ブッキーさんは結局、人間界に残って翔ちゃんのマネージャーをしている。

ブッキーさんは
『仕事』の楽しさを人間界で味わったことで、これが生きがいだと思えるようになったんだって。

それも半分あるだろうけど
翔ちゃんとの絆も強いからなんだろうなぁと俺は思っている。






ジュンショーと潤くん
サトショーと智くん
カズショーとカズくん

たちはそれぞれとても仲が良く

順調に愛を育んでいる。





時々ブッキーさんも含めて全員で会ってバーベキューしたり鍋パしたりして遊んでいる。





俺と翔ちゃんは・・・・・






触れ合えなかった期間が長かったせいか

とにかく触れ合うことばかりやってるカップルになった。

他の面々からも言われるんだ『イチャりすぎ』って・・・




そのくらい

仲良くて

そのくらい

お互いがお互いになくてはならない存在。







今日は翔ちゃんが個人レッスンをつけてくれると言うので

ピアノレッスン中。





とはいえ俺の部屋だから電子ピアノなんだけどね。





「雅紀、すげーいいよ。」

「本当?」

「ああ。」

「んふふ」

「雅紀の音色好きだよ。」

「音色だけ?」

「指も、爪も。」




そう言って翔ちゃんが触ってくれる。




「あとは?」

「手首も、この腕も。」



ススーっと翔ちゃんが手首から腕にかけて滑らせていく。



「はぁ・・・ッ」




「顎も、首も。」

「翔ちゃ・・・・んン、」





「ちくびも・・・そして、ここも、こっちも」

「あん!やぁっ・・・///」





翔ちゃんが触るところすべて気持ちいい。


「もっと・・・もっとシて?翔ちゃん」






おねだりも上手になったみたいで・・・

翔ちゃんは今日も

嬉しそうに微笑みながら

俺のリクエストよりもさらに想像以上に





色んなところを触ってくれる・・・





「翔ちゃ、ん、すき、だよ、」

「俺も・・・」





ずっとずっと一緒だよ?

ずっとずっと触れ合っていこうね?





翔ちゃん、大好き。









ーFinー