の心を動かしたから、取りに行っただけだよ。」と答えてくれた。私なら今ここで棒を取りに行ったらAの気持ちが落ち着くかなとか、どうすればビジターセンターに戻ってくれるかななど、その場がおさまる方法を考えてしまっていたと思う。
でも、ちえちゃんはAの姿を見て、シンプルに行動しただけだった。「大人と子ども」ではなく、「人と人」という関係値での関わりをしてくれたから、心にスッと入ったんだろう。
日々の生活の中で、時間や家事に追われてどうしても自分の思惑のなかに子どもの行動をおさめようとしてしまうことがあるけれど、一度立ち止まって子どもの気持ちを素直に受け取って、返すことができたらもっと子育てが楽しくなると思う。
今日もまた大切なことに気づかせてくれたお山歩隊に感謝です。
ちなみにこの日のお昼ご飯はたけのこご飯と山菜の佃煮とよもぎ団子🍡
春の味覚を美味しくいただきました😊
3歳と1歳の母 さなえ

















