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【8/19・今日という一日】 ●10代のころ。 はっきり言って一番面倒くさい時期だと思います。 ある日、母が服を買ってきてくれました。 あまりにも趣味じゃ無さすぎる。 ありがた迷惑の極みでしかありません。 『お金の無駄だよ。お金くれれば自分で買うのに!』とイラついて言った記憶があります。 母は 『あらゴメンね💦かあちゃん、服とかよく分からなくて』 ヘラヘラと笑った。 ・ ・ ・ 暴力とかには縁のない僕ですが、今思うと荒れてました。 自分という面倒くさい存在に、自分自身が手を焼いてました。 家にも帰ったり帰らなかったり。 朝帰りもしょっちゅう。 親とはほとんど話さなくなり、父親に関しては本当に嫌いになり、2年ほど完全無視までしました。 6人家族の家でも、僕だけが勝手に孤立しました。 母なりに息子を心配して、服でも買えば何か会話のきっかけを掴めるとか思ったのかもしれません。 しかしその結果 『ありがとう』ではなく、 『センスもないくせに余計なことするな!』 ・ ・ ・ 戦中生まれの母で、お洒落とは無縁。 着れるものがあれば御の字の時代。 服などは、破れたものをツギハギして着てたり、子供が飽きた服をお下がりに着ていた。 高校生男子が喜ぶ服を買えるわけがない。 ・ ・ ・ 気を使って慣れないことをして、かえって息子の機嫌を悪くした母です。 客観的に見て、なんとも不憫です。 ・ ・ ・ 母の行動が正しかったか否か? 結果的に正しかったのだと思います。 僕は数々、母を困らせてきました。 ・ ・ ・ 今は? 妻にも言われましたが 『お母さんに呼び出されたり用事頼まれると、すぐに行くよね』 そうなんです。 世間からマザコンだと思われても構いません。 母に対しては、どんなにやっても、自分がしてきた罪は消えないと思ってます。 どんなにやっても 死なれた時 『本当に親不孝な息子だった』と思うと確信してます。 ・ ・ ・ 不器用で検討違いな愛情だったかもしれませんが、不器用なりに必死に考えてくれたんだ。 その想いが、歳を重ねるほど身に染みます。 ・ ・ ・ 子供に 『親不孝なことばかりした』と思わせることが、子供に対しての、一番の愛情なんじゃないかと思いました。 それは どんなに理不尽な暴言も、受け止めてくれたこと。 見捨てなかったということ。 ・ ・ ・ 昨日、息子さんを連れてきてくれた母親さんからLINEが来ました。(よかったら昨日の投稿見てくださいね!) 結果的にサッカーは続けるということ。 うちに来て良かったということ。 その御礼のLINEでした。 ・ ・ ・ 僕の腕が良いとか、人格が良いとか、そんなことを言いたいのではありません。 もしかしたら 『会ったことのないオジサンに、マッサージなんてされたくねーよ!余計なことすんなよ!』 と思っていたかもしれません。 だとしても、それが後々、僕のように『不器用な母ちゃんなりに、どうにかしてくれようとしてくれたんだ』 そう思うのかもな…と思いました。 ・ ・ ・ 夏休み入って間も無く、友人(女性) から『うちの息子に』と連絡が来ました。 詳細は聞いてませんが、10代の多感な時期の息子さん。 僕はどちらかと言うと 断りに近い返信をしました。 『本人が望んでるならいいけど、そうでないなら、お金の無駄になるよ』って。 ・ ・ ・ 僕が息子さんの立場なら、マッサージで5000円出してくれんなら、それ小遣いとしてくれよ!と思ったに違いないです。 僕のところに連れてくるのは、今の段階では検討違いの余計なお世話かもしれません。 しかしその検討違いな余計なお世話的愛情が、 『どんなにやっても恩を返せない』 『生涯頭が上がらない』 という息子にするかもしれません。 これを読むかどうか分かりませんが、あの時のあの判断は、間違いだったかもしれません💦 昨日のことこら、自分のことを思い出し、考えが変わりました。 せっかく連絡くれたのに、こちらが断るような言い方しましたね💦 ・ ・ ・ ●写真は、ディズニーイクスピアリの『レッドロブスター』です。 神的に素晴らしい接客をしてくれた佐々木さん。 もし行くようなことがありましたら、『神的に素晴らしい接客の佐々木さんはいますか?』と聞いてくださいね! 若い人が、ニコニコと素晴らしい接客をしてくれる。 若い才能や特技は、皆んなで賞賛して伸ばしたいものです😊

GrinBlueグリンブルー中和田オサムさん(@nakawada036)がシェアした投稿 -