文京区大塚 『護国寺』
今日からいよいよ5月がスタート。
G.W.も前半が終わりましたが、みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか?関東近郊だと、どこへ行っても混んでいそうで...と思っている方々、意外と見落としがちな「東京観光」はいかがでしょうか?
真言宗豊山派 大本山「護国寺」 (山号は神齢山。詳しくは神齢山悉地院護国寺と称します)をご紹介いたします。
~護国寺 縁起~
天和元年ニ月(1681年)、五代将軍徳川綱吉公が、その生母、桂昌院の発願により開山。幕府所属の高田薬園の地を賜り、桂昌院持仏の天然琥珀如意輪観世音菩薩を本尊としました。明治16年、大正15年と火災で堂宇の多くを失いましたが、観音堂(本堂)は元禄時代の姿をとどめ、また、滋賀の園城寺(三井寺)から移築された書院を持つ月光殿(重文)は桃山期の建築美を今に伝えています。その他、薬師堂、大師堂、多宝塔、忠霊堂や創建当時のものと伝えられる仁王門、惣門、そして中門と多くの堂宇が保存、または再建されています。
江戸三十三箇所観音霊場の第13番札所でもあり、近代以降は宮家の墓所(豊島ヶ岡御陵)が造られました。また、茶道の総本山としても有名です。墓所には、大隈重信、山縣有朋、大倉喜八郎、ジョサイア・コンドルなど、多くの著名人も眠っています。
■詳しい護国寺の仏様は→コチラ
ものすごい立派な「仁王門」
元禄期に建立されたといわれています。
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一山まるごとがお寺という感じでした。
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仁王門をくぐり、階段を登って「(写真左上の)不老門」をくぐると、
正面に「(写真右下の)観音堂(本堂)」が見えてきます。
「不老門」は、潜ると病気にならず、長寿でいてほしいという願いが込められた門で、形式は天狗や牛若丸で有名な鞍馬山の山門を模しものなんだそうです。この門の正面に高く掲げられている「不老」の二字は徳川家達公に願いでてご執筆戴いたものなんだとか!へぇ~
「観音堂(本堂)」は、元禄10年(1697)に、綱吉公の生母である桂昌院の願いによるもので(桂昌院は大変熱心な仏教信者であった)、自身の信仰する念持仏の奉納・祈願を目的として建立されました。本尊は桂昌院念持仏の天然琥珀観世音菩薩ですが、御前立として木像の如意輪観世音菩薩像(平安時代の作)が本堂の須彌壇に安置されています。
また、本堂には大小様々な仏像(かなりあります!)が安置されていて、
貴重な文化遺産を間近で見ることができます
訪れた日は運良く「花まつり(降誕会、花供養、 灌仏会とも)」と
呼ばれる、お釈迦さまの誕生を祝うおまつりのイベント日でした
いろいろな花で飾った小さなお堂(花御堂)の中に、甘茶の入った水盤を置き、あかちゃん姿のお釈迦様の像(誕生仏)を祀ります。ときにはこの花御堂を白い象にのせて練り歩きく場合もあります(写真右上)
かわいらしく着飾ったお子さんが一杯
稚児練供養行列というのに参加されたんでしょうか?
とにかく可愛いかったです~
本堂の左手には、大きなしだれ桜と八重桜があり、ラッキーなことに丁度咲いていました
護国寺は「ツツジ」や「紅葉」も綺麗だそうですよ
鐘楼(付梵鐘)
鐘楼形式の中では、格式の高い袴腰付重層入母屋造りの形式で、江戸時代中期の建立。
表情が素晴らしい大仏様も。
非常に和みます...(笑)
2007年4月29日(日)~5月6日(日)
10:00~18:00※初日(29日)のみ15:00~18:00
入場無料!
"命あるものすべての幸せと平和を願い、10名のチベット僧が来日。
仮面舞踏、砂曼陀羅、灌頂、護摩、瞑想セッションを行います。
標高4,000mのヒマラヤ山麓で花開いたチベット仏教・文化を体験する、祝福多い8日間”
仏像好きの方は特別開帳もありますので、是非チェックを!
↓
●本尊如意輪観世音菩薩の特別開帳
本堂(観音堂)(4月29日~5月6日の毎日 10:00~18:00)
行事期間中特別に本尊如意輪観世音菩薩が開帳されます。●金剛界・胎蔵法曼荼羅の特別展示
本堂(観音堂) (4月29日~5月6日の毎日 10:00~18:00)
弘法大師空海により中国から日本に伝わった真言密教。その教えの中核をなす金剛界・胎蔵法曼荼羅を掛け、祈りを行なう壇を荘厳します。
■名 称:真言宗豊山派 大本山「護国寺」
■住 所:〒112-0012 東京都文京区大塚
(東京メトロ有楽町線「護国寺」駅 1番出口すぐ)
■T E L : 03(3941)0764
~お土産~
お数珠入れを買いました。
柄が気に入ったので、ポーチとして使っています♪