ヘッダー作らせて下さい!!!と言い始めて1ヶ月ほどですが、沢山のご依頼をくださり、本当にありがたいです。

躊躇いはあるのですが、何故ヘッダー作りの仕事を始めたか?を書こうと思います。

 

宣伝してすぐに注文下さった、神奈川県の古畑智子さん、熊本県の中野るいさんにはお伝えしました。

 

どれだけ感謝しているか伝えたかったのです。

 

 

 

躊躇の理由は、「お涙頂戴で営業したくない」ということです。それは反則なんじゃないかと思っていましたので。

 

古畑さんからは「お涙頂戴でもいいじゃないですか」との言葉。とても勇気をもらえました。

 

中野さんからは、「公表したらシェアしますよ」との応援言葉を頂きました。

 

本当に有り難いです。

 

 

 

 

逆の立場で考えました。

 

「お涙頂戴営業でも、対価として見合わないものに、僕は絶対にお金を使いたくはありません。だったら募金します。

 

でも、その商品の裏にあるストーリーがあるのとないとでは、ストーリー性のあるものに心惹かれます。」

 

これから話すストーリーに心惹かれてくれるかどうか、それは分かりません。

 

いくつかある理由。最初に一番大きな理由。

 

 

障害ある甥のチカラになりたい

 

 

僕には、生まれつき腰から下が麻痺していて、知的障害もある甥がおります。17歳になります。

 

自分のチカラで排泄もできない。読み書きもほとんど無理です。簡単な会話はできます。

 

今は週に一回程度で、支援学校に行くバス停まで送っています。

 

 

 

元々明るい性格で、学校はとても楽しいようです。2回送りましたが、重度の差こそあれ、そこに行けば「特別な存在」ではありません。

 

しかし、高校を卒業してからが問題なのです。

 

行く先がありません。

 

 

 

世の中には、甥のような人がたくさんいるかとは思います。

 

1日中、ただ家の中で生活している。365日です。

 

自ら引きこもってしまったのならまだしも、そうなる選択しかない人がいます。

 

 

 

せめて身体障害だけなら、頭を使う仕事、PCの仕事があります。

 

せめて知的障害だけなら、身体を使う仕事があります。

 

両方だと、極めて選択肢が少ないのです。

 

 

 

卒業に向けて、支援学校に通っている子供達は、受け入れてくれる会社や店を探し研修に行ったりします。

 

うちの甥も2週間研修に行かなくてはいけない立場なのですが、2週間の送り迎えをする人がいません。

 

介護タクシーを2週間お願いするほどの財力もありません。

 

排泄を手伝ってくれるまではしてもらえません。

 

 

 

シングルマザーで3人の子供を育てている姉は保育士。養育費のないまま生活費を稼いでいます。2週間の送り迎えをしたいのなら「どうぞ辞めて下さいね」という幼稚園に勤めています。

 

友人とランチだなんて、夢のまた夢のような毎日を過ごしています。仕事と甥の面倒だけで1年があっという間に過ぎている人生です。

 

かなり無理をしているので、身体のあちこち悲鳴を上げています。

 

それまでは全面的に世話をしてきた母は、昨年2月のくも膜下出血で4ヶ月の入院。

 

奇跡的に回復したものの、車は引退です。そもそも80なので、それはもう仕方ありません。

 

 

 

自営業である僕なので、比較的に時間の融通はできる方です。が、僕の収入源の大きな部分はリラクゼーション業です。

 

送り迎えの約束をしたら、お客様とは約束できません。

 

お客様と約束したら、送り迎えの約束ができません。

 

僕は僕で、僕の家庭があります。安易に「よし!叔父さんが送り迎えしてやるよ!」とは言えない状況です。

 

 

 

再来年、甥は学校を卒業です。

 

人好きな甥は、学校が楽しみです。

 

健常者の高校生と一緒。行けば「おはよう!」と言い合える友人がいる。

 

現時点の卒業してからの選択は、引きこもりです。

 

自分で出かけることもできないので、引きこもりの選択です。

 

障害者を受け入れてくれる企業はあるのですが、送り迎えまではしてくれるところは極めて少ないです。

 

しかも甥は、自ら排泄もできません。それをサポートしてくれる企業など、さらにありません。

 

 

 

僕は数年前から、どうにか収入源の幅を広げたいと思っておりました。

 

時間に縛られない、どこでもできること。

 

怪しい・危険と言われるようなものも、それなりに勉強しました。

 

仮想通貨・株投資・アフィリエイト

 

どれも、どこにいてもできることで、時間の制約もありません。

 

確実性に乏しいですが、必死に勉強して取り組めば、「いけるんじゃないか?」と思いました。

 

が、どうにもこうにもツマラナイのです💦僕にとっては、とんでもなくツマラナイ。

 

 

 

僕はやはりワガママなんだと思います。「甥のチカラになりたい!」と思いつつ、昔からどうしてもツマラナイことにエネルギーが注げません😅

 

 

ビジネスコンサルの仕事

 

 

年間契約のビジネスコンサルティング

やってきて痛感したことがあります。

 

ノウハウを伝えても、それをやり続けることができない人がおります。

 

これを読むかもしれないコンサルティング契約の方、耳が痛かったらごめんなさい😅

 

でもね、やり続けることができないのは仕方ありません。

 

僕が先の「仮想通貨・株投資・アフィリエイト」が、とんでもなくツマラなく、続けようと思ってもできなかった。(仮想通貨はしませんでした)

 

 

 

僕が教えるほとんどはweb作業中心です。web・ネットが苦手なのに、果敢に取り組むことが良いと思えなくなったのです。

 

動画や個別で、web作業の仕方を教えても「どうしても苦手で嫌い」という方がおります。うちの妻も、スマホでSNS投稿が限界です。

以前は「やるかやらないの問題だよ。分からないんじゃなくて、分かろうとするかしないかの問題」そう体育会系的に教えていました。

 

でも、それは改めました。僕自身が嫌いで苦手なことを続けられないのに、それを強いるのは矛盾している。

 

僕はですね、大嫌いと思っていたPCなのですが、どうやら大好きらしいです。

 

嫌いで苦手なことに努力すると、忍耐力はつくかもしれませんが、人としての輝きは奪われる。嫌いなことをすると、体内のビタミンが破壊されるので免疫力が下がる。そしてそれは寿命を縮める。

 

嫌いなことに努力すると、脳はどんどん退化して、認知症の原因にもなる。だから、嫌いなことに努力してはいけない。努力がダメなのではなく、嫌いなことに努力するのがダメ。それは僕の信念の1つです。

 

 

 

とは言っても、仕事をしていく上で、最低限のweb作業は避けられません。起業してそれなりの収入が欲しければ、web作業は避けられません。

 

僕が言う「最低限のPCスキル」が、人によってはとんでもなく要求が高いようです。

 

 

コンサルティングに加えて、広告代理店をすることにしました

 

 

自分でweb作業をし続けることができない方のために、多くのweb作業を代理する仕事をスタートします。

 

詳しくはこちら

 

広告を代理するにあたり、重要なことがあります。パッと見た瞬間の画像です。

 

その画像の良し悪しで、その人のイメージが決められます。

 

ヘッダーはとても重要なので、画像加工を勉強し始めました。

 

そしたら楽しい!楽しい!僕にしては高いお金を出して、写真も定期的に購入することにしました。

 

 

 

そして僕は、もう十分認知もされてきたと思っていますし、ちょっとした芸能人みたいな気分も味わえました。それによっての収入も得られました。

 

今したいことの1つは、人を売り出したいのです。

 

コンサルティングは、自分で自分を売りだす方法を教えています。

 

今は、自分で自分を売りだすことが苦手な人、webが苦手な人を売り出したいという欲求があります。

 

ある意味、芸能プロダクション的なこと、裏方の仕事がしたいのです。

 

それが広告代理の仕事。

 

 

ここでやっと「自分が楽しい」と「甥のチカラになる」が重なりました。

 

webの仕事を増やしていけば、ネット環境さえあればどこでも仕事ができます。

 

甥の送り迎えをして、送った先の車中で仕事をするということもできます。

 

本気で広告代理の仕事をするのなら、やらなくてはいけないことは山ほどあります。

 

その一貫、そのスタートがヘッダー作りなのです。

再来年には甥は卒業です。のんびりスキルを上げているわけにはいかないのです。

 

お金を戴くということはプレッシャーですが、そのプレッシャーがスキルを強引に上げるという考えです。

 

ヘッダー1つ3万とかのプライスを付けている方もおりますが、僕は練習をさせてもらってお金を戴いているという感覚です。

 

 

 

画像は購入して、編集ツールも定額支払っております。

 

1つのヘッダー作るのに、プランニング・素材選び・編集作業で、だいたい5時間くらいかかってしまいます。

 

それで3500円は、粗利と時間給と考えたら、アルバイト料金にもなりません。でもそれは、今は練習段階・スキルアップ段階だからです。スキルアップと共に段階的に上げていきます。

 

 

だからと言って、リラクゼーションの仕事をやめるわけではありません

 

 

この仕事は、僕を救ってくれた仕事です。

 

やめるわけはありません。

 

有り難いことに、やめられたら困る人もおります。

 

後継者も、もっともっと排出したいです。

 

今回のブログは、「お涙ちょうだい営業」だけでなく「もうリラクゼーションは飽きたのね」と思われたくないのもあって躊躇しました。

 

飽きたなんてとんでもありません。ただ、web作業の時間の比重を増やしていく方向性です。

 

 

大変なのは、あんたのとこだけじゃないよ

 

そういうことも十二分に理解しております。人それぞれ、言わないだけで色々あるかとは思います。

 

そのような批判があることも分かった上で、今回こうして書かせて頂きました。

 

お涙ちょうだいになるかもしれませんが、それでも今は、スキルを上げるための仕事が欲しいと思っております。

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

 

心から感謝申し上げます😀

 

 

道ひらきセラピスト・中和田收

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