クリスマスイブには全く関係ないこと。

でも、「書きたい!」と思った時が、一番書いていて楽しいです( ´∀`)

 

娘が小学生ということもあり、「自分が娘と同じころは…」と、ふと思い出すことがあります。

 

 

 

今日、ふと衝撃的なことを思い出しました。

それは、娘と同じ小学5年生の時のことでした。

 

 

 

当時、よく遊んでいた裕太(仮名)

 

「中学校の文化祭に行こう!!!」と約束していました。

 

40年前の小学生、今と違って娯楽はまだまだ少ないです。

中学校の文化祭に行くというのは、とても興奮することでした。

 

中学校まで4キロ先を自転車で向かいました。

 

手持ち金はお互い500円ほどです。

40年前、5年生の500円は、まぁまぁの所持金です。

 

 

 

僕らが住む地区を出てすぐのことです。

 

「あ!!!!!!」

裕太は大声を出しました。

 

「1万円だ!!!!!」

そうです。1万円がパラリと落ちていました。

 

一緒にいたのですが、見つけたのは裕太でした。

 

 

 

僕らは基本的に真面目くんでした。

真面目で大人しいタイプ。

 

「警察に持って行った方がいいよね…」

 

しかし、僕らが住む地区は、駅から7〜8キロ離れています。

自転車で行ったら、もう文化祭には行けません。

しかも、そもそも警察がどこに存在しているかも分からない5年生。

 

僕らの親はどちらも共働き。

両親に相談することもできません。

 

 

 

僕らは基本的に真面目で大人しいタイプです。

 

でもその時は、どちらが先に言ったかまでは覚えていませんが

「いいんじゃない。もらっちゃっても…」

 

僕らはとにかく、文化祭に行きたかったのです。

こんなところでウダウダ悩んでいたら、終わってしまうような時間になっていました。

 

財布なら後からでも届けましたが、紙幣だけを警察に届けても…という気持ちもありました。

 

 

 

「もらっちゃっても…」

になった瞬間の裕太は一気に大はしゃぎです。

「おお!!!1万円!!!」

自転車を漕ぐ勢いも軽やかです。

 

今の5年生にしても、いや大人だとしても1万円は大金です。

思いがけず1万円が入った裕太は大はしゃぎです。

 

心の中で

「自分の所持金500円は使わなくても良さそうかな」

そう期待していました。

 

別にねだるわけでもなく、何かしら奢ってくれるだろうと期待していました。

「思いがけず1万円が手に入ったのだからね」そう期待していました。

 

 

 

裕太はバカスカお金を使いました。

 

「おお!!!こんなに使ってもまだ9000円も残ってるぜ!!!」

 

「これ欲しい!!!これやりたい!!!これ食べたい!!!これ飲みたい!!!」

 

40年前の中学文化祭。1万円もあれば、いくら使っても無くなりません。

僕の所持金500円が無くなりました。

それでも裕太は変わらず大はしゃぎ。

 

所持金が無くなった僕は、裕太のあとを付いていくだけです。

裕太があれこれ飲み食いしているのを、ただ横に付いて見ているだけでした。

 

「うう…食べ過ぎたよ…」

帰りの自転車で裕太はニッコニコしながら僕に言いました。

 

「そうなんだ^^;」

僕は苦笑いで返しました。

ずっと付き合っていた僕のお腹は、既に夕食を待っていました。

 

 

 

目の前であぶく銭が入ったことを知っている僕に対して、ジュース1つも奢ってくれることはありませんでした。

 

5年生ながら、その行動に僕はビックリでした。

怒りとか悔しさではなく、どうしてこうまでできるかの神経が不思議でした。

 

特に大きな喧嘩などはしませんでしたが、5年生だけ仲良くしていて、後は自然と離れてしまいました。

 

中学・高校と一緒でしたが、すれ違いに「おう!」と挨拶する程度の仲になりました。

 

 

 

彼の現在も知っていますが、ずっとパッとしない人生を歩んでいます。

友人らしい友人もいないかもしれません。

 

彼は性格の悪い人間ではありませんでした。基本的には真面目な人間です。人を虐めたりバカにしたりはしない人間です。ただ、他人に対する配慮がとてつもなくなかった人でした。

 

すごくケチだと思いますし、ひたすら付き合わせてもニコニコできる神経。

 

万が一にでも読まれてもいいと思い書いています。

 

「君の人生がずっとパッとしないのは、こういうとこなんだよ」

あの時、ジュース1本くらい奢るだけでも、君の人生は全然違っていたかと思うよ。


自分らしく生きると、自分勝手に居やすいは、まったく違うことなのだよ。

 

 

 

生まれ持った性格はあると思います。

 

振り返ってみて下さい。

基本的な性格って、幼少期とあまり変わらなくはないでしょうか?

 

僕は人間成長したくて、ずっと自分なりに頑張っているつもりです。

しかし、元々持っている資質は変わっていません。

長所も短所も、資質的には変わってないと思っています。

 

 

 

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何故なら、本当の自分に向き合わなければいけないからです。

 

自分の弱い部分や汚い部分にも目を向けさせます。

 

目を背けたい弱い部分を知ることによって

「自信を失くしてしまう」

という方にはオススメしません。

 

弱い部分を知って

「そこに気をつけたら、もっと人生が好転するんだ!」

という方だけ受講して下さいね。

 

 

 

裕太は

真面目で勉強熱心。他人に媚びらない人間でした。

そこは尊敬していた部分です。

 

1つだけ言うなら、「他人への配慮」にかけている人間でした。

きっと悪気もなく。

 

そこに目を向けていたら、彼はめちゃくちゃ良い人生を歩んでいたはずです。

それは確信します。

 

※最後になんですが、拾ったお金は警察に。

 

道ひらきセラピスト・中和田收

 

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基礎編 1月26日(土) 11時~17時(小休憩あり)

 

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開催場所 千葉県千葉市

基礎編 2月27日(水) 11時~17時(小休憩あり)

 

上級編 2月28日(木) 11時~17時(小休憩あり)

 

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