骨折した兎
オリンパスの騒動を見ていると
日本料理吉兆を思い出しました。
某インチキ大国の、しかも冷凍の餃子をアホみたいな価格で購入し、更にそんな2重に危険な食品を子どもにまで与えておいて「毒が入っていた」とか、
生産と流通を考えればありえない価格だということが明らかな肉を購入しておいて「別の肉が混ざっていた」とかいう、
充分に想像できるリスクと安価とを天秤にかけ、後者を選び取った人々に起きた顛末とは全く別だった、
あの吉兆です。
老舗で、名が通っているからこそ
決して安くない金額を出してでも食事をしていた人々が
実は裏切られていて、食べ残しや賞味期限切れを出されていたアレです。
冒険好きの若手が率いるITベンチャーでもなければ、
研究成果により当たり外れの差が激しい産学連携の弱小企業でもない、
「老舗で世界に名の通った大手企業」だったからこそ
そこに勤務したり
投資したりしている人々が
吉兆で食事していた人々とどこかダブって見えます。
もちろん、何をするにもリスクというものは不可避ではありますが、
努力して極力避けてきた、
その為に取捨選択してきたにも関わらず、
結果がこれでは・・・。
あ~
これでまた日本企業全体の信用度が低下し、さらに経済に影響がでるのでしょうね
おかしーなー
市場のアノマリーでいうと
「卯は跳ねる」はずだったのに。。。