知らなかったとは知らなかった
大相撲九州場所もいよいよ明日が千秋楽、
今日は久々に土曜がお休みの旦那様と一緒にテレビ観戦しました。
驚いたのは、今場所東前頭16枚目の碧山(あおいやま)が登場した場面での
実況アナウンサーとリポーターとのやり取りです。
このブログで最初にブルガリア出身の碧山関を紹介した昨年の3月は
あまりの出世の早さに髪の毛が追いつかずザンバラでした。
新十両になり立派な髷姿になっていたことをお知らせしたのが今年7月。
そして、今日の話では
ここまで10勝している関取に事前にインタビューしたリポーターが
「もしかすると三賞の可能性も」と言うと
来日して約二年の彼は
なんと
三賞のことをよく知らなかったそうです。
「よくわからないけど、もしソレのときはまた来て下さい」と答えたとか。
そればかりか、実況アナウンサーの話では
先日まで「水入り」のこともわかっていなかったとか。
私も相撲を観るようになる前は全く知りませんでしたが
まさか、力士自身が知らずに土俵に上がっていたとは・・・
ちなみに
三賞とは「横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に与えられる三種類の賞」のことで、
水入りは「取組が長時間になり疲労などのために動きが止まってしまった状態で、行司の判断で一時中断すること」です。
これには解説の舞の海さんも
「今まで、知らずに受賞した人って、いるんですかね~?」と当惑気味でした。
賞はともかくとして
少なくとも、土俵上の取組最中に起きるかもしれない事についてのルール(水入り等)は知っておいたほうがよいのではないかと・・・
それにしても
日本語よりも遥かに上回る速さで相撲を習得しているということだけは明らかな様子
いろんな意味で
今後が楽しみです