瑠璃の浄土 | 茜色と藍色の空を眺める日々

京都市京セラ美術館。


杉本博司氏の展覧会

東山キューブの柿落とし展示会らしい。


あの場所で展示することに意味があると言っても過言でないくらい内容が素晴らしかった。

五輪塔の中にある海景を観た後の
プリズムのカラー写真。

(特に赤と黄と青の様な紫が印象的)
彼の作品はあまり色を感じさせないモノが多いから強烈な印象に残った。

仏の海はまさしく現代風三十三間堂。
じっと観ているだけで心穏やかになれた気がした。

日本の歴史的なものを現代の技巧やセンスの良い魅せ方で鑑賞者を引き込んでいく天才だと思う。







実はcasaの4月号で特集されていて
写真では見ていたけど実際観るのまた別物。

近くに住んでるし人や興味を持った方は是非一度足を運んで欲しい。
(今は事前予約制なので時間制約はあるけどゆったりと観ることができます)

そして時間があれば近くにある細美美術館の同じく杉本博司氏の飄々表具にも足を運んで下さい。
表具と表装の概念が覆ると思うから…

個人的にはcasaでケンチクを学ぶ旅を連載している櫻井翔くんに行って欲しいんだ。
海景シリーズ所有しているからきっと知ってるだろうなぁ。ぜひ足を運んで欲しいけど東京から京都は仕事でもまだ難しいかなぁ。
(プラベでも観に行く機会があればいいなぁ)


グッズはシンプルで図録以外は…と思ってたのに
細美美術館にレアものがあって即買いしてしまいました😅

余談ですが細美美術館のミュージアムショップは
いつ行ってもレアものを置いててヤバすぎる
(めっちゃ褒めてる)