11月19日にフランツ・フェルディナンドのライヴを観た。


 実はファーストしか持ってないんだけどちょっと観ておきたかったので参戦。
 そしてベースのボブが不在ってあのー…The Killersもベーシストがいなかったんですけどー…、これは71歳最強のベーシスト、ポール・マカートニーが来たからですかねー?!
 サポートのスコット・パターソンは衣装もフランツっぽくないなぁとか思った。そしてやたらキッチリ弾いてて、本来のフランツのライヴってベースどんな感じなのと訊きたくなる。
 
 アレックスが曲前にポーズを取ってジャンプしたりするの決まってんなぁとか思った。
 Can't Stop Feelingからのドナ・サマーのI Feel Loveやるっての定番なのかな?皆ドナ・サマー好きだよなぁとぼんやり。このアレンジが物凄過ぎて途中意味分かんなくなったけどw

 何だかオーディエンスの反応はファーストとセカンドからの曲が物凄く反応良かったような。それ以降はキラーシングルないのかな。

 アレックスがいたるところでキメまくっているのが面白いな(女の子にはカッコイイんだろうけど)。

 兎に角踊れるロックというところでは最高に楽しいライヴだったんでなかろうか。最後のドラムを皆で叩くってもう笑うしかないんですけどw








 でここからあれだが、正直ライヴ連続して観ていたせいでフランツはちょっと見劣りした(このあとアトムス・フォー・ピースも観たから尚更)。バンドしては役目をキッチリ果たしているんだけど、バンドのアルバム、ちょっと停滞気味な気がする。実際アメリカで受けが良くない。イギリスでは悪くない位置にはつけたけどファーストほどのそれはない。それにこれはアトムスにも繋がる話だけど、ギターが物凄くデヴィッド・バーン、トーキング・ヘッズ的だったファーストを考えるとセカンドにおいて、あー、そっちしかやらないの?っていう感じが自分にはとっても大きくそれがアルバムにイマイチ手を出さない理由だったりしたんだけど(ライブ観たあとにCD買い足しましたけど)、踊れるロック以外のことも出来るバンドだと思うんだけど、そっちしかやらないんだっていうね。日本で今一番人気ありそうだなとか思うも武道館でやってたこととかあるからどうなんだろうね?でもフェスのトリ、日本だと任させそうな気もするけど。海外だとそうでもない。ある意味物凄く安定しているインディロックの範疇に上手く入っている気がして、どうもねと。もっと頑張らないとヤバイと思うぞと本音があった。

 いえ、ライヴは十分に楽しみましたけどね。

 
 で、あのー、フランツはファーストアルバムのあのデザインのTシャツ毎回ライヴで売ってんの?とは訊きたくなったけど。あれ、なんか違うのか?