豊島区西巣鴨 「(とげぬき地蔵尊)高岩寺」 | おさんぽカフェ

豊島区西巣鴨 「(とげぬき地蔵尊)高岩寺」

●先日、初めて訪れた「巣鴨」の続きです●

『ファイト餃子』 でお腹を満たした後は、せっかくなので
とげぬき地蔵も拝んで行こうと巣鴨地蔵通り商店街をお散歩あし
進めば進む程、おばあちゃん率、アップ
そんな商店街の中心が、病気や心の刺を抜くということで多くの参詣者が訪れる、
とげぬき地蔵として有名な「高岩寺」です。このあたりまで来ると、最高潮の人出となります。
曹洞宗なんですね~ 
曹洞宗の寺院「萬頂山 高岩寺(ばんちょうざん こうがんじ)
本尊は延命地蔵尊(通称:とげぬき地蔵非公開おやしらず
~由来~
正徳3年(1713年)のこと、江戸小石川の田付又四郎という人の妻は、日頃から地蔵尊を信仰していましたが、ひとりの男児を出産してのち重い病の床についていました。諸方の医者が手当てをしましたが、甲斐がなく、ついには「怨霊のたたり」とあきらめて死を覚悟する始末でした。
 そこで、田付氏は妻が以前から信仰していた地蔵尊にすがるしかないと、熱心に祈願を続けていますと、ある日黒衣の僧侶が田付氏の枕元に立ち、「私の像を川に流しなさい」とのお告げ。そして、「あなたに印像を与えよう」といわれます。目覚めてみると、枕元に地蔵尊を刻んだ小さな木片がありました。さっそくこれを印肉にしめして一万体の御影を作り、一心に祈りつつ、これを川に浮かべました。翌朝、夫人の夢に現われた死霊を袈裟をつけた僧が錫杖で突き出してしまいました。その後、夫人の病気は日1日と回復し、以後夫人は無病になったといいます。
 それから2年後のこと、毛利家の女中が誤って針を呑み込んでしまいました。針は腹までまわって医者も手のほどこしようがありません。そこで田付氏のつくった地蔵尊の御影を飲ませたところ、御影を貫いた針が吐き出された、ということです。
そこから他の病気の治癒改善にも利益があるとされ、現在に到るまでその利益を求めて齢者を中心に、高遠方から訪ねてくる程参拝者が絶えません。
境内で1枚100円にて販売している延命地蔵尊の画像を元にした札「御影(おみかげ)[縦4cm、横1.5cmの和紙の中央に尊像が描かれている]は、お守りとして身につけても良いですし、細かくちぎって飲む(!)なんて効果があると噂です(購入済み)

優しいお顔デス
聖観音菩薩様(通称、洗い観音)

病気の快復を祈り身体の悪い所を洗う、または濡れタオルで拭くと利益があるという有名な洗い観音様。以前はタワシで擦っていたため、摩耗が激しかったので、タワシ→白布に変わった 模様です。
この洗い観音をご本尊のとげぬき地蔵尊と勘違いしている人が多いようですが、本尊は延命地蔵尊様ですヨ。境内左奥にあるのですが、その前にはポールで囲われた行列スペースがありますあせる行列が並べる様に、ともうけられている様で「こんなに並ぶんだ~」とびっくり∑(゚Д゚) 昼間なら1時間待つ事もあるようですが、この日は夕方5時前だった事もあり、境内の人もまばらで空いていました。10分も待たなかったでしょうか?

洗い観音様のすぐお隣で営業している
名物の「幸福だんご」屋さん
おやしらず

柔らかいお団子(100円)が、いい具合に焦げていて

大変美味しかったですビックリマーク( ´艸`)


ゆっくりとお参りをしたい時は朝早くか、夕方の5時過ぎが比較的すいている様です。ただ、夕方遅くなると境内もしまってしまう上、商店街のお店がしまるのが早い巣鴨を「ぶらぶら散歩」が出来なくなってしまうので、ちょっと待つ覚悟で日中にお参りした方が楽しめそうです


ちなみに、2/1放送の「拝啓、父上様」第四話にココ『高岩寺』が登場していました。

商店街も色々出てきましたね♪


ガモウナとかガモカジとか参考になりました(笑)

赤パンツ、買っておけばよかったな~ヒヨコ


■ 名 称 :『萬頂山 高岩寺
■ 住 所 :東京都豊島区巣鴨3-35-2 (巣鴨駅から徒歩7分)
■ T E L  :03-3917-8221
■ 営業時間 :8~17時(冬期は~16時30分)

★毎月4の付く日(1月、5月、9月の24日は例大祭)は“とげぬき地蔵尊”の縁日デス。


ついでに寄ってみてはいかが?

巣鴨猿田彦大神庚申堂

「庚申塚」停留場の前の道は、かつての五街道(徳川幕府が定めた東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道)の一つ中山道です。中山道は江戸から京都への裏街道として、板橋宿を第一宿とし、69次の宿駅が設けられていました。巣鴨の庚申塚は中山道と王子道の交わる所にあり、板橋宿の一つ手前ということもあり、江戸時代には、板橋宿に入る前の旅人たちの休憩スポット(立場)として賑わっていたそうです。今も、庚申の日には参拝者で賑わっており、地名にまでなった例は全国的にも珍しいそうです。
安藤広重の「巣鴨庚申の図」にも描かれています。

■ 住 所 :東京都豊島区巣鴨4-35-2