1人食堂に入りメニューを広げた
冷やしソーメンがパッと目に入り、その瞬間
胸がキューっと締め付けられた
そして
ノスタルジックな懐かしい空気に包まれた
何だ？何を感じた
胸の痛みがなんなのか、しばらく考えてみた
…そうか…それか…
もうすぐ夏がくるな
僕が育った中和田家の夏休み
お昼にはよく冷やしソーメンが出た
ソーメンばかりだったイメージしかない
亡き父が好きだったのかどうか分からないが、よく冷やしソーメンを食べていた
「旨い旨い」とも言わず、ただズルズルとソーメンをすすっていた
僕が幼少期の頃、エアコンある家の方が少なかったんじゃあないのかな？
ちなみに実家は今だにない
ミンミンゼミの歌声を聴き、扇風機にあたりながら冷やしソーメンを食べた
時おり風に揺られて風鈴がチリンチリンと音を立てる
火照った身体にヒンヤリした冷やしソーメン
薬味はほとんどなかった質素な冷やしソーメン
喉を通すたび、少しづつ身体が冷やされるのを感じる
目の前には亡き親父
寡黙にズルズル冷やしソーメンをすする
昭和の父らしく白のランニング肌着
僕はと言えば、さっさと食べて、カブトムシを取りに行こうか？川に遊びに行こうか？そんな事を考えながら啜っていた
汗ばんだ肌に冷やしソーメン
そんな幼少だった夏休みの一コマを、フッと思い出し切ない気持ちになった
あの日の親父って、今の僕より年下だ
なんか不思議な感じ
たぶん…今ここに父がいるのだろう
でなければ、こんな気持ちにはならないはずだ
ソーメン見るたび、センチメンタルになっているわけではない
もうすぐ一周忌
早いね親父
亡き父を思い出し、センチメンタルになるのは度々ある
それは感謝すべき事
幼少期を思い出し苦しむ人もいる
僕がいつか旅立った後、娘にいくつのセンチメンタルを残してやれるだろうか？
それは特別な事じゃあないんだろうな
ただただ一緒に居て、
一緒の空気を吸い、
一緒に食事をし、
一緒に風呂に入り、
一緒に宿題をし、
一緒に笑い、
一緒に泣き、
時には喧嘩して
そんな1つ1つがセピア色に輝くのだろう
僕がここまで家族が好きなのは、自分をトコトン嫌った過去があるからだ
自分にかけてくれた妻、父にならせてくれた妻と娘
自分をトコトン嫌ったからこそ、毎日に感謝できる
自分を嫌っている方がいたら言いたい
「とことん嫌って下さい」
どん底まで嫌った先には、希望しか残らないような気がします
パンドラの箱のように
今そう感じました
そこまで来ると、毎日が感謝の連続になります
感謝の連続になると、毎日の景色が変わります
そして過ぎ去った辛い過去全てが、セピア色に輝くようになるんじゃないか…
そうあって欲しい
今ある辛さは、いつかセピア色に輝くための、人生ドラマにかかせない演出
そうあって欲しい
6月24日 GrinBlue牛久中央店イベントのお知らせ
セミナー＆ワーク 「癒しの先の向こう側」
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
Body care salon Thank you（ボディケアサロンサンキュー）
冷やしソーメンがパッと目に入り、その瞬間
胸がキューっと締め付けられた
そして
ノスタルジックな懐かしい空気に包まれた
何だ？何を感じた
胸の痛みがなんなのか、しばらく考えてみた
…そうか…それか…
もうすぐ夏がくるな
僕が育った中和田家の夏休み
お昼にはよく冷やしソーメンが出た
ソーメンばかりだったイメージしかない
亡き父が好きだったのかどうか分からないが、よく冷やしソーメンを食べていた
「旨い旨い」とも言わず、ただズルズルとソーメンをすすっていた
僕が幼少期の頃、エアコンある家の方が少なかったんじゃあないのかな？
ちなみに実家は今だにない
ミンミンゼミの歌声を聴き、扇風機にあたりながら冷やしソーメンを食べた
時おり風に揺られて風鈴がチリンチリンと音を立てる
火照った身体にヒンヤリした冷やしソーメン
薬味はほとんどなかった質素な冷やしソーメン
喉を通すたび、少しづつ身体が冷やされるのを感じる
目の前には亡き親父
寡黙にズルズル冷やしソーメンをすする
昭和の父らしく白のランニング肌着
僕はと言えば、さっさと食べて、カブトムシを取りに行こうか？川に遊びに行こうか？そんな事を考えながら啜っていた
汗ばんだ肌に冷やしソーメン
そんな幼少だった夏休みの一コマを、フッと思い出し切ない気持ちになった
あの日の親父って、今の僕より年下だ
なんか不思議な感じ
たぶん…今ここに父がいるのだろう
でなければ、こんな気持ちにはならないはずだ
ソーメン見るたび、センチメンタルになっているわけではない
もうすぐ一周忌
早いね親父
亡き父を思い出し、センチメンタルになるのは度々ある
それは感謝すべき事
幼少期を思い出し苦しむ人もいる
僕がいつか旅立った後、娘にいくつのセンチメンタルを残してやれるだろうか？
それは特別な事じゃあないんだろうな
ただただ一緒に居て、
一緒の空気を吸い、
一緒に食事をし、
一緒に風呂に入り、
一緒に宿題をし、
一緒に笑い、
一緒に泣き、
時には喧嘩して
そんな1つ1つがセピア色に輝くのだろう
僕がここまで家族が好きなのは、自分をトコトン嫌った過去があるからだ
自分にかけてくれた妻、父にならせてくれた妻と娘
自分をトコトン嫌ったからこそ、毎日に感謝できる
自分を嫌っている方がいたら言いたい
「とことん嫌って下さい」
どん底まで嫌った先には、希望しか残らないような気がします
パンドラの箱のように
今そう感じました
そこまで来ると、毎日が感謝の連続になります
感謝の連続になると、毎日の景色が変わります
そして過ぎ去った辛い過去全てが、セピア色に輝くようになるんじゃないか…
そうあって欲しい
今ある辛さは、いつかセピア色に輝くための、人生ドラマにかかせない演出
そうあって欲しい
娘は僕に似て勉強ができない